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至福の瞬間。

酒と肴の旨い日々。

04ボワ・ルカ。

2007年11月17日 | ワイン。
日本人女性としてロワールで獅子奮迅の活躍をする新井順子さんのワイン、トゥーレーヌ ソーヴィニヨンブランを飲んでみました。

よく考えたら、これまでKUNIKOとOTOSANは飲んだことあったけど、白は初体験。

最近飲むソーヴィニヨンブランは以前イメージしていたピーマン系青臭さを全然感じない。

このソーヴィニヨンブランもまた然り。

ライチ、ユリ、シロップに少しディルのような香り。
飲んでみてもピュアな果実味と派手さのない落ち着いた旨味、程よくとれたバランスも申し分ない。

あまりに日が経ってしまったので、飲んだときの興奮が文章にのってこないんだけど、本当においしかった。

たった数年でこの域に達した新井さんの努力にただただ敬服。

ご馳走様でした。

07ヌーヴォー。

2007年11月16日 | ワイン。
というわけで、今年もヌーヴォー解禁です♪

ここ数年、我が家でヌーヴォーのトップを飾るのは、ジャン・フォワイヤール。

Beaujolais Nouveau 2007
Jean Foillard

ホントに外れがないこの造り手のヌーヴォーを、今年も真っ先に抜栓。

ちょっとヌーヴォーにしては色が濃ゆい。

グラスについで最初の香りは赤いベリーに
ちょっと除光液のような科学的なにおい。

???

どうした、フォワイヤール!
と思っていたら、そんなにおいはスワリングですぐに解消。
還元香の一種だったのかしら。

そのあとは特有の梅やエリンギ系きのこの香りにベリーが絡んで、とてもいい香り。

ヌーヴォーなのでタンニンをあまり感じないのはいいとして、
果実の甘みがとってもみずみずしい。
口に含んだワインが、飲み込む前に味蕾やら口中の細胞から
体の中にしみこんでいく感覚!

これこれ。今年もこんにちは、フォワイヤール。
難しい07年もおいしく仕上げていただきました。

07ヌーヴォーはまだまだこれから堪能しますよ♪

ヌーヴォーイヴ。

2007年11月14日 | ワイン。
明日は今年のボージョレ・ヌーヴォー解禁日。

今年はマスコミの大騒ぎもなく、いつになくひっそりしたヌーヴォーな気がする。

ヌーヴォー解禁を前に、ちょっとアップしてみました。

最近、ネット上でヌーヴォーに対してネガティヴな意見が多いように感じる。

まぁ好き嫌いは個人的なものなので、とやかくいうつもりはないのだけど、「ヌーヴォーなんて早飲み用の安ワインでおいしいわけない」とか「ヌーヴォーを喜んで飲むのは初物好きの日本人だけ。恥ずかしい」みたいな話が散見される。

まぁそう思う人はそれでいいんだけど、そんな理由で敬遠するなんてもったいない話だなぁ、と毎回思う。

ヌーヴォーは確かに早飲み用かも知れないけど、早く飲んでおいしい作り方をしてるんだから、熟成だけではないワインの魅力を楽しむ絶好の機会だと思う。

それに、ボージョレの土地は他のブルゴーニュに比べて圧倒的に畑価格が安いので、自然派を始め志ある若い生産者が増えていて、確実にレベルがあがってきている。

それは間違いなくヌーヴォーにも反映されていると思う。


初物好きの日本人も多いに結構でしょ。

四季の移ろいが豊かな日本だからこそ、初物で季節を感じる心を育ててきたと思うし、それは恥ずかしいどころか誇らしいと思うんだけど……。


……。


なんてゴタクを並べてしまいましたが、ヌーヴォーはお祭り!
「今年ももうヌーヴォーの季節かぁ」なんていいながら栓を抜いて、みんなで楽しくおいしく飲めればいいや♪

そんなこんなで、明日が今から楽しみです!

