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イーマネージでもある程度いけますね@アルテッツ=235ps

2011-04-14 15:36:47 | インポート

いままで本格的に弄ったことのないトラストのイーマネージ。

アルティメイトはそこそこ使えるサブコンですが

イーマネージは基本的にエアフロ改ざん機なので、良いイメージがありませんでした。

実際マップを見てもさわれるところが非常に少ないのですが

食わず嫌いは良くないと、1台セッティングしてみました。

結果から言うと、ノーマルベースやNAのライトチューンであればそこそこ対応できます。

今回はSXE10 アルテッツァで腰上はノーマルで

腰下がエスプリのキットを使って2.2Lに排気量アップした車両です。

エキマニやマフラー、レーシングサクションなど一通り手が入っています。

もともとのデーターでパワーチェックすると225ps 

アルテッツァの割には良い数字だと思います。

排気量アップが効いているのでしょうね。

でも高回転のA/Fが若干濃く6500rpmからレブまでキレイに回らないのと

可変バルタイが本格的に稼動する4500rpmまでのトルクが若干細いのが気になります。

当然このデーターにはプロテクトが掛かっていて、アサダサンはそんなの知りませんので

データーをオールリセット。つまり純正CPU制御の状態でパワーチェックすると

190PS前後でした。

排気量アップしているので中間域がかなり薄くなるのと

もともとの安全マージンで高回転はかなり濃い状態。

パワーも出ないし、中間域はブローの危険性有・・・最悪ですね。

1からデーターを作ってゆきます。

スロットル&回転マップを使って該当する部分のエアフロ電圧を改ざんします。

燃料マップではないので、A/Fとにらめっこしながら

どれだけ擬似信号を送るとどれだけA/Fが変化するのかを見ながら決定して行きます。

こんなときもダイナパックの回転固定モードは非常に便利です。

3000rpmから7500rpmまで500rpm刻みにA/Fをチェックできます。

(VPROのときは100回転刻みで細かくセッティングしますが

 イーマネージは500回転刻みなので・・・)

中間域は多いところで15パーセントほどエアフロ電圧を増量。

高回転域は3パーセントほど電圧を減量。

これで中間域のトルクがでて、高回転まで一気にぶん回ります!

その後は点火の調整ですが、これが曲者です。

エアフロ電圧を弄っているので、メインCPUの方で点火はずれてしまっています。

基本的にエアフロ電圧が増える=流入空気量が増えると点火は進角

電圧が少なくなると点火は遅角されるのがほとんどです・・・が

これは実際に信号を入力してノッキングが発生していない事を確認しながら

パワーグラフを見て行かないといけません。

要するに結果論的なセッティングになります。

今回も高回転付近は進角も遅角もさせない方がパワーがでました。

中速域は7度ほど進角です。

っで結果的には10psアップで

Sn3o2105

235PS

NAの割には結構早いですよ!


ランエボ7 セッティング!

2011-04-11 21:57:46 | インポート

ダイナパックでのパワーチェックやセッティング依頼が増えてきました。

体感ではあまり分からない部分がグラフと数字でバシッと表示されますので

キチンとした仕事(セッティング)をしないと逆に店の評判を落としてしまいます。

結構本気モードに入らないと、いい数字は出てきません。

その中でも結構パワーアップしたのがこの車

Sn3o2097

見た目はエボ9.5ですが中身はエボ7です。

エンジンはノーマルでエキマニ、Fパイプ、マフラーは効率重視のものに交換。

ストレートサクションにエアフロレスです。

タービンは純正交換タイプのハイフロータイプでブーストは1.4Kです。

セッティングのビフォーアフターはこんな感じです。

Sn3o2098

ブーストは一切あげずに、パーツも一切交換せずに

燃料調整と点火マップの書き換えのみで37PSアップです。

 

もう一つはダイナパックの負荷の設定をどのようにすると

実際の道路を走っているときと同じような状況にできるのか

車種ごとに検証しています。

ダイナパックには負荷の掛け方として大きく分けると4つあります。

スタート回転数からストップ回転数までを何秒で回すか秒数を設定するRAMPモード

何秒間に何回転ずつ上昇させていくかを設定するSTEPモード

より細かくステップする回転数を設定できるSTEP Sモード

そして1秒間に何回転上昇させるかをダイレクトに設定するSWEEPモード

このSWEEPモードを使用すると比較的簡単に実走行と同じ負荷を掛けることが出来ます。

まずは、平坦な道でいつものようにアクセル前回で加速します。

ログが取れれば決めれた回転上昇に何秒掛かったかを計算します。

例えば4900rpmから6900rpmまで5.5秒掛かったのであれば

平均すると約363rev/sとなり、この数値をダイナパックに入力すればOKです。

ただこの数字は車や馬力、駆動方式、空気抵抗によりバラバラですので

このデーターを蓄積してゆく事が店のノウハウにつながってゆくと思います。

幸い、今までのセッティングデーターで色々な車種のログがたくさんあるので

大体の車のrev/sは把握できています。

これからはどうやってパワーの出るセッティングをするのか

ブログ上で少しづつ紹介してゆきたいと思います。

逆にこんなパターンはどうする?等、質問があれば店頭で相談にも応じますよ!

