●特集俳句0288・傘の俳句07・田口風子01・2016-07-17(日)
○「すつぽりと日傘に影を入れ歩く」(田口風子01)
○季語(日傘・夏) 「すつぽりとひがさにかげをいれあるく」(「俳句201510」より引用)【→特集俳句-索引1・索引2 →俳人一覧(あ・い・うえお・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:季節がら「傘の俳句」は4回目の「日傘」。たっぷり日除け効果のある大きめの日傘です。さらに日傘に影がすっぽりと入るほど太陽がまだ高いところにあります。
●田口風子(たぐちふうこ)
○好きな一句「浅草にポンプ井戸漕ぐさくら時」(『朱泥の笛』2008)02
○季語(さくら・春) 「あさくさにぽんぷいどこぐさくらどき」
【Profile】:1949年、佐賀県出身。1991年「若竹」入会、→加古宗也に師事。2000年「若竹」賞受賞。「若竹」同人から編集長。俳人協会幹事。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます