●特集俳句0150・気象=雨09・河合曾良・2013-11-29(金)
「なつかしや奈良の隣の一時雨」(河合曾良01)
季語(時雨・冬)
奈良の隣とは伊賀。曾良が伊賀に滞在中の松尾芭蕉を訪ねたときの句ということです。「ひとしぐれ」ですからほろと来てすぐに止んだ時雨なのでしょう。
○河合曾良(かわいそら)(1649~1710)
代表句「卯の花をかざしに関の晴れ着かな」02
季語(卯の花・夏)
信濃国上諏訪に生まれ、20代で→西山宗因の俳諧に手を染める。35歳の時に→松尾芭蕉と会い、その後「おくのほそ道」の旅に随行、「曾良旅日記」を記し、芭蕉の旅の動静を詳細に記録して後世に伝えた。
〈1年前の記事〉
●色彩俳句0105・色01・久保より江・2012-11-28
●色彩俳句0105・色01・久保より江・2012-11-28「ねこの眼に海の色ある小春かな」(久保より江01)季語(小春・冬) 今回の色彩は具体的な色名ではなく、なんら...
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます