v6くるくる日記

「幸せな社会のための技術を語りたい?」日記

広告

※このエリアは、60日間投稿が無い場合に表示されます。記事を投稿すると、表示されなくなります。

IPv4アドレス枯渇を直感的に理解する

2006-11-19 23:41:38 | IPv6

最近、ミクシイに浸かってしまっていて、こちらのブログはちょっとご無沙汰でしたが、それなりにコンスタントにアクセスもあるようなので、ちょっと書いてみようと思います。
#私を直接ご存知の方はミクシイで私を捕まえてマイミクにお誘いください!

さて、今回はIPv4アドレス枯渇を直感的に説明しようと思います。

IPv4アドレス全体を256個に区切るとします。すると、マルチキャストとかその他のお約束で使えないところを除くと、あと使える量は55個(IANAプール)残っています。

一方、最近の使用量(IANAからRIRへの割り振り量)です。

2004年 9個
2005年  13個
2006年 10個

2007年以降もこのペースだとすると、あと5年ということになりますね。2011年末がXデーとなります。

まあ、これより加速する可能性もありますし、またルールをきびしくすれば延命もできるかもしれません。私は後者がビジネスを止めることになるので到底よいこととは思えませんが。

ちなみにここ数年、回収の努力はしていますが、現在のところ回収に成功した量は数個にとどまっています。回収しても1年以下の効果しかありませんので、努力に比べて焼け石に水なのがお分かりになるかと思います。


コメント (12)   この記事についてブログを書く
« 経験的なSNS論(1ヶ月経過編) | トップ | Web2.0的な人たちといわゆるI... »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (wataru@example.co.jp)
2006-11-20 10:48:09
ビジネスについては、(directな)IP到達性vsコンテンツ到達性、というところかなぁと思い始めています。(kohnoさまブログでも書いてみましたが)

コンテンツ到達性があればdirectなIP到達性がなくても、というi-mode/3Gのような状況であるのであれば、ATM/FRのごとく、トランスポートレイヤのアドレスの付け替えで、コンテンツの到達性を確保する、ということもありなのでは、と思うところです。(IPv4が真に枯渇してくると、こういった状況がより加速されるような???)

一方、ネットゲームとか、待ちうけとかの関連でport number指定で、address書き換え無しのdirect IP到達性がある意味必要となるようなところで、IPv6が使われるようになれば、という気もします。(IPv4アドレスの高騰がおきれば、それトリガ?)

なんか、IPv4=コンテンツ到達性が確保できればよいアプリケーション、IPv6=(address書き換え無しの)direct IP到達性が必要なアプリケーションという形になっていくような気がしています。(どちらが儲かるかによって、IPv6が頑張れるか否か?)

Unknown (v6くるくる)
2006-11-20 17:09:54
よくわからないのですが、NATの話をしてますか? それともimodeのような非IPの話をしていますか? 
Unknown (wataru@example.co.jp)
2006-11-21 12:09:16
「非IP」がなにかよくわらないところはあるのですが。。。
技術という点では、i-modeとかAUとかvodafoneのWeb/メールって、携帯端末とThe Internetの間にALG/proxyが間に入っているモデルかと思います。(imodeは端末にIPが振ってあったかわからないのですが、AUかは、もしMIPなら、端末にIPが振ってあるような。。。)
NAT/ALGなどが間に入っていることを(=端末のアドレスと相手サーバ&端末にアクセスしているアドレスが異なってもよい)許容し、Layer5とかそれ以上での疎通性を確保していればよいものを、「コンテンツの到達性」と記してみました。
Unknown (v6くるくる)
2006-11-22 00:30:13
では、i-modeなんかの方式も含めて、広い意味でのNATがあれば、IPv4でいいという考え方ですかね?

だとすると、ちょっと違う気がするな。
ウェブとかはコンテンツ到達性があればいい、というところまではまあその通りでしょう。が、今までにNATとかそういう工夫は十分されている状況で、現在のアドレス消費量なのであり、アドレス枯渇が見えているのです。これ以上、NATとかでどういう工夫が可能なんでしょうか?
Unknown (wataru@example.co.jp)
2006-11-22 16:09:54
> 広い意味でのNATがあれば、IPv4でいいという考え方ですかね?

いいとも、悪いとも論じているつもりはなく、です。

強権発動がない状態では、市場原理、つまり、「利用コスト」と「切り替えコスト」が鍵となる(儲かるか?)パラメータ、という気がしている、というのがここでの私の論旨で、現在の到達点です。(だから、どうすれば、とかまでは、まだ考えが煮詰めきれていないです)

今よりさらにIPv4がなくなってくると、広義のNAT(含むALG)で提供しうるアプリケーションは、今はdirect IP到達性の形態をとっていても、NATを挟む形態に移行するようになる(石油の例だと、より消費量の少なくなる技術がでてくる)のでは、ということを書いてみています。

たとえば、ISPにおいては、コンシューマ向けの廉価なWeb&メールアクセスサービスは、インターネットからみると、広義のNATの後ろにあり、すべてプライベートアドレスが基本となってしまって、個人でグローバルIPを使うことは極めて高価な状態になるとか、です。

さらにいうと、世知辛い話ですが、さらに枯渇すると、もっている人から買い取る(国をまたぐと、輸入とか輸出?)人たちがでてくるのでは、と思います。ちょうど、お酒の販売権(この世界は、新規取得はほとんど不可能とか。実質枯渇。)のごとく。

