古いキットのため軟質素材がへし折れるといったアクシデントがおこり、またもや静岡相談センターにパーツを取り寄せる事になりました。
その後パーツが届き、何とか完成させる事ができました。
今回も画像多めでお送りします。

まずは素の状態でぐるっと一周。





素組と比較すると、こんな感じです。


ちなみに、MGザクVer.2.0と比較するとこんな感じ。

私なりに設定画を元に改修してみたのですが、いかがでしょう。
胸部や太ももの形の状改装があったので、今回はフレーム基部以外全塗装にしました。
メインの色「キャラクターフレッシュ(1)」は肌色に近い色味ですが、OVA1~2話の印象からすると、キットの色味よりこちらが映像の配色に近いかなと思っています。
また、MGパワードジムと同じように、汚し塗装に仕上げました。
実験機相手の仮想敵機な上に場所が荒野なので、さぞ土で汚れているだろうという想定です。
(実際、パワードジムにボッコボコにされていましたし)
まずは上半身から紹介です。



胸部は、パテとプラ板を中心に設定画に近づけてみました。
(というか、MGジムカスタムみたいに他のMGへの流用があった訳でもないのに、なんであんなアレンジにしたんだろう?)
MGザクVer.2.0を参考に腰の回転も仕込もうと画策したのですが、腰前装甲部分の形状がネックで良い案がまとまらず、断念しました。
キットのままなので、腰は回転できません。
トリントン基地のマークは、取扱説明書だと左胸部側面でしたが、左肩前面に変更することで所属基地をよりアピールしてみました。
本当はMGパワードジムに合わせて右肩に貼りたかったのですが、ザクF2の形状では無理でした。
後、地味ですが、盾や肩アーマー装甲の裏面をグレー系で塗る事で「複合素材」っぽくしました。
(写っていませんが、腰アーマー裏面もグレー系で塗っています。)
コックピットは開閉しますが、普段開閉しないので、中のパイロット(キース?)は塗ってません。

ちなみに、「コックピットの開閉スイッチはここですよ」的マーキングシールが付属していました。
しかし、公式で案内されている貼り場所は、なんと胸部装甲前面右部!
そんな被弾や衝撃が多いところに、ハッチのスイッチ設定はおかしいですよカテ○ナさん!
なので、胸部中央側面に貼りました。
頭部は、軸周辺を一旦本体基部から切り離し、1mm分厚みをつけて再接着することで、軸そのものを高くしました。
これにより、頭部の大きさは変わっていませんが、より顎が引けるようにしたことで、頭部が見える面積を増やして印象に変化をつけてみました。
また、首の軸を延ばした効果のためか、よく動くようになりました。


モノアイはWAVE「Hアイズ(ピンク)」の5mm径に交換し、裏に「ミラーフィニッシュ」を貼ることで、沈まないようにしました。
元々が可動式だったので、クリアパーツの差し替えても問題なくモノアイは動かせます。
MGザクVer.2.0は首の動きと連動しているため、首を横に動かすとモノアイも追従するように動きます。
実はあの機能、好きじゃなかったんですよねぇ(苦笑)。
ザクマシンガンが斜めを向いている時とかは、頭は横を向かせて目は正面を向いて欲しいのに、それができない。
モノアイは、このMGザクF2のように、好きに動かさせて欲しいです。
腕左右。


左右の肩のデザインが違うのが「ザク」らしいところです。
肘の装甲が薄く感じたので、プラ板で3mmほど厚くしました。
しかしながら今度は右肩のシールドに肘が干渉するようになってしまったので、そちらの軸も若干延長しました。
肘横のマイナスモールドは、キットのままだと造形が甘かったので、コトブキヤ「マイナスモールドII」をはめ込みました。
(これは、肩や腰アーマーの部分も同じです)。
手首の指の可動は、MGパワードジムと同じ方式(親指・人差し指・残り指一体型)ですが、造形が良かったのでそのまま使用しています。

手首の可動範囲も悪くないので、武器の両手持ちにも困りませんでした。
差し替えで、指を大きく開いた拳が左右分付属していましたが、使いどころが難しいです。

可動範囲について。
肩の軸基部は、前回のMGパワードジムの肩軸同様に、前方向にも動くように改造しました。
なお、MGパワードジムのように可動軸を仕込むのではなく、基部の一部を削ることで前方向にも動かせるようにできました。

