v6くるくる日記

「幸せな社会のための技術を語りたい?」日記

ラスベガスに来ました(その4) タイ料理

2006-02-22 18:03:45 | 旅とグルメ

会議が終わって4人で外に食べに出ました。トロピカーナホテルのコンシェルジェはダメダメっぽかったので、向かいのMGMグランドホテルのコンシェルジェに、「アジア料理、例えばタイ」というリクエストを出してみました。で、「遠いけどniceよ」、というタイ料理屋を紹介してもらいました。昼はトロピカーナのバフェがイマイチだったので、夜ご飯に期待!です。

タクシーに乗ること10分ぐらい、そのタイ料理屋はひっそりとしたモールの中にありました(夜だったせいかもしれない)。当然、まず最初に「シンハー」と叫んだわけですが、なんとお酒は出していないとのこと。一緒に行った江崎先生によるとタイのきちんとしたレストランではださないところもあるらしいです。
#ちなみにご存知とは思いますが、シンハーはタイビールの有名ブランドです

オーダーは定番トムヤムクンに、サテー、カレーなど、飲み物としてタイアイスティーを頼みました。辛さが1-10まで10段階で指定できて、辛いのが得意な人も苦手な人もいたので、基本7でいくつか5も混ぜて注文しました。写真の手前が豆腐とインゲンの料理、その奥がシーフードグリーンカレーです。

肝心の味のほうですが、それはそれはgoodでした。上品な辛さで、エビも野菜も素材のよさが生きていました。タイアイスティーも甘く濃く、料理によくマッチしました。氷が微妙にスライスされていて、ちょっとしたところにもこだわっているようです。私の本日の一番料理は写真の豆腐とインゲンでした。ビールが飲めなかった分を差し引いてもお釣りが帰ってくるねと、みんなで満足しました。4人でおなか一杯食べて、お会計はUS$62、とっても安いです。

ラスベガスに行く方でアジア系ご飯の好きな方、お勧めです。以下に情報をのせておきます。

Archi's: Thai Kitchen
6360 W. Flamingo, Suite#A, Las Vegas, NV 89103
Phone: 880-5550

さあて、明日は何を食べるかな~

 


IPv6 World Congress開催その1

2006-02-22 17:05:33 | IPv6

ここラスベガスで、IPv6 World Congressが始まりました。各国や各地域の代表として20名弱が招待されたクローズドな会議です。

初日の今日は、各国や各地域のステータスレポートです。朝6時から夕方7時近くまでみっちり。日本からは江崎先生@WIDE・東大と私がレポートしました。やっぱり実用化とか本当に実運用しているという意味で、日本がダントツ一番進んでいることを再確認しました。私からは日本の導入事例を分析し、3つのパターンで導入が進んでいることを例をあげて説明しました。

他国のトピックとして、実フィールドを使った実証実験がいろんな地域で進行中です。アメリカではMetroNet6というプロジェクトがあります。カルフォルニアv6タスクフォースが中心となって、サクラメント市でアドホックネットやWiFiをからめたv6ネットを構築し、その上でテロや防災向けの緊急通報システムほかを実験するそうです。このほか、フランスやルクセンブルクなどでも同様の実験が進められています。日本のLiveE!とか、総務省の移行実証実験での15地域ソリューションなどを持ち込んではどうかというような話にもなりました。中国では2008年北京オリンピックでは正式とはならないようですが、ファシリティ管理や監視サービスなどでテストサービスが実施される見込みです。インドなどでは政府がIPv6について言及するなど、インドv6関係者の努力も少しずつ実を結びつつあります。中南米、アフリカなどではアカデミック以外では具体的な進展はあまりないようですが、各国でIPv6フォーラムができるなど、意識ある人が少しずつ普及啓蒙に向けた取り組みを開始しています。

韓国からの情報がないのですが、実は韓国は急に政府との会議が入って欠席だったのです。IPv6 Forum KoreaのHyoung Jun Kimさんは私の友人ですので、私が彼から頼まれて預かったプレゼンファイルで急遽しゃべりました(というか、彼からもらった原稿を棒読みしました)。韓国ってたまにこういうことあるんですよね。政府の権限が強く、外で約束した活動より中の仕事が優先するみたいです。Hyoung Jun KimさんとかはETRIという政府系の研究機関に勤めているのですが、結構、政府への対応、大変みたいです(笑)。

明日は2日目。ビジネスや技術のドライバについて議論する予定です。