『 グラディウス(FC版・1986)』
1986年4月25日にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用横スクールSTGで、グラディウスシリーズの第1作目です。1985年5月にコナミより稼動された同名のアーケードゲームの人気タイトルをファミコン用に移植したものです。
ちなみにオリジナルの『グラディウス』はその人気の高さから各種PCから家庭用ゲーム機にいたる数多くの機種に移植されおり、ファミコン版(以下FC版)は最初の移植でした。
2019年現在、FC版は3DSやWiiUのバーチャルコンソール、Nintendo Switch Onlineでの配信がされています。またミニファミコンこと『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』にも収録されいるのでレトロゲームの中でも容易に遊べるタイトルとなっています。
さてFC版はハードの制約上の関係からオプション(自機の分身)の数が2つに減少したり、レーザーが単発式の高速貫通弾になっているなどなどオリジナルに比べると大きく劣化しています。
しかしながらオリジナルでは自機前方を守るのみだったバリアが地形で削られない上に全身を守ってくれるものに変更されていたり、後年コナミコマンドとして知名度を得る「上上下下左右左右BA」によるフル装備コマンドなどなど多数の”裏技”が用意されいる点などFC版独自の趣向が凝らしてあります。
ちなみにFC版で採用されたコナミコマンドが確認されている中で一番古いコナミコマンドと言われています。本作は比較的難易度が高いゲームのためコナミコマンドの採用は難易度を下げ遊びやすくしています。
自機はパワーアップ制。上の画像の赤いカプセル(特定の敵編隊や、色違いの敵を倒す事により出現)を入手する事でパワーアップゲージが上昇し、ゲージの貯まり具合に応じたパワーアップを行なうことになります。
ゲージは一番左の「SPEED UP」から右へ順番に貯まっていきます。最後尾の「?(バリア)」まで貯まっている時に更に赤カプセルを取ると、ゲージが最初「SPEED UP」に戻る仕様になっています。またパワーアップを行なうとゲージはリセットされます。
ステージ構成はオリジナル版と変わらず全7ステージの無限ループ制。
各ステージの序盤には比較的簡単にパワーアップを行うことができる準備エリアが設けられており、それが終わると本格的にそのステージが始まります。
そしてステージの最後まで到達するとBGMが変化し敵の総攻撃タイムが始まります。そして総攻撃タイムを突破した後にステージボスが出現します。
画像は第1ステージの総攻撃タイムの火山。火山弾が容赦なく降り注ぎます。この他、各ステージには個性的かつ恐ろしい総攻撃タイムが用意されています。
第1ステージから第5ステージまでのステージボス・ビッグコアです。倒せずとも一定時間経過すると・・・。
どんなストーリー?
母なる美しき惑星グラディウスは、亜時空星団バクテリアンの激しい宇宙侵略攻撃により絶滅の危機にひんしていた。我々の惑星グラディウスを守るために、超時空戦闘機・ビックバイパーが今、暗黒の宇宙に飛び立った。壮大なる異次元空間とバクテリアンの総攻撃がビックバイパーを待ちうける。めざすは敵要塞ゼロス。エネルギーカプセルを集め、パワーアップだ! グラディウスを救えるのは君しかいない。勇気と集中力で、さあ、発進せよ!(「げーむのせつめいしょ(仮)」の当該ページより引用)
感想
いや~実に楽しかったです。
STG特有の爽快感に加え、様々な仕掛けの施されたステージを攻略していく楽しさに満ちていましたね。
何度もやられて歯をくいしばりながらもコツコツと取り組んでいけば少しずつ進んでいける絶妙な難易度に夢中になっちゃうんだよな~。
なのでお試しプレイのつもりがついつい面白くて本気になってしまい気が付けばステージ7をクリアしてました!