この改造のおかげで、後述する武器の両手持ち時に武器を正面に構えることができるようになりました。
上記に加えて、見えない範囲で肘上部のポリキャップ周辺を削ったので、肘も少しだけもっと曲がるようになりました。

地味な工程ではありますが、おかげでかなり可動範囲が広がりました。
続いて下半身。
今回、一番手が入ってます。


太ももを四角っぽくして、膝アーマーの形状を変えて、足首に可動を仕込んで、動力パイプにスプリング仕込んで・・・。
すね以外、全部です(汗)。
太ももは、ポリパテ盛って、ひたすらヤスリで削りました。
膝は結構曲がりますが、太ももは形状を改修したため、あまり足を上げたり横に広げたり、捻る回転といった股関節部分は、ボールジョイント故に控え目な可動範囲です。
その膝にあるアーマーは、ある程度ポリパテで形を整えた後、プラ板で平面を調整しました。
しかし、その膝アーマーについて、ブログ用写真の撮影後に、造形についてのミスに気づきました。
膝アーマーって、フレームに密着していたんですね。
ポリキャップの差し込み口があり、またパッケージのイラストから、てっきりすねの装甲に密接しているものだと思ってました。
ところが、HGUC版ザクF2やMGザクVer.2.0シリーズを見る限り、膝アーマーはフレームに密着しており、すねのアーマーに密接するモノではありませんでした。
ここまできているのでどうしようか悩みましたが、気付いた以上は作り変えました。

可動の違いに気付いたのがブログ掲載用の写真を撮り終わった後でしたが、可能な限り撮影し直しました(膝を大きく曲げている写真を主に)。
内部フレームにシリンダーがあったので、MGパワードジムでは見送った金銀塗装を今回施してみました。

でも、かなり膝を曲げないと見えない箇所にあるため、軽く凹みました。
足首は、形状を徹底画に近づけるのと合わせて、つま先の可動もできるように改造しました。
しかし足首自体の可動が、縦はともかく横にはほとんど可動しないので、ポージングの時の踏ん張りが効かなくて困りものです。
なお、HGUC版ザクF2でも足首のつま先は個別可動しないので、ここは我がキットにおいて数少ない優位ポイントです。
背面を含めた、ノズル関連。


設定通り、ノズルの部分は赤く塗装しています。
足の裏面のノズルは、可動加工の実験の際にうっかりぶった切ってしまったためパーツの取り寄せでしたが、次やるときは上手く切断したいです。
各武器について。
MGザクF2シリーズの武器は、ジオン側にある武器が連邦軍仕様側にはなかったり、その逆もまた然り。
例えば、連邦軍仕様にはザクマシンガンが付属していますが、ジオン軍仕様にはザクマシンガンの代わりにMMP80マシンガンが付属しています。
また、ジャンプ用ロケットブースターや脚部装着ロケットランチャーは、連邦軍仕様では劇中では装備されていないので付属していません。
全部の武器を揃えて装備させると、ゴテゴテと大変なことになりそうです。
まずは、ザクマシンガンから。


取扱説明書によると、正式名は「MMP-78」。
後期型のため、パーツの分解性や部品の調達性が向上しているそうです。
また、一般的なザクマシンガンと違いグレネードがついていたり、ストック部分が伸縮したりと、実銃を意識した意匠の造形です。
また、マガジン部分や銃身は、腰に担架することもできます。

装備状態。

いわゆる「ザク」の定番的シルエットです。
ザクマシンガン保持用に専用手首が付いていましたが、いざ使ってみるとスカスカで安定しませんでした(涙)。
現状はデフォルトの可動指の手首を使用していますが、今後の保持力維持次第では手首を専用手首に戻すかも・・・?