ヴィオニエ。

2007年11月04日 | ワイン。
ながらくブログをさぼってしまった・・・。
たまにくる、「なんだかいまいち更新に気が乗らない」病の発病のせい。

しかしながらその間もワインはサボらず飲んでいたので
だいぶたまってしまいました。

全部更新するほど病が治っていないので
印象に残ったものだけで。

最近白ワインといえばヴィオニエを飲んでました。

写真の左はビオゲットという作り手。
ラムネ瓶というのでしょうか。パッチンとふたのできる瓶に入っています。
ワイン名も「Vin de pique-nique」(ピクニックのワイン)となっているので
ラベルの写真のように、太陽の下サラダやバゲットとともに
楽しく飲んでください、とのことのよう。
ヴィオニエ特有の香りがあって果実味も豊富。
深さは無いけど、本当にピクニックでみんなでわいわい飲むワイン。
これはこれであり。


写真の右はローヌで大岡さんが醸すル・カノンのヴィオニエ版。
通常のラベルと違うところは右上に緑のペンで手書きで「V」と入っているところ。
・・・。
それでいいのかしら。

ワインは本当に秀逸。
紅茶かと見紛うほど、グラスに注いだ瞬間からオレンジ色に変化していく。
もちろん無濾過なので細かい澱はたーくさんあるのだけど、
「そんなのかんけーねぇ!!」みたいな。

レモンティーやらライチやら蜂蜜の濃厚な香り。
めまぐるしく変わっていく。
分厚い果実の甘みとカツオだし系の旨みが押し寄せる。
奥のほうにグレープフルーツの皮のようなちょっとした苦味と酸味があって
ぼってりとした印象を免れる。
激旨。

ホントに大岡さんの作るワインはツボが多い。

こんなワインが2000円ちょいで買えるのだからすごい。
また是非買って飲みたいワイン。

ココ・ファーム vol.2 。

2007年10月11日 | ワイン。
さて、いよいよワイナリー見学ツアー。

といっても今は醸造、瓶詰の真っ最中というわけで、しかも毎日開催のお手軽ツアーなので、醸造施設までは見ませんでした。

それでも、畑にまつわる話やスパークリングワインを作る際のデゴルジュマンの話を聞きながら熟成庫や畑を見ることができたのは、とってもおもしろかった。

写真は斜面の中腹あたりで栽培しているカベルネ・ソーヴィニヨン。

斜面の上部では、ココ・ファームのトップキュベ第一楽章に使われるマスカットベリーAが植わっているとのことだったけど、山頂への道は途中で通行止めみたいなロープが張られていたため、やむなく断念。

それでも、平均傾斜38度という急勾配を体験できてよかった。
もちろん息は切れ切れですけど。

改めてこの斜面を開墾した方々の偉大さが身にしみました。

ともかくもカフェもワイナリーも大満喫。
家で飲むための「第一楽章」もしっかりとゲット!

北千住乗り換えで2時間程でこられるこの素敵なワイナリー。
11月に開かれるという収穫祭も興味津々。
都合が着けばかならず行きたいと思います。

あー、楽しかった♪

ココ・ファーム vol.1 。

2007年10月10日 | ワイン。
10月6日は、日本酒造りの美醸会で稲刈りが行われました(参加した皆さん、お疲れさまでした)。

そんな中、私は仕事で残念ながら参加できず…。
無念。

てなわけで、悔しかったので明けた日曜日に稲刈りの代わりに以前から行ってみたかった栃木は足利市にあるワイナリー、ココ・ファームに行ってきました。

詳しくはココのサイトを見て欲しいんですが、もともとはハンディキャップのある方々のための施設、こころみ学園が母体です。

そこの方々が畑を開きブドウの苗を植え、多くの努力をなしながら樹を育て収穫を行い選果し、醸造を経てワインが作られます。

一文でずらっと書いてしまいましたが、コレは本当に大変なことです。
こころみ学園の皆様を始め、このワイナリーに携わるすべての方々に頭が下がる思いです。


ワイナリーに着いてまずは、あらかじめ予約しておいたランチをいただきました。

ココ・ファームが誇る数々のワインとそれに合わせた料理をいただく、何とも幸せなコースです。

テラス席からは急斜面に開かれたブドウ畑が上まで一望できます。
写真はその写真です。
ちなみにワインも料理も撮り忘れました。がっつき過ぎ・・・。

いただいたワインは以下のとおり。
1.NOVO1995
2.農民ブラン
3.甲州FOS
4.秋のロゼ
5.赤ワイン(カベルネ、メルロ、タナ、ノートンのセパージュだったんですが名前を忘れてしまいました・・・不覚)
6.タナ・ノートン
7.ロバの足音

スパークリングのNOVOはシャルドネ、リースリング、ピノを110ヵ月(!!)熟成させた後、シャンパーニュと同じく瓶内二次発酵させたワイン。
色がとても濃く泡立ちもきめ細かく、香りも複雑で旨味を湛えたドライな飲み口。
間違いなくココ・ファームを代表するキュベだと思う。
グラスで出していいのかな、これ…。

甲州は白ブドウを赤ワインのように長期間、スキンコンタクトをしたとかで、ロゼみたいな色合い。
色合いのとおり白ワインなのに少しタニックでおもしろい!