並のゲームではここまで夢中にはさせてくれないですね。
それからFC版もオリジナル版同様プレイヤーを甘やかさないストイックなSTGですが、ただ難しいだけじゃなくコナミコマンドという初心者救済方法も用意している心遣いもニクイですね。
FC版グラディウス
AC版グラディウス
1986年のファミコンゲームなのにオリジナル版を高いレベルで再現してますよね~。
ゲームシステムのみならず、グラフィックやBGMもオリジナルの雰囲気を壊さない素晴らしい移植です。アーケードとファミコンでは相当な性能差があるはずなのに感心しますよ。
そんな本作のBGMではステージ1とステージ4がお気に入りです。オリジナル版よりもテンポがよくて耳に残りました。
それからグラフィックではカッコいいものからキモイものまでそろっており、それらが混然一体となって形作るSF的世界観がとても素敵ですね。
ただ個人的なお気に入りは”モアイ”。
モアイは一見SFとは無縁でシュールなのに何故か嫌いになれないんですよね~。口をパクパクさせて攻撃してくる様もユニークで面白いです。
まぁそんなモアイが登場してくるステージ3はとっても凶悪なんですがね・・・。
そうそうグラフィックといえば本作のラスボスはキモかったですね~。
画面の真ん中にでっかい脳みそが鎮座。ひぃぃぃキモイ!お前はマモーの本体か!
でも全然○○してこないんですよね・・・。ラストバトルのハズなのになんだか拍子抜け。エンディングもかなり薄味で不満が残りました。
まぁすぐに難易度の上がった2周目が始まるので、そんなことゆっくり考える暇もないんですがね(笑)。
ワタクシはレトロフリークで遊ぶためにカセットを中古で購入しましたが、カセットの裏面に名前が書いてありました(笑)。
まぁちゃんと動作してくれたから別に問題ないのですが、なにせ30年前のカセットなので動作不良もありえるため、バーチャルコンソールかNintendo Switch Onlineで遊ぶのがより低価格で安心、お手軽だと思います。
以前TwitterにUPしたグラディウスのカセットの裏面です。きっとお母さんが名前を書いてくれたんだね。
田村くんは今何してるのかな~?あなたが持っていたカセットでクリア(1周ですが)しましたよ~。
それはさておき、FC版『グラディウス』は評判通り紛うことなき名作でした。コナミさん神移植をありがとう。
STGには連射機能ないと指がもげます。
嘘です。もげませんが、もげそうにはなります。そんなあなたにレトロフリークはいかがでしょう?
ってサイバーガジェットの回し者みたいですな~(笑)。
ということで今回はここまで、次回乞うご期待!
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1986年4月25日にコナミから発売されたファミリーコンピュータ用横スクールSTGで、グラディウスシリーズの第1作目です。1985年5月にコナミより稼動された同名のアーケードゲームの人気タイトルをファミコン用に移植したものです。
ちなみにオリジナルの『グラディウス』はその人気の高さから各種PCから家庭用ゲーム機にいたる数多くの機種に移植されおり、ファミコン版(以下FC版)は最初の移植でした。
2019年現在、FC版は3DSやWiiUのバーチャルコンソール、Nintendo Switch Onlineでの配信がされています。またミニファミコンこと『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』にも収録されいるのでレトロゲームの中でも容易に遊べるタイトルとなっています。
さてFC版はハードの制約上の関係からオプション(自機の分身)の数が2つに減少したり、レーザーが単発式の高速貫通弾になっているなどなどオリジナルに比べると大きく劣化しています。
しかしながらオリジナルでは自機前方を守るのみだったバリアが地形で削られない上に全身を守ってくれるものに変更されていたり、後年コナミコマンドとして知名度を得る「上上下下左右左右BA」によるフル装備コマンドなどなど多数の”裏技”が用意されいる点などFC版独自の趣向が凝らしてあります。
ちなみにFC版で採用されたコナミコマンドが確認されている中で一番古いコナミコマンドと言われています。本作は比較的難易度が高いゲームのためコナミコマンドの採用は難易度を下げ遊びやすくしています。
自機はパワーアップ制。上の画像の赤いカプセル(特定の敵編隊や、色違いの敵を倒す事により出現)を入手する事でパワーアップゲージが上昇し、ゲージの貯まり具合に応じたパワーアップを行なうことになります。
ゲージは一番左の「SPEED UP」から右へ順番に貯まっていきます。最後尾の「?(バリア)」まで貯まっている時に更に赤カプセルを取ると、ゲージが最初「SPEED UP」に戻る仕様になっています。またパワーアップを行なうとゲージはリセットされます。
ステージ構成はオリジナル版と変わらず全7ステージの無限ループ制。
各ステージの序盤には比較的簡単にパワーアップを行うことができる準備エリアが設けられており、それが終わると本格的にそのステージが始まります。
そしてステージの最後まで到達するとBGMが変化し敵の総攻撃タイムが始まります。そして総攻撃タイムを突破した後にステージボスが出現します。
画像は第1ステージの総攻撃タイムの火山。火山弾が容赦なく降り注ぎます。この他、各ステージには個性的かつ恐ろしい総攻撃タイムが用意されています。
第1ステージから第5ステージまでのステージボス・ビッグコアです。倒せずとも一定時間経過すると・・・。
どんなストーリー?