肩の可動の追加により、いずレの手首を使用しても、かなり正面に向けてザクマシンガンを構えることができます。
ヒートホーク。


これも「ザク」を象徴する、近接格闘用武器。
アタッチメントを装着することで、左腰に担架できます。

プラモの取扱説明書を見ると左腰に担架するようですが、OVAを見る限り右腰に装備しているようです。
もちろん右側にも担架できますが、刃の状態から左側でないと不自然な状況になってしまいます。
装備状態。

その大きさのため、ビームサーベルと違い持っても見栄えが地味です。
しかし映像的な記憶に間違いなければ、キースがザクで敵MSを倒した唯一の武器です。
その雄姿がこちら。

頭部を破壊された状態で、見事ドムトローペンを撃破です。
(当然、写真は頭部を引っこ抜いただけです)
OVAのザクF2連邦軍仕様ではこれ以上武装していませんでしたが、MGではその他にもいろいろ武器が付属しています。
まずはザクバズーカ。


ディティールこそ細かくなっていますが、基本的なシルエットは変わっていません。
なお、スコープ部分に取り付けないといけない部品があったのですが、すっかり忘れて撮影しちゃいました。
装備状態

ザクマシンガン同様、両手で保持した際に正面に向けてバズーカを構えることができます。

バズーカは、肩に担いでなんぼですね!
対空砲弾マガジン。

ヒートホークをアタッチメントに装着する際、この「対空砲弾マガジン」も一緒に担架できます。
ザクマシンガンの丸い弾倉を外してこちらを取り付けるとのことですが、そんな装備あったかな?と思ってOVAを見返してみると、ありました!
第4話で、スパイのオービルがアルビオンから脱走した時に乗っていたコアファイターを撃墜するザクF2のマシンガンに装備されていました。
細か!
装備状態。

丸いマガジン弾倉を外してこのマガジンを差し込みます。
しかしながら、大きい丸いマガジンが無くなる分印象が弱くなるので、ポーズ付けてみました、
ハンドグレネード。

OVA第4話で、隠れているモンシア隊に向けて放り投げているシーンがありましたが、まさかキットに付属しているとは。
上記の対空砲弾マガジンといい、細かいなぁ。
流石に個別に外すことはできませんので、あくまで腰に担架するだけです。

シュツルムファウスト。


装備品として、キットに付属していました。
しかしながら、トリントン基地襲撃部隊もそうでしたが、使用していたのはドムばかりだったので、ザクが使っていた描写はありませんでした。
なぜザクに付属しているのでしょうか・・・?
装備状態。

ロケット砲なんですが、その形状上「銃器」ではなく「鈍器」に見えます(苦笑)
フル装備状態。
まずはOVA仕様で。

腰にヒートホーク(と、映ってませんが尻部に予備のマガジン弾倉)、手にはザクマシンガンと、ガンダムGP-02追撃時の装備です。
プラモに付属する武器一式のフル装備状態。


前から思っていたのですが、この方式で腰にバズーカを担架すると、バックパックのノズルをどんな方向に吹かしても誘爆するんじゃないでしょうか・・・?
ザクF2連邦軍仕様ということで、こんなシチュエーションも。

バニング:「ウラキ少尉はキースから銃を受け取れ!いいな?」
キース :「や、やあ、ハッハハハ。
実戦だってさ、コウ。参ったな?ハハ、ハハハハ」

アレン:「あれは!
バニング大尉!バニング大尉!
ジオンの回収艇発見!」
色々とポーズをつけて。









以上MGザクF2連邦軍仕様でした。

パッケージ画像っぽいカットで締めです。
ウチは主に缶スプレー塗装派なので参考になるか不明ですが、レシピは以下になります。
本体:Mrカラースプレー No.111 キャラクターフレッシュ(1)
胸部/足首:TAMIYAカラーMINI No.TS-6 マットブラック
武器/コックピット:TAMIYAカラーMINI No.TS-4 ジャーマングレイ
シュツルムファウト(本体):Mrカラースプレー No.40 ジャーマングレイ
ノズル(周辺):TAMIYAカラーMINI No.TS-42 ライトガンメタリック
ノズル(中):Mrカラースプレー No.108 キャラクターレッド
バックパックカバー:TAMIYAカラーMINI No.TS-38 ガンメタリック
シリンダー(金):TAMIYAカラーMINI No.TS-21 ゴールド
シリンダー(銀):Mrカラー No.8 シルバー(銀)
アタッチメント部分:Mrカラー No.317 グレーFS36231
汚し塗装:Mrカラー No.42 マホガニー
:Mrカラー No.19 サンディブラウン
※共に筆塗りによる塗装
正直、10年以上の前のキットということもありかなり難儀でしたが、最終的には完成させることができて良かったです。
手元にはガンダムGP-01、パワードジム、ザクF2連邦軍仕様とあるので、次はジム改といきたいですね。
RE1/100バウやMGヘビーアームズEW版も控えているので、作るとしても当分先でしょうが。
その後パーツが届き、何とか完成させる事ができました。
今回も画像多めでお送りします。

