すみれのつ・ぶ・や・き

花がすき、cafeが好き 菫の
日々のつぶやき...

裕次郎追憶

2006-01-21 | サロン


窓際に置いている本の入れ替えをした。
懐かしい本が出てきた・・「石原裕次郎」
もう10年以上前に求めた本。

生い立ちから銀幕のスターとして輝くマルチな姿が
全ページに鏤められている。
表紙は裕次郎本人による自画像である。

53歳の短い生涯、鮮烈な青春を駆け抜けて早々と逝ってしまった
高校に入ったばかりの頃、部活をおさぼりして友達と映画を見に行った
記憶がよみがえる。
白い八重歯をキラッと見せて笑う横顔とあの低音の魅力・・
湘南ボーイ、知らない世界の魅力がいっぱい。
誰もが憧れの的だったあの頃。

お店に置いたら懐かしいと仰って皆さんよく読んでくださった。
さすがナイスガイの大スター。
表紙の傷みが物語っている。

「この本どこかにまだ売っているかしら?」よく訊ねられる。
青春時代の切ないくらいの憧れと思い出。
誰もが持っている懐かしい過去、青春・・それがこの本にはいっぱい詰まっている。