○次元俳句524・背後(空間)14・堤高嶺01・2021-04-02(金)
○「後ろより水のささやき座禪草」(堤高嶺01)
○季語(座禪草・晩春)(「→現代俳句データベース」より引用)【→次元俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】
【鑑賞】:次元の「背後」第14弾。そもそも「次元・背後」に注目したのは「→とつぷりと後暮れゐし焚火かな」(松本たかし)あたりからだった。「背後」をはじめとして「後ろ」「背を向ける」「振り向く」などの語句が入る。掲句は春水の流れる音がともなう背後である。
○堤高嶺(つつみたかね)(1929~2014)
○好きな一句「猫の鳴く物かげの雪寒に入る」02
○季語(寒に入る・晩冬)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)
【Profile】:山梨県出身。甲府市にて「裸子」を主宰した。毎日新聞山梨面「文園」前俳句選者。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます