●色彩俳句357・赤25・後藤立夫1・2017-11-15(水)
○「白よりも赤の寒さう寒牡丹」(後藤立夫1)
○季語(寒牡丹・三冬)(→「諷詠>立夫主宰のページ>除魔神事」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:白い寒牡丹よりも、どちらかといえば赤い寒牡丹のほうが寒色を帯びている。しかし、もともと牡丹は初夏の花。どちらも寒風の中で寒そうに見える。
●後藤立夫(ごとうたつお)(1943~2016)
○好きな一句「灯をともし牡蠣船さらに暗くなる」(『見えない風』2001)2
○季語(牡蠣船・三冬)
【Profile】:東京都国立市出身。1975年、「諷詠」入会、同人。1976年、「ホトトギス」に投句始める。2002年、「諷詠」副主宰、2012年、「諷詠」3代目主宰就任。父は→後藤比奈夫。祖父は→後藤夜半。
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