俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句413・五指3・渡邊孤鷲1・2019-01-08(火)
○「意を決す手袋に五指分かち入れ」(「渋柿」)(渡邊孤鷲1)
○季語(手袋・三冬)【→五体俳句-索引1・索引2・索引3 →俳人一覧(あ・い・うえ・お・かき・くけこ・さ・しすせそ・た・ちつてと・な・にぬねの・はひ・ふへほ・ま・みむめも・や~)】
【鑑賞】:しばらく決めかねていた事案であったが、ついに決断をした。手袋の五本の指がばらばらに動き一つの結論に到達したのだ。
●渡邊孤鷲(わたなべこしゅう)
○好きな一句「竹筒に挿して水仙なほ高し」(「渋柿」)2
○季語(水仙・晩冬)(「俳句201707」より引用)
【Profile】:1983年「渋柿」入会。米田双葉子に師事。2015年「渋柿」七代目主宰に就任。松山渋柿会長兼任。2015年俳人協会愛媛県支部副支部長・愛媛俳句協会常任理事・松山俳句協会理事。2016年俳人協会幹事。
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■Pickup「手袋(生活・三冬)」5句(20190108)
01「古びゆくもの手袋と掌と」(透次)(『起伏』2013)(三色絵俳句106)
02「手袋にキップの硬さ初恋です」(藤本とみ子)(『午後の風花』2013)(五感俳句204質感・硬3)
03「ふかふかの手袋が持つ通信簿」(井上康明)(『四方』2000)(好きな一句)
04「手袋を脱いで握りし別れかな」(川口松太郎)(好きな一句)
05「意を決す手袋に五指分かち入れ」(渡邊孤鷲)↑