まずは素の状態でぐるっと一周。





素組と比較すると、こんな感じです。


ちなみに、MGザクVer.2.0と比較するとこんな感じ。

私なりに設定画を元に改修してみたのですが、いかがでしょう。
胸部や太ももの形の状改装があったので、今回はフレーム基部以外全塗装にしました。
メインの色「キャラクターフレッシュ(1)」は肌色に近い色味ですが、OVA1~2話の印象からすると、キットの色味よりこちらが映像の配色に近いかなと思っています。
また、MGパワードジムと同じように、汚し塗装に仕上げました。
実験機相手の仮想敵機な上に場所が荒野なので、さぞ土で汚れているだろうという想定です。
(実際、パワードジムにボッコボコにされていましたし)
まずは上半身から紹介です。



胸部は、パテとプラ板を中心に設定画に近づけてみました。
(というか、MGジムカスタムみたいに他のMGへの流用があった訳でもないのに、なんであんなアレンジにしたんだろう?)
MGザクVer.2.0を参考に腰の回転も仕込もうと画策したのですが、腰前装甲部分の形状がネックで良い案がまとまらず、断念しました。
キットのままなので、腰は回転できません。
トリントン基地のマークは、取扱説明書だと左胸部側面でしたが、左肩前面に変更することで所属基地をよりアピールしてみました。
本当はMGパワードジムに合わせて右肩に貼りたかったのですが、ザクF2の形状では無理でした。
後、地味ですが、盾や肩アーマー装甲の裏面をグレー系で塗る事で「複合素材」っぽくしました。
(写っていませんが、腰アーマー裏面もグレー系で塗っています。)
コックピットは開閉しますが、普段開閉しないので、中のパイロット(キース?)は塗ってません。

ちなみに、「コックピットの開閉スイッチはここですよ」的マーキングシールが付属していました。
しかし、公式で案内されている貼り場所は、なんと胸部装甲前面右部!
そんな被弾や衝撃が多いところに、ハッチのスイッチ設定はおかしいですよカテ○ナさん!
なので、胸部中央側面に貼りました。
頭部は、軸周辺を一旦本体基部から切り離し、1mm分厚みをつけて再接着することで、軸そのものを高くしました。
これにより、頭部の大きさは変わっていませんが、より顎が引けるようにしたことで、頭部が見える面積を増やして印象に変化をつけてみました。
また、首の軸を延ばした効果のためか、よく動くようになりました。


モノアイはWAVE「Hアイズ(ピンク)」の5mm径に交換し、裏に「ミラーフィニッシュ」を貼ることで、沈まないようにしました。
元々が可動式だったので、クリアパーツの差し替えても問題なくモノアイは動かせます。
MGザクVer.2.0は首の動きと連動しているため、首を横に動かすとモノアイも追従するように動きます。
実はあの機能、好きじゃなかったんですよねぇ(苦笑)。
ザクマシンガンが斜めを向いている時とかは、頭は横を向かせて目は正面を向いて欲しいのに、それができない。
モノアイは、このMGザクF2のように、好きに動かさせて欲しいです。
腕左右。


左右の肩のデザインが違うのが「ザク」らしいところです。
肘の装甲が薄く感じたので、プラ板で3mmほど厚くしました。
しかしながら今度は右肩のシールドに肘が干渉するようになってしまったので、そちらの軸も若干延長しました。
肘横のマイナスモールドは、キットのままだと造形が甘かったので、コトブキヤ「マイナスモールドII」をはめ込みました。
(これは、肩や腰アーマーの部分も同じです)。
手首の指の可動は、MGパワードジムと同じ方式(親指・人差し指・残り指一体型)ですが、造形が良かったのでそのまま使用しています。

手首の可動範囲も悪くないので、武器の両手持ちにも困りませんでした。
差し替えで、指を大きく開いた拳が左右分付属していましたが、使いどころが難しいです。

可動範囲について。
肩の軸基部は、前回のMGパワードジムの肩軸同様に、前方向にも動くように改造しました。
なお、MGパワードジムのように可動軸を仕込むのではなく、基部の一部を削ることで前方向にも動かせるようにできました。

