うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

この木、この花はなに?7--解答します。

2008年10月09日 03時45分43秒 | ガーデニング・庭づくり
このクイズは〈9月29日出題〉のUPです。

この木、この花はなに? の第7回目。
 実は、このクイズには今まで自前の植物を画像で載せていましたが、そろそろネタ切れです。今回は私の住宅地の近所の草花です。散歩がてら、撮影しました。掲載するには涼しくなりすぎましたが、どうぞあしからず、ご容赦の程を。

 わたしはこの住宅地に引っ越してきて17年になるが、当初はメイン通りのクロガネモチの街路樹5,60本が成熟し実をつけ始めた頃に、やたらクロガネモチの幼苗が目立ち始めたものです。多分、冬に餌のない時分に野鳥がついばんで広めたものでしょう。ほかにも、たとえばここでは、珍しい野生の草花では朱色の花のヒナゲシ(虞美人草)、昼咲き月見草、タデ科で野生化し米粒ほどのピンクの愛らしい花をつけるヒメツルソバなどの群生も見受けられる。
 この○○百合はそのあと、この住宅地では10年ほど前からそれぞれの庭や緑地で知らぬ間に生え始めたものです。百合だから、と喜んでいましたが増え過ぎです。今ではありきたりの草花になり下がりました( )。
 実は、生活基盤である住宅地の身の回りの自然環境が成熟(古くなる?老朽化する!)すると、植物のなかでも特に日常の雑草、野生草花に経年的におもしろい変化が見られそうです。はあ、またまた、能書きが長くなりそうですのでやめましょう。

 ヒントはたったひとつ。
 1.百合です。

 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

*****   *****   *****   *****   *****
 大変遅くなりましたが、それでは お答えします
 これはたかさごゆり(高砂百合/細葉鉄砲百合)です。

 タカサゴユリはユリ科ユリ属テッポウユリ亜属。台湾に自生しているテッポウユリに似た花である。
 花は純白で芳香がある。このユリの開花期は球根から育てると6月上旬、秋に種子をまくと翌年の夏から秋までに咲く。この性質を利用してテッポウユリと交配したのが新鉄砲ユリ。似たようなユリとして、新鉄砲ユリのほかにリーガルユリなども、同じように分布形態が同じく繁殖している。いちおうは、エスケープ種と言えるでしょう。このユリは株でも増えるが、風によって運ばれてきて種子でもよく発芽する。近所の緑地などに知らないうちに芽生えて、花が開いたときに気づく場合が多い。
参考資料:
 [NHK趣味の園芸‘ユリ’・清水基夫/平城好明著 昭和56年8月1日第6刷発行 日本放送出版協会]

 来楽暮さん、正解、おめでとうございます。ギボウシなど草花の鉢物を利用して、テディベアのぬいぐるみ・コサージュなど、何か企画商品のデコレーションなどにご協力できるのでしたらご連絡ください。
 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 植物のご質問、ご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       
コメント
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