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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句0310・身体011・川上三太郎01・2016-12-20(火)

2016-12-20 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句0310・身体011・川上三太郎01・2016-12-20(火)
○「の底の底に灯がつく冬の酒」(川上三太郎01)
季語(冬の酒) 「みのそこのそこにひがつくふゆのさけ」(→「紋章川柳のブログ」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「火」ではなく「灯」であるのがこの句の光っているところ。まさしく冬の酒。身体の底の底にポッと灯るように効きます。

 

川上三太郎(かわかみさんたろう)(1891~1968)
○好きな一句「われは一匹狼なれば痩身なり」02
川柳 「われはいっぴきおおかみなればそうしんなり」(引用同上)

【Profile】:東京府出身。川柳作家。大倉商業学校(現・東京経済大学)卒。→井上剣花坊に師事。1929年国民新聞の選者となり、「国民川柳会」を結成。1934年『川柳研究』を発行、詩性と伝統を追求し→時実新子など多くの後進を育てた。

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