この改造のおかげで、後述する武器の両手持ち時に武器を正面に構えることができるようになりました。
上記に加えて、見えない範囲で肘上部のポリキャップ周辺を削ったので、肘も少しだけもっと曲がるようになりました。

地味な工程ではありますが、おかげでかなり可動範囲が広がりました。
続いて下半身。
今回、一番手が入ってます。


太ももを四角っぽくして、膝アーマーの形状を変えて、足首に可動を仕込んで、動力パイプにスプリング仕込んで・・・。
すね以外、全部です(汗)。
太ももは、ポリパテ盛って、ひたすらヤスリで削りました。
膝は結構曲がりますが、太ももは形状を改修したため、あまり足を上げたり横に広げたり、捻る回転といった股関節部分は、ボールジョイント故に控え目な可動範囲です。
その膝にあるアーマーは、ある程度ポリパテで形を整えた後、プラ板で平面を調整しました。
しかし、その膝アーマーについて、ブログ用写真の撮影後に、造形についてのミスに気づきました。
膝アーマーって、フレームに密着していたんですね。
ポリキャップの差し込み口があり、またパッケージのイラストから、てっきりすねの装甲に密接しているものだと思ってました。
ところが、HGUC版ザクF2やMGザクVer.2.0シリーズを見る限り、膝アーマーはフレームに密着しており、すねのアーマーに密接するモノではありませんでした。
ここまできているのでどうしようか悩みましたが、気付いた以上は作り変えました。

可動の違いに気付いたのがブログ掲載用の写真を撮り終わった後でしたが、可能な限り撮影し直しました(膝を大きく曲げている写真を主に)。
内部フレームにシリンダーがあったので、MGパワードジムでは見送った金銀塗装を今回施してみました。

でも、かなり膝を曲げないと見えない箇所にあるため、軽く凹みました。
足首は、形状を徹底画に近づけるのと合わせて、つま先の可動もできるように改造しました。
しかし足首自体の可動が、縦はともかく横にはほとんど可動しないので、ポージングの時の踏ん張りが効かなくて困りものです。
なお、HGUC版ザクF2でも足首のつま先は個別可動しないので、ここは我がキットにおいて数少ない優位ポイントです。
背面を含めた、ノズル関連。


設定通り、ノズルの部分は赤く塗装しています。
足の裏面のノズルは、可動加工の実験の際にうっかりぶった切ってしまったためパーツの取り寄せでしたが、次やるときは上手く切断したいです。
各武器について。
MGザクF2シリーズの武器は、ジオン側にある武器が連邦軍仕様側にはなかったり、その逆もまた然り。
例えば、連邦軍仕様にはザクマシンガンが付属していますが、ジオン軍仕様にはザクマシンガンの代わりにMMP80マシンガンが付属しています。
また、ジャンプ用ロケットブースターや脚部装着ロケットランチャーは、連邦軍仕様では劇中では装備されていないので付属していません。
全部の武器を揃えて装備させると、ゴテゴテと大変なことになりそうです。
まずは、ザクマシンガンから。


取扱説明書によると、正式名は「MMP-78」。
後期型のため、パーツの分解性や部品の調達性が向上しているそうです。
また、一般的なザクマシンガンと違いグレネードがついていたり、ストック部分が伸縮したりと、実銃を意識した意匠の造形です。
また、マガジン部分や銃身は、腰に担架することもできます。

装備状態。

いわゆる「ザク」の定番的シルエットです。
ザクマシンガン保持用に専用手首が付いていましたが、いざ使ってみるとスカスカで安定しませんでした(涙)。
現状はデフォルトの可動指の手首を使用していますが、今後の保持力維持次第では手首を専用手首に戻すかも・・・?

肩の可動の追加により、いずレの手首を使用しても、かなり正面に向けてザクマシンガンを構えることができます。
ヒートホーク。


これも「ザク」を象徴する、近接格闘用武器。
アタッチメントを装着することで、左腰に担架できます。

プラモの取扱説明書を見ると左腰に担架するようですが、OVAを見る限り右腰に装備しているようです。
もちろん右側にも担架できますが、刃の状態から左側でないと不自然な状況になってしまいます。
装備状態。

その大きさのため、ビームサーベルと違い持っても見栄えが地味です。
しかし映像的な記憶に間違いなければ、キースがザクで敵MSを倒した唯一の武器です。
その雄姿がこちら。

