ブーストコントローラーにてブーストアップを行っているデモカーのR35ですが
最終的なブーストのセッティングも終わったので、
メインCPUで燃料と点火のセッティングを行いました。
R35ぐらいになると高回転域は点火はリタードさせてノッキングを防ぎ
空燃費もあまり薄い方向には持っていきません。
SR20エンジンやRBエンジンの場合のように
高回転域の燃料を絞って点火を進めてパワーアップ!
と言う図式がなりたたない車の一つです。
今回も主にエンジンが欲しがる燃料をバルタイと合わせて考えながら
各部をセッティングし結果は
トルク86.6kg/m@4000rpm
パワー577.2ps@5800rpm
緑色の線がメインCPUのロムチューン+アペックス製のマフラーのみで最大ブースト1.0弱
青色の線がHKS製のサクション+ROMチューン+アペックスのマフラーでブースト1.0弱
赤色の線が上記の仕様+EVCでブースト1.3強に設定した時で
橙色がCPUにてセッティングを行った結果です。
ブーストコントローラーでブーストアップした場合は
純正のソレノイド制御に比べ、空気の入り方が一気に変るので
バルタイの変更をしたほうがトルクが伸びます。
パワーもぼちぼち出ましたけどトルクが85kオーバーしたのには驚きました。
サクションパイプを大容量化したのがかなり効いていると思います。
ノーマル触媒を使用したバージョンとしては上出来だと思いますが
今後は強化アクチュエーターで高回転のブーストのタレを防ぐことによるパワーのかさ上げ
SARD製のメタルキャタライザーによる第一次触媒の排圧の低下
インタークーラーパイピングのアルミ化によるハイブースト対策などを行い
燃料ポンプをもう少し強化させた上で630ps前後を狙って行きます。
でも577PSでもオシッコちびりそうな加速しますよ・・・。