IPv4の枯渇は、石油の枯渇(オイルショック?)と似ているようなところがあるのでは、と思うところです。(資源と呼ばれるもの全般に言われるところではあるのですが。。。)

逆にIPv6の話は、ちょうど、石油の代替エネルギーであるとか代替材料vs石油(IPv4)、という感じがしています。なかなか石油に取って代わらない&進まないと。(ガソリン車に対するハイブリッド車とか、水素自動車とか。。。)

IPv6は、対応するコスト(システム&ソフト開発およびそれの「維持保守運用」を含む)が、「現状」では、やはり無視できないのでは、と思うところです。(ISPさんで、IPv6で使えるメールサービスとかWebサービスとかがでない&でても「継続」されないのはなぜだろう。。。)

逆にIPv4の利用にまつわるコストが「高騰」すれば、いやおう無しに相対コストが低いIPv6にといったことも起こりうるのでは、ということもいっています。
Unknown (v6くるくる)
2006-12-11 11:58:24
> 今はdirect IP到達性の形態をとっていても、NATを挟む
> 形態に移行するようになる(石油の例だと、より消費量の少> なくなる技術がでてくる)のでは、ということを書いてみています。

論理的には十分ありうるシナリオですし、可能性としては否定しません。あとは可能性の多寡の問題ですかね。

一時期、ケーブルインターネットサービスはNATを挟む形態、すなわちプライベートアドレスでサービスしていましたが、最近、世の中の要請からほとんどがグローバルアドレスを用いるアーキテクチャに変わりました。また、これと逆のプロセスが進んでいくということですかね?? うーん、起こるのかなぁ??

まあ、個々の事業者が個々の判断はしていくでしょうけれど、
最低でもリスク管理的な考え方は必要です。プロバイダレベルのNATに期待して何もしない、これはこのNAT期待度が相当に高くない限りは、事業者のリスクとしてはかなり高いように思えます。

今、動いているシステムをコストをかけてまでv6化していくのはともかく、新しく作るシステムはある程度長期的な視点で対応したほうが有利です。その点、NTT西のフレッツのバックボーンにIPv6を採用したのは全く理にかなった判断だと評価しています。
Unknown (wataru@example.co.jp)
2006-12-18 17:24:19
> うーん、起こるのかなぁ??

[2006-11-20 10:48:09]にも書きましたが、「IP到達性を必要とするアプリケーション(ゲーム、P2P等)」を作る人たち&マーケット次第、と思います。

今の一般のインターネット利用者はIP到達性が欲しいのではなく、自分が使いたいアプリケーションが使えるかどうか(コンテンツ到達性?)ということが重要なのでは、と感じる今日この頃です。

私個人の場合は、メール、Webが使えれば、というところ(NAT問題で困るようなネットゲームもインターネットVoIPも使わないので)なので、NATの後ろでも実は困らなかったりします。自宅のBBルータはIPマスカレードモードで動いており、WAN側はdynamicIPで、staticNATとかは設定していません。
料金(vs速度)とかメモリとか保存の問題がクリアできれば、私の場合は、PHS・携帯でも困らないかも、と考え始めています。私の周囲(家族、親族、友人)をみてもそんな人が多いような感じです。

IPv4が実際に枯渇してみると、真にglobal-IPが必要な人とそうでない人とに2極化して、ISPさんもそういった2極化したマーケットを相手にすることになるのでは、と思い、このスレッドに書いたようなことをコメントとして書いてみました。(後者の、global-IPが必須ではない人たち(今の私の生活スタイルなら、私はこちらのカテゴリに入るような。。)が全員携帯とかPHSに流れるとは考えにくいですから。。。)

ちなみに、インターネットの使い方について分析しているところって、あったりするのでしょうか?
Unknown (wataru@example.co.jp)
2006-12-18 17:41:13
書き忘れた部分がありましたので、追記です。

> 最低でもリスク管理的な考え方は必要

ここは、同意です。

特に、割り当て方面では、「IPv4枯渇末期に対してどう対応していくか」、というのは重要なissueだと思います。国にゆだねては、という話も多分にでてくるかと思いますし、RIRで、残すことの是非についても、これまた火種になるような気がします。

ISPさんを含めた「準備」に、ついては、
 > 個々の事業者が個々の判断
で、どの程度備えるかが変るような、です。
判断の基準は、「ユーザサポートコスト、設備コスト、運用コスト」の「増減分」というところになるような気がしています。ISPさんの内情(経営状態を含む)によりけりでは、と思います。
Unknown (v6くるくる)
2006-12-22 17:03:49
だんだん何を議論しているのか、wataruさんが何を主張しているのかよくわからなくなってきました。

が、一点だけ。プロバイダレベルのNATと、家庭レベルのNATはスケーラビリティやコストなど、全く違うものです。ここを一緒に考えているのだとすると大きな間違いだと思います。
Unknown (wataru@example.co.jp)
2007-01-16 18:34:33
今年もよろしく、でございます。

いろいろ書きましたが、単純に、ISPさんからみたときに、「IPv4グローバルの新規割り振り=IPv6への移行とならないのでは?」という単純なことがいいたかっただけです。「今持っているIPv4でなんとかサービスを継続しようと考え、NATを入れてサービスをするのではないだろうか?」、ということです。

ちなみにサービスプロバイダでNATを入れる話ですが、案外スケールしてしまう(per box 1000ユーザ、300Mbpsくらいなら今の市販のルータ系装置でも?)のでは、と思います。

コメントを投稿

IPv6」カテゴリの最新記事