頭部を破壊された状態で、見事ドムトローペンを撃破です。
(当然、写真は頭部を引っこ抜いただけです)
OVAのザクF2連邦軍仕様ではこれ以上武装していませんでしたが、MGではその他にもいろいろ武器が付属しています。
まずはザクバズーカ。


ディティールこそ細かくなっていますが、基本的なシルエットは変わっていません。
なお、スコープ部分に取り付けないといけない部品があったのですが、すっかり忘れて撮影しちゃいました。
装備状態

ザクマシンガン同様、両手で保持した際に正面に向けてバズーカを構えることができます。

バズーカは、肩に担いでなんぼですね!
対空砲弾マガジン。

ヒートホークをアタッチメントに装着する際、この「対空砲弾マガジン」も一緒に担架できます。
ザクマシンガンの丸い弾倉を外してこちらを取り付けるとのことですが、そんな装備あったかな?と思ってOVAを見返してみると、ありました!
第4話で、スパイのオービルがアルビオンから脱走した時に乗っていたコアファイターを撃墜するザクF2のマシンガンに装備されていました。
細か!
装備状態。

丸いマガジン弾倉を外してこのマガジンを差し込みます。
しかしながら、大きい丸いマガジンが無くなる分印象が弱くなるので、ポーズ付けてみました、
ハンドグレネード。

OVA第4話で、隠れているモンシア隊に向けて放り投げているシーンがありましたが、まさかキットに付属しているとは。
上記の対空砲弾マガジンといい、細かいなぁ。
流石に個別に外すことはできませんので、あくまで腰に担架するだけです。

シュツルムファウスト。


装備品として、キットに付属していました。
しかしながら、トリントン基地襲撃部隊もそうでしたが、使用していたのはドムばかりだったので、ザクが使っていた描写はありませんでした。
なぜザクに付属しているのでしょうか・・・?
装備状態。

ロケット砲なんですが、その形状上「銃器」ではなく「鈍器」に見えます(苦笑)
フル装備状態。
まずはOVA仕様で。

腰にヒートホーク(と、映ってませんが尻部に予備のマガジン弾倉)、手にはザクマシンガンと、ガンダムGP-02追撃時の装備です。
プラモに付属する武器一式のフル装備状態。


前から思っていたのですが、この方式で腰にバズーカを担架すると、バックパックのノズルをどんな方向に吹かしても誘爆するんじゃないでしょうか・・・?
ザクF2連邦軍仕様ということで、こんなシチュエーションも。

バニング:「ウラキ少尉はキースから銃を受け取れ!いいな?」
キース :「や、やあ、ハッハハハ。
実戦だってさ、コウ。参ったな?ハハ、ハハハハ」

アレン:「あれは!
バニング大尉!バニング大尉!
ジオンの回収艇発見!」
色々とポーズをつけて。









以上MGザクF2連邦軍仕様でした。

パッケージ画像っぽいカットで締めです。
ウチは主に缶スプレー塗装派なので参考になるか不明ですが、レシピは以下になります。
本体:Mrカラースプレー No.111 キャラクターフレッシュ(1)
胸部/足首:TAMIYAカラーMINI No.TS-6 マットブラック
武器/コックピット:TAMIYAカラーMINI No.TS-4 ジャーマングレイ
シュツルムファウト(本体):Mrカラースプレー No.40 ジャーマングレイ
ノズル(周辺):TAMIYAカラーMINI No.TS-42 ライトガンメタリック
ノズル(中):Mrカラースプレー No.108 キャラクターレッド
バックパックカバー:TAMIYAカラーMINI No.TS-38 ガンメタリック
シリンダー(金):TAMIYAカラーMINI No.TS-21 ゴールド
シリンダー(銀):Mrカラー No.8 シルバー(銀)
アタッチメント部分:Mrカラー No.317 グレーFS36231
汚し塗装:Mrカラー No.42 マホガニー
:Mrカラー No.19 サンディブラウン
※共に筆塗りによる塗装
正直、10年以上の前のキットということもありかなり難儀でしたが、最終的には完成させることができて良かったです。
手元にはガンダムGP-01、パワードジム、ザクF2連邦軍仕様とあるので、次はジム改といきたいですね。
RE1/100バウやMGヘビーアームズEW版も控えているので、作るとしても当分先でしょうが。
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