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毛糸流プライズのリペイント

2012年05月06日 | 毛糸流プライズのリペイント
以前プライズのリペイントの方法を聞かれた事がありました。
その時はコメントのレスで答えた止まりなので、今回写真付きで改めて解説したいと思います。
あくまで毛糸流なので、実戦される場合は自己責任でお願いしますね。

では今回の見本の、セガプライズ「エクストラ:白黒猫フィギュア」です。


これを頑張って引っこ抜いて、強制キャストオフ(苦笑)します。


プライズによっては、見えないためおぱんちゅの塗装が超テキトーな場合があります。
今回はまさにそのパターンで、実に演習解説向け。
おぱんちゅから腰まで、まとめて白一色。

この塗料を綺麗に落として、ピンクのおぱんちゅに塗り直してみましょう。

この白を剥がすため、用意しますは「強力瞬間接着剤専用はがし剤:液状」。

100円ショップで手に入るはがし剤ですが、ジェル状と液状のものがあります。
私は使い勝手的にこの液状を使用しています。

この液状はがし剤をティッシュに数滴含ませて、こすりつけるように拭きますとこんな風に剥がしていくことができます。

これを地味に何回も繰り返して、塗装をはがしていきます。
ここで毛糸流として以下の注意点が。

 1.パーツは肌色の成形色でないといけない
  これは、塗料を剥がしてリペイントする場合大抵おぱんちゅと腰は一体成型になっていますので、
  肌色のリペイントするスキルがない私としては、利用できるものは最大限に利用します。
  また、ストッキングを黒ニーソなどにするといった部分的な塗装剥がしの場合も、色を落とせば
  よいだけになるので安心作業です。

 2.何回も繰り返して拭きすぎない
  やはりはがし剤は溶剤である以上、塗料を剥がすだけでなく下地のソフビ素材も溶かしてしまいます。

  分かりにくいですが、肌がテカっている部分ははがし剤がソフビ素材を溶かし過ぎています。
  こうなってしまった場合、紙やすり400~600番台でやすりがけをして整えます。
  この工程を行うためにも「1.」のように素材は肌色でないと肌色のリペイントも必要になります。
  ※やすりをかけると表面がつや消しっぽくなるので、他の肌色との調合性が必要になります。

これを地味に行い、おぱんしゅの白を落とすとこうなります。

腰が肌色一色なので、遠目には「履いてない」状態(苦笑)。

このあとは、自分の好きな色におぱんちゅを塗り直すためにマスキングして

色を塗って、艶消し塗料で仕上げ(シルクとかのツヤ仕上げが嫌いなもので)して


リペイント完了です。

塗装の際に、マスキングをこだわれば、縞パンも作成できます。
見本は、以前リペイントした初音ミク。


以上、毛糸流のプライズリペイント術でした。
あくまで我流なので、実践される場合は自己責任でよろしくお願いします。
恐らく最初に立ちふさがる壁は、腰パーツをちぎってしまうことなく接合部分を外せるかどうかだと思います(苦笑)。頑張ってください!
私もまれに失敗します・・・。

  

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