母なる美しき惑星グラディウスは、亜時空星団バクテリアンの激しい宇宙侵略攻撃により絶滅の危機にひんしていた。我々の惑星グラディウスを守るために、超時空戦闘機・ビックバイパーが今、暗黒の宇宙に飛び立った。壮大なる異次元空間とバクテリアンの総攻撃がビックバイパーを待ちうける。めざすは敵要塞ゼロス。エネルギーカプセルを集め、パワーアップだ! グラディウスを救えるのは君しかいない。勇気と集中力で、さあ、発進せよ!(「げーむのせつめいしょ(仮)」の当該ページより引用)
感想
いや~実に楽しかったです。
STG特有の爽快感に加え、様々な仕掛けの施されたステージを攻略していく楽しさに満ちていましたね。
何度もやられて歯をくいしばりながらもコツコツと取り組んでいけば少しずつ進んでいける絶妙な難易度に夢中になっちゃうんだよな~。
なのでお試しプレイのつもりがついつい面白くて本気になってしまい気が付けばステージ7をクリアしてました!
並のゲームではここまで夢中にはさせてくれないですね。
それからFC版もオリジナル版同様プレイヤーを甘やかさないストイックなSTGですが、ただ難しいだけじゃなくコナミコマンドという初心者救済方法も用意している心遣いもニクイですね。
FC版グラディウス
AC版グラディウス
1986年のファミコンゲームなのにオリジナル版を高いレベルで再現してますよね~。
ゲームシステムのみならず、グラフィックやBGMもオリジナルの雰囲気を壊さない素晴らしい移植です。アーケードとファミコンでは相当な性能差があるはずなのに感心しますよ。
そんな本作のBGMではステージ1とステージ4がお気に入りです。オリジナル版よりもテンポがよくて耳に残りました。
それからグラフィックではカッコいいものからキモイものまでそろっており、それらが混然一体となって形作るSF的世界観がとても素敵ですね。
ただ個人的なお気に入りは”モアイ”。
モアイは一見SFとは無縁でシュールなのに何故か嫌いになれないんですよね~。口をパクパクさせて攻撃してくる様もユニークで面白いです。
まぁそんなモアイが登場してくるステージ3はとっても凶悪なんですがね・・・。
そうそうグラフィックといえば本作のラスボスはキモかったですね~。
画面の真ん中にでっかい脳みそが鎮座。ひぃぃぃキモイ!お前はマモーの本体か!
でも全然○○してこないんですよね・・・。ラストバトルのハズなのになんだか拍子抜け。エンディングもかなり薄味で不満が残りました。
まぁすぐに難易度の上がった2周目が始まるので、そんなことゆっくり考える暇もないんですがね(笑)。
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まぁちゃんと動作してくれたから別に問題ないのですが、なにせ30年前のカセットなので動作不良もありえるため、バーチャルコンソールかNintendo Switch Onlineで遊ぶのがより低価格で安心、お手軽だと思います。
以前TwitterにUPしたグラディウスのカセットの裏面です。きっとお母さんが名前を書いてくれたんだね。
田村くんは今何してるのかな~?あなたが持っていたカセットでクリア(1周ですが)しましたよ~。
それはさておき、FC版『グラディウス』は評判通り紛うことなき名作でした。コナミさん神移植をありがとう。
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嘘です。もげませんが、もげそうにはなります。そんなあなたにレトロフリークはいかがでしょう?
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