●特集俳句452・学校俳句2-1(夜学子)・小野恵美子01・2019-10-09(水)
○「無月なる夜学子の席とびとびに」(小野恵美子01)
○季語(無月・仲秋)(「俳句小歳時記水原秋櫻子編(大泉書店)」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2・検索3・検索4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:夜学の教室に生徒は群れ溢れてはいない。机には空席があり「とびとびに」座っているのは常の風景である。今夜の満月はみごとに雲のむこうに隠されている。
●小野恵美子(おのえみこ)
○好きな一句「よそほはず会ふや九月の風の中」02
○季語(九月・仲秋)(引用同上)
【Profile】:1942年東京都出身。1959年より「馬酔木」に投句。1986年「馬酔木」新人賞。1997年「馬酔木」賞。「馬酔木」同人。
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