この木、この花はなに? の第9回目。緑のじゅうたんのようにふかふかした印象ですが、どちらかと言えば強健種とおもわれる。緑地にかかわらず、空き地などにあちらこちらと、ここ数年来、繁殖し続けています。
今回は、ヒントは、ありません( )。
解答は、一週間後にここへ書き込みます。
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それでは お答えします。
これはオオキバナカタバミです。
オオキバナカタバミはカタバミ科カタバミ属。ラテン語名;Oxalis pes-caprae L. 、英名はbuttercup oxalis。
なんだか、取って付けたような漢字名は大黄花片喰。
原産地は、世界の植物区分では特異な地域とも言える南アフリカ、ケープタウン。他のカタバミとの違いは、葉が地面から生える根生葉であること、葉に紫系の褐色の散り斑が入ることによって区別される。
日本では、1961年鹿児島県で帰化状態にあることが確認された。鑑賞用であったが、鉢や緑地からエスケープ(逸出)し、今では本州以南の市街地や道ばたによく見かける。常緑性の草本、多年草。たとえで言えばイチゴなどのように、ほふく茎(ランナー)でアミーバー状に親株が膨張して繁殖する。
春先以降に開花していく、花の色は目の覚めるような鮮黄色である。
植栽計画、花壇には飽きられているようで、どちらかというと、あまり採用されてはいません。
(参考図鑑:“日本帰化植物写真図鑑”出版元:全国農村教育協会)
皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
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