ぬるま湯から出る勇気は・・

雪にすっぽり入り込んだ

十日町越後水沢駅です。

絵本の中の駅のようです&emojiface_glad;



長い年月変わりなく仕事をしていると

それが生活の一部になります。

長ければ長いほど変わるのに勇気というものが必要なのですね・・



もう7・8年程前でしょうか

私はどうも何に対しても過干渉になってしまいます。

まるで千手観音のように

次々にこれでもかこれでもかと手をだしてしまいます。

子供の成長を喜びながらも

つい干渉しすぎてしまいます。



ある講演会に行ったとき

過保護は自信に満ちた子供に育てます

過干渉は自分の意思が無い子に育ちます

と公演してくださいました。

過保護なほど愛情を沢山もらうとコップに水をいれ

次第にあふれ出すように

時期が来ると親から巣立っていくようです。

過干渉になると自分の意思で動くことが無いため

指示でしか動けない人間になって

人間関係もわずらわしくなり

いつまでも第三者との交流が苦手になってしまうそうです。



当時仕事の人間関係にも

微妙な雰囲気が感じられ悶々としていたときです。

朝日新聞の広告欄に

人間総合科学大学の案内が目に留まりました。

【人間への「知」をこころ、からだ、文化、から総合的に学び多角的に人間を考察する】

資格とか学歴とかそんなものより

人の発達やこころの動きが知りたくて入学しました。

あれから丸4年。

本心をすぐに出せないところはかわりませんが

人をおおらかに見るテクニックを少しだけ身に着けたようです。



そして貪欲にただいろいろな知識を学ぶ事のすばらしさを実感しました。

井の中の蛙が大海を知ったみたいに

世の中には私なんか足元にも及ばない

一生懸命生きている人たちの集団のなかにいると

本当に私もがんばろうっと

闘志・意欲などがむくむくと湧いてきます。



案内所という

人と人とにかかわる職業について25年の歳月が流れました。

今はコンシェルジェという名前に変わり

無償の奉仕の精神から

営業の利益を得る仕事に変わってきました。

高速道路のインフォメーションという

かなり特殊な職業です。

特殊法人日本道路公団から民営化が始まり

どんどん組織が変わってきました。



弱いものいじめのように嫌といえない末端にしわ寄せがいって



結局一番改革したかったところが温存されたようです。

そんなところも

今回の辞めちゃおっかなぁって思い始めた動機があります。



私は頑張ることには値引きはしません。

つかめそうなチャンスはつかむ努力をしてきました。

これからもね。



砂の城から一歩　前に歩き出しましょ