赤は両方ともタナ入り。
南仏マディランで育つタナ種が、足利でも真っ黒な個性を発揮しているのがなんだか不思議な気分。
でも甘やかなタンニンはとてもなめらかでおいしい。

お料理はワインに合わせて
アミューズ
野菜のスープ
フロマージュ盛り合わせ
大根とからすみ(ボッタルガ)のサラダ
那須豚の西京焼きと焼きしいたけ
栃木和牛のステーキ

どれもおいしいんだけど、一番印象に残ったのは豚のガルニチュールで出された椎茸。
オリーブオイルと柚子胡椒で味付けされているものの、噛むごとに口に広がる香りと滋味深い味わいはホントに驚き!
きけば、こころみ学園の方々が、山中で原木栽培されているとのこと。
あまりにおいしかったので、お土産(自宅用のね)に買ってしまいました。


あまりにこのランチを満喫しすぎて、そのあとに予定していたワイナリー見学ツアーの回をずらしていただきました。

ちなみにこのカフェ、美醸会でムチャクチャお世話になっているひっひーさんの妹さん(しかもひっひーさんに激似!)がいらして、
食べるのに夢中でまわりが見えてない私たちをとてもあたたかくフォローくださいました。
混み合っていて忙しい中、本当にありがとうございました。

大満足のランチでした。


さて、次はいよいよワイナリー見学の話をアップしまする。

ブラインドその1。

2007年10月05日 | ワイン。
うららかな日曜のお昼時に届いたワイン。

まぁ我が家ではよくある光景なんだけど、今回は少し勝手が違う。
なぜなら、私は注文した覚えが無いから。

酒屋のお中元かと錯覚したものの、そうではなく
相方が私に内密に頼んだものと判明。
まぁお中元が来るような家じゃないしね・・・。

このワイン。
もちろん何が届いたのか、私は知りません。
つまり、「たまにはブラインドテイスティングでもしてみよう企画」で
注文してくれたワインでした。

こんな酔狂な企画を内密に立ててくれる相方に本当に感謝(泣)。


ありがたく、その晩にやってみました。ブラインド。

色は明るく、香りは特徴的。
梅かつおこぶ茶漬け風な酸味と出汁の香りが入り混じった、幸せな香り。
窒息しそうなくらい吸っていたい、とても好きな香り。

味わいもピュアな果実味と軽やかなタンニン。
甘みの加減もちょうどよくて心地いい。
全身に沁みわたる癒し系ワイン。
旨し。


間違いなく自然派のガメイ。と予想した私。
あとは地域と生産者を特定するだけ。

その「するだけ」が悩ましい・・・。
最初、ロワールのガメイかと思いました。
ボワ・ルカとかピュズラとか。でもハズレ。

そこでピンときて出した答えがシャソルネイ。
コサール名義のボージョレかと思ったけど、さすがにそこまではあたらなかった。

Domaine de Chassorney
Bourgogne Passetoutgrain 2005

ドメーヌ シャソルネイ
ブルゴーニュ パストゥグラン 2005

このワイン、大好きです。
シャソルネイって少し価格帯が上目で敬遠し気味の感があったけど
このワインで一躍ファンになってしまった。
単純なので。

パストゥグランでこんなにおいしいなんて。
もちろん05ヴィンテージの恩恵もあると思うけど
このスタイルはど真ん中。

今後もシャソルネイを飲むことを誓います。

そして、ブラインドでこんなワインを出してくれた相方にももちろん感謝。

実はブラインドワインはもう1本あるんだけど
これはまた後日のアップということで。

ぱかれ。

2007年09月26日 | ワイン。
ひょんな事は突然訪れるものでして。

ひょんな事からうちにパカレのコルトン・シャルルマーニュがやってきました。
しかもヴィンテージはパカレのファーストヴィンテージ(たしか)、2001年。

コルトン・シャルルマーニュ 2001
フィリップ・パカレ
Corton Charlemagne 2001
Philippe Pacalet

ひょんな事とはいえ、大枚払ったものです。
タイ米で勘弁してほしいくらいです。

ちょっと事情があって既にあいていたので
思い切って飲んでしまいました。


・・・。

