写真の通り(笑)、学力サミットの翌日は帰りの飛行機に乗るまで宮古、及び伊良部島/下地島を満喫した。ここは地元人が神からの贈られた島だと言っているそうだが、本当にそういう気がする。ここは単なるリフレッシュというよりも、ずっと深い「気付き」を与えてくれる。
自然自体の奥深さもさることながら、住んでいる人の「生き方感」にも学ばされるところが多い。旅の途中で私がいろいろ話した方々も、偉い先生から飲み屋のおネエさんまで、地元民だけでなく、東京とか関西から移り住んだという人のほうがむしろ多数であるが、「そういう方々が選択した人生」を学んでいることになるのかもしれない。
中でも今回のサミットや実験の首謀者:-)の猪澤さんは20年ぐらい前に奥様と一緒に関西から移り住んでこられた。都会でのSE業が本当に世の中のためになっているのだろうかという疑問から、お金の奴隷にならない生活を目指して、宮古に脱出されたという。現在、猪澤さんの関心事は環境と教育である。その志の高さと実行力にも共感するところだが、奥様ともども非常に他人に対して柔らかく、気遣いのある姿勢は本当に感服する。
そういう人々との付き合い、究極の自然美とから得た「気付き」は、自分は何なのか、何をどうしていくべきか、ということに関することなのだが、どうも文字にしてしまうと、安っぽくなりそうなのでここでは書かない。たぶん、自分は訪問前と後とで、違う自分になっているだろう。自分でも意識できないぐらいかもしれないけど。