修理依頼とリセッティングで持ち込まれたJZX100は試運転でもとにかく遅い・・・。
エンジンルームを見てみるとついている物は1級品ばかりでパーツの選択は間違いなさそうです。
タービンはHKSのGT3037 ProSでアクチュエーター式の中では最大級の風量です。
ブーストコントローラーの設定ブーストを見ると1.3k。
3037で1.3kもかければ少なくとも380psは超えてゆくと思うのですが
パワーチェックしてみると338ps orz
燃料が濃いのかと思いきや
結構薄いA/Fです。
これならパワーでてもおかしくないんだけど・・・んっ?
1.3kかかるはずのブーストが1.08までしか上がっていない・・・?
ブーコンのゲイン(オフセット)が、ずれていました。
ブーストが低くなることによって1.3k時は一瞬しか読まれないようなマップを
長時間読むことになり、そのせいでA/Fが薄くなっていたんだと思います。
ゲインを再調整してして1.3kまでかかるようにしてA/Fはそれなりの数字に戻りましたが
パワーはいまいちです。
結局Vproのデーターを作り直すことにしました。
もともとインストールされていたデーターは点火時期がかなりリタードされていたようで
最終的にはブースト1.3kで475ps 60kgのトルクになりました。
もう少しブーストを上げたいところですが、エンジンの状態を把握していませんので
このあたりが安全圏ですかね。
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