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☆ 緑 の 小 径 ☆ Verda vojeto ☆

エスペラントと野の花と。
Esperanton kaj sovaĝajn florojn.

笑いの効用

2010年11月19日 | たまには笑いを / Ridadon foje
二日ほど前、アクァフィットの駐車場に同時に到着したのが彼女だった。私の三倍はありそうな巨体、腹の底から笑う豪快な笑い、で面白い人だなとは思っていたのだけれど親しく話す機会はなかった。
その彼女が「お早う! 聞いても良い?」
と言う。挨拶する時に名前を呼んで挨拶するのが好きなんだけれど、あなたの名前をまだ知らないのよね、と。
覚えてもらいにくい名前だから、その人が覚えたいと思うまでは遠慮してるのよ。
と言ったら、私忘れないわよ、と断言した。
40年以上も知り合いなのに未だに私の名前を言えない人だっている、と言うより、覚えるつもりがないのよ。
と言ったら、例の豪快な笑いで「Get out here! (笑わせないでよぅ!)」
彼女の名はマリアン、何時も定期的に遅れて来る。
今朝、9時15分「もうそろそろ来る頃だ」と皆が話していたがマリアンのことだった。巨体を揺すって現れ、豪快に「お早う!」それから私を見つけると遠くからハッキリと発音の間違いさえ無く私の名を呼んで挨拶した。
「言ったでしょう、忘れないって。」
その後水の中の会話でマリアンは元教師と知った。名前を覚えられるわけだ。

今朝は何時もと違って、プールの深い方だけ使っての体操で結構疲れたが、何故かみんな笑いのもとを提供していて、ずうっと笑いっぱなしだった。
更衣室では誰からとも無く子供時代の話が出て、規則を破ってしかられた話とか、アイスボックスがどうしたとか、そうそうあの頃は・・と言う風に次から次と面白い話が出て笑いが絶えない。みなカナダ育ちだから、私の子供時代とは違った経験をしている。
シャーレーンが四才の時、泥まんじゅうを作って遊んでいたら、お母さんが「ちょっとそこ迄行って来るよ。オーヴンにはライス・プッディングが入っているけど、触っちゃダメよ」と言って出て行った。「オーヴン、火が入っているんだって」と言うわけで、泥まんじゅうを一緒に入れて焼いた話。ライス・プッディングも食べられなくなって・・・、とみな子供時代に帰って笑いこけていた。

このクラスは前に行って居た11時からのクラスより笑いが多い気がする。
笑いは最良の薬、と言われるが、確かに腹の底から笑った後は気が晴れ晴れする。