○方法俳句585・形象文字19・小山徳夫01・2022-06-02(木)
○「鬱の字のやうに榎の茂る塚」(小山徳夫01)
○季語(茂り・三夏)(「俳句界201306」より引用)【→方法俳句-索引1・索引2・索引3・索引4・索引5】【→俳人一覧(あ・いい・いた・うえ・お・か・き・くけこ・さ・し・すせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や・ゆ~)】【→俳句結社索引】
【鑑賞】:これは一本の榎の大木であろう。それを大木の一歩外から眺めている。こんもりと密に茂る様子が「鬱」の漢字である。陰鬱の鬱ではなく鬱蒼の鬱である。
○小山徳夫(こやまとくお)
○好きな一句「沈思せよ黙考せよと蟇」02
○季語(蟇・三夏)(引用同上)
【Profile】:1935年長野県小海町出身。1992年「遠嶺」入会、→小澤克己に師事。遠嶺賞受賞。2011年「爽樹」創刊代表。その後名誉顧問。
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