(セッティングに関する質問が電話とかメールで来ると

 アサダサンはかなりぶっきらぼうに対応しますのでご遠慮ください。笑)


ん~・・・?わからん・・・。

2011-04-08 18:59:06 | インポート

3月24日に車両から降ろしたエンジンがありました。

180SXに乗っていたSR20エンジンでそのときのカムはこんな感じ

Cimg4580

TOMEIのポンカムが入っていました。

んで、ヤフオクで売却し、4月1日に出庫 数日で先方に到着したのですが

「カムが錆びていて使い物にならない」との事。

?と思いながらも先方から送られてきた画像を見るとかなり無残な状態になっているので

エンジンを引き上げに行き、自分の目で確認してみるも・・・

Sn3o2096

写真だとあまりひどくないように見えますが現物はもっと真茶っ茶で ブツブツです。

金属加工に詳しい人に色々と聞いてみたけど、カムカバーをかぶせた密閉状況で

なおかつ、オイルが塗布されているのにもかかわらず

数日で錆びることは普通ではありえないとのことでした。

海水、もしくは酸でも混じっていれば別だけど・・・。

原因の予測がつく人います?


早くも600psオーバー車両出現!

2011-04-08 10:30:00 | インポート

600馬力と言うとチューニングエンジンにとって一つの壁のような数字です。

R35GT-Rだけは別ですが・・・(ブーストアップで600ps超えます・・・。)

アサダサンもR34GT-RのRB26で600ps越えの車両を製作できたのは

店を始めて8年後でした。

その600psを軽々と超えたのがこの車両

Sn3o2090

GT-RSをツインで回すこの車のパワーは

Sn3o2092

約670PS トルク75kg

実走でもめちゃくちゃ速い車でした。

RB26恐るべし!

 

続いてはアコード CL1 ユーロRをパワーチェック。

Sn3o2093

ホンダエンジンはNAでも基本的にカタログ値どうりの結果になります。

優秀ですね。

マツダのB6やBP トヨタノ4A-G 日産SR20DEなどのNAエンジンは

大体カタログ値を2割から3割下回ってきますので

ホンダエンジンがいかに優秀か分かると思います。

 

他にもアルトラパンのフルチューン車やZ33の吸排気チューン車両

パルサーGTIRなどのパワーチェックをしましたがどれもまずまずの結果を出していました。


各車パワーチェック

2011-04-01 21:01:28 | インポート

今週は色々な車をパワーチェックしてデーターを採取していました。

実走行時に取ったログと比較して、

どれぐらいの負荷設定をすると実走行とおなじような抵抗になるのか

FF FR 4WD ターボ NAで検証して、

今後のセッティング時のデーターに役立てたいと思っているので

今後しばらくは検証が続くとおもいます。

あとは単純なパワーチェックもボチボチ台数をこなしました。

まずはアサダサンのセヒーロとパワー勝負した

I さんのJZX100 マーク2は基本的にノーマルで自作マフラーとパワーFCポン付けで

Sn3o2071

セフィーロとの比較の為係数を1.0で測定し240PS。

ローラーなら290PS弱となるので、15万キロ近く走ったエンジンの割には元気だと思います。

・・・がセヒーロも係数1で260PS。

アサダサンの勝ちです。ご褒美にミスドのオールドファッションを買ってもらう約束です。

続いて、ヘッドチューンの効果を見比べる為にチューン前のロードスターのパワーチェック。

Sn3o2061

係数を1.2にしても94PS・・・ショボイorz。

ヘッド面研で圧縮をあげて、燃焼室加工を施しどこまでパワーが上がるか楽しみです。

お次はFD3S 6型 RX-7 TD06-20Gタービンです。

Sn3o2067

Sn3o2074

今回から係数を最初から1.2にして表示させてあります。

  423PS トルク52K いい感じです。

そしてもっといい感じだったのがこちらのスターレット

EP91で特にでかいタービンが付いている訳ではないのにブースト1.0で

Sn3o2072

180PS トルク23K!

4E-FTEで実測180PSでればかなり速い車になりますね。

最後はAE111エンジンに載せ換えたAE86

4スロを制御するのはなんとモーテック しかもプライベーターで・・・

Sn3o2069_2

実測で150PS近く出ています。

ただ高回転でA/Fがかなり濃くなってしまっているので、もう少しリセッティングすれば

160PSは狙えるんじゃないかと・・・。

二桁代のパワーが多いAE86で150PS出ていれば十分な気もしますが。

今日はこのあたりでお仕舞いですが、

明日以降は

AP1 S2000 

RNN14 パルサーGTIR

SXE10 アルテッツァ

CL1 アコード

FD3S 3型RX-7

CP9A ランエボ6 GT3037タービン仕様

CT9A ランエボ7 ハイフロータービン仕様

BCNR33 GT-R GT-RSタービン仕様など

パワーチェックは果てしなく続いていきそうです・・・。