●色彩俳句0299・■色022・藤勢津子01・2016-10-04(火)
○「その色を尽して寂し吾亦紅」(藤勢津子01)
○季語(吾亦紅・秋) 「そのいろをつくしてさびしわれもこう」(「俳句年鑑2012年版角川書店」より引用)【→色彩俳句-索引1・索引2・索引3・索引4 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:その色とは吾亦紅の紅色(#d7003a)。けなげに紅色を尽くせば尽くすほど寂寥感がつのります。
●藤勢津子(とうせつこ)
○好きな一句「どう見ても誰に聞いても毒茸」(『遊学』2013)02
○季語(毒茸・秋) 「どうみてもだれにきいてもどくきのこ」(→「俳句魂」より引用)
【Profile】:1942年、香川県坂出市出身、京都府城陽市在住。「運河」(→右城暮石主宰)・「晨」(→宇佐美魚目主宰)・「鳳」(高道章代表)所属。
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