うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ショートホープの箱が変わる

2014年03月03日 05時31分55秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
わたしは煙草を吸う。自慢ではないが愛煙家人生も45年ぐらいになるか、タスポカードが出た時期に4箱と半は吸っていたので、毎日50本は吸っていた勘定になる。ヘビーでチェインスモーカーだった頃になる。しかしその後、健康を気にし禁煙しようとした訳でもないのだが、その場が狭められたせいで、今じゃ、20本いくかどうかにまで減ってきた。
 18歳頃はハイライト、ショートピース、と変わり、20代中ごろからショートホープと好みは落ち着いてきた。成分はきつくて タール14mg、ニコチン1.1mg とある。
 結婚以前から家内も喫煙していたがこのタイミングでやめた。今ではわが家庭で、わたしひとり。世間ではかつてのことは信じられない話になったが電車内も駄目で飛行機中も禁煙になったり、電車のホームの喫煙所もなくなった。歩けば街の煙草の自動販売機も撤去されたりして、主要な公共場所にはリタイヤした老人による監視員が警戒にあたる。なんだか、陰湿で滑稽な世の中になった。
 東日本大震災の起きた時期には関東では4月以降手に入らなくなり、復活したのは初夏の7月ぐらいだったか。その一年後の4月、民主党の女性厚生労働省大臣の主導で値上げされた。一箱、¥220.になる。どうも、この4月の消費税率改訂によりまたまた値上げされるらしい。
 ところで、この2月に箱を開いていたらパッケージデザインが変わる予告が記されていたのだが、あれっと気付いた。そんなに大変わりではなく、文章も平仮名が多く、表面の喫煙自粛の健康表示も変わっていない。ショートホープの箱が変わったのだが、表面はその通りだが、キャラメル箱(B式箱)の中箱には蓋と底面に、こんな風に素人のコピーまがいの宣伝文章が書かれている。しかし、これでは、逆の内容になるのではないか。

 “太く、短い。だから濃くて、うまい。”

 “デザインが変わった。しかし、取り出した1本に火をつければ、いつもと何も変わらないことに気がつくだろう。ガツンとキレのある吸い応えも、その存在感も。”

 最後になったが、禁煙の問題、わたしの気質ではいくら社会の風潮がそういうことになってもなびかない。意味のない付和雷同をもっとも嫌う。物にはすべからく良悪の二面がある、多数が正しいとは限らない。これからも煙草銭に事欠かない限り、わたしは吸い続けていくことだろう。


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