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「幸せな社会のための技術を語りたい?」日記

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経験的なSNS論(1ヶ月経過編)

2006-08-02 23:48:51 | IT社会論とでもいうべきもの

ネット文化論的な意味合いで、SNSに興味をもち、実際にmixiをはじめてみて、ほぼ1ヶ月がたった。やってみないとわからないことがたくさんある、ということがよくわかった。それでもまだまだわかっていないこともあるだろうし、私とか私の周辺の使い方が標準なのかはわからないので極めて限定的な見方であることも最初にお断りしておく。

SNSはまず一義的には「もともと知人である人たちのコミュニケーション」を促進するためのものということ。何人かでテーブルを囲んでランチをとりながら、あるいはゆったりしたラウンジでウィスキーでも飲みながら、真面目な話もくだらない話をする。そういうリアル世界の雰囲気を、そのまま空間を越えて広げてバーチャルに持込んだものだ。さらに、忙しければ話を聞かなくても、あとから聞いてもよい。つまり非同期で個人の都合にあわせたコミュニケーションを可能にする。時空間の柔軟なコミュニケーションの仕掛けが知人同士の距離をぐっと縮めている気もする。

知らない人とのコミュニケーション、これは少々難しい気もする。お互いのバックグラウンドを知らなさ過ぎるとかがあるのか、コミュニティ(mixiにおける特定トピックのチャットの場)でのやりとりも、双方向的なコミュニケーションというよりは個人の言いっ放しの羅列みたいな風情がある。しかし、コミュニケーションの前段である「出会いのきっかけ」にはなるらしい。私の場合も出身大学オーケストラの同じ楽器の学生さんと会話したりしたが、これは従来の環境ではありえない。mixiで彼女見つけたとか、オフ会で盛り上がったなどという知人の話も聞くので、こういうものをツールとして活用できる人は人間関係ももっと豊かにできるんだろう。

さて、SNSがブログや2チャンネルと何がどう違うのか? 
少なくともmixiは2チャンネルの一部に見られるような無法地帯ではない。紹介制でのクローズドな「作り」がそこにいる人々の暗黙の規範を作り出している。CODEというほんの著者レッシグ流に言えば、「規範やアーキテクチャ等によって人の行動が制約される」ということなんだろう。

そんな安心感のある規範の中で、人々は極めて日常的なことを伝え合う。今日コレを食べた、どこへ行った、どう思った、などなど、さして大したことのない会話が、人と人のつながりを強化していく。

mixi会員は爆発的に増加中だそうだ。その理由の一端もわかった気がする。「コミュニケーション促進のサービスネット」というとらえ方をしたときに、mixiって、ある種のFMC(固定移動連携)アプリ/ネットなのだ。PCからでも携帯からでも「コミュニケーション」できる。FMC的な仕掛けが、電車の中での時間つぶしにやっている人、夜寝る前に疲れをいやそうと思う人、会社の空き時間で息抜きしたい人、携帯で文字打つのが苦手な人、PC持ってない人、世の中のさまざまな要求をみたし、その人たちのコミュニケーションを促進するのだ。設計者がどこまで意図しているかはわかんないけど、実によくできている。

当分はまりそうだ(笑)
#私の知人のかたでmixi入っておられない方、ご招待しますので、メールください。

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1 コメント

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いつのまにやら。。。 (wataru@example.co.jp)
2006-11-01 16:34:46
河野さんのサイトから、です。亀レス、です。

Globalなあら~の様、いつのまにやらblogやら、mixiに手を染めておられたのですね。。。
(CoCoなF氏(で多分お分かりになるかと。。。)と共に歓談を期待しつつ。。。)

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