すげぇ。


旨いというよりすげぇ。



冷蔵庫に一晩入れていたので当初は少し冷え気味で
香りも味も落ち着き気味だったのが、温度の上昇とともに
本来の力をぐんぐんと発揮してきて旨みの塊へ大変身。

香りは、青リンゴ、ナッツ、クリーム、ヤクルト(古田兼任監督、お疲れ様でした)、
グレープフルーツ、黄色系の花などなどなど。大洪水。

果実味が溢れているのにミネラルがきっちりとしていて全然だれない。
奥に苦味があってアクセントになっているし、ホントに旨し!!
味に透明感があると思いました。わかりづらいですけど。

すんごく旨いすまし汁を飲んだような感覚でしょうか。
旨みはしっかりしているのに透明感が一番印象に残る感じ。


確かに独特の香味があって好き嫌いが分かれるかも知れないけど、
私は断然好き派。体にしみこんでしく感がとても気持ちいい。

あーーーーー、至福。
思わず手のしわとしわを合わせちゃうくらい幸せ。

ふくろう印。

2007年09月11日 | ワイン。
ワインに興味がある人なら、というか無い人もコンビニやスーパーで見かけたことがあるんじゃないでしょうか。
この特徴的なオレンジラベルのふくろう印。

南フランスから飛んできたふくろう。
キュベ・ミティーク
La Cuvee Mythique

ラングドックの生産組合が醸すワインということで
初めて目にしたときは興味があったんだけど、
その後のワイン雑誌他へのあまりの記事広告の多さに
食傷気味になってしまって、手を伸ばしかねていました。

それがどういう風の吹き回しだか、ちょっと手にとってみました。


キュベ・ミティークのブランはヴィオニエとソーヴィニオン・ブランというセパージュ。

ヴィオニエの果実味がとても印象的でアプリコットとか柑橘の香りが強いんだけど
なんか少し焼けたような感じ。アルコール分がちょっと浮き気味というか。
状態がよくなかったのかな。

あと一歩でおいしいのに、みたいな。惜しい。

でもすごいいろんなところで見かけるような生産量の割には
レベル高いと思う。

こういうセパージュで生産量が多いってのは結構大変だと思うし、
選択肢が広がるってのは大歓迎。
白はシャルドネだけじゃないんだぞ、みたいな。
そういう気概があるのかも。生産者も輸入元のサッポロも。

ちょいと強気な価格設定もまぁ仕方ないかな。

先入観を多少捨てて、今度は赤も飲んでみようかな。

エグリ・ウーリエ

2007年08月28日 | ワイン。
先日、お祝い事があったので久々に家でシャンパーニュをあけました。

エグリ・ウーリエ
ブリュット トラディション グランクリュ

EGLY-OURIET
BRUT TRADITION GRAND CRU

セパージュはピノ・ノワール70%にシャルドネ30%。
私が飲むには珍しく黒ブドウ系のシャンパーニュです。


まず抜栓直後の香りが、シャルドネ系シャンパーニュより濃ゆい。
柑橘系でいえばグレープフルーツの華やかな香りというより、
もっとエキスの濃い夏柑とかそっち系。
プラスきのこ香にちょっとバルサミコ酢の香り。

ただ、さすがに白いお酒ですので、ジャムとかベリーとか
そこまでの香りではないかな。

味も香りの印象の延長線といった感じ。
黒ブドウの影響なのか、ほんの少しタンニンの印象もあって
それがいいアクセントになっていてとてもとてもおいしい。

大地からの恵みを受けたエキスが溢れているといった感じで
なんとなくで使っていいのかわかりませんが、滋味深いってのは
こういうことをいうのかな、と思いましたよ。


エグリ・ウーリエは自然派生産者の中でも傑出した存在の一人
とは聞いていたものの、こんなに旨いとはね。
出会えてよかったです。
また見つけたら買いだなぁ。


ちなみに後日譚ですが、うっかりシャンパンストッパーをかけ忘れて
一晩冷蔵庫に入れてしまったため、1/3を残してガスが飛んでしまいました。

ところがところが。
このガスが抜けたシャンパーニュが白ワインとして普通にべらぼうに旨い。
っつーか、最近飲んだ白ワインの中で1,2を争うかも。
恐るべし、エグリ・ウーリエ!!