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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

■次元俳句644「まぼろしのごとき花影水にあり」(三枝かずを)

2024-04-14 04:56:00 | 次元俳句

●次元俳句644・反射9(空間)・三枝かずを01・2024-04-14(日)
○「まぼろしのごとき花影水にあり」(三枝かずを01)
○季語(花影・晩春)(→「俳誌のサロン>歳時記>花影」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえけこせそてとぬねのふへむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:桜の花は実景でも、そもそもまぼろしのようなものである。ゆらゆらと水に映る花影であればさらに「まぼろし」の度数はたかまるであろう。


三枝かずを(さえぐさかずを)
○好きな一句「春の雲らしき雲らしからぬ雲」02
○季語(春の雲・三春)(→「残日録」より引用)

【Profile】:1932年千葉県富津市出身。医師。学生時代から「やはぎ」俳句会に入り、加賀谷凡秋に学ぶ。「晴居」を経て「ホトトギス」同人、「玉藻」同人、かずさホトトギス会代表選者。


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