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うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

‘硫黄島’のDVDを見て、

2007年01月28日 08時58分47秒 | わたしの日常です。

  やっと‘硫黄島’のDVDを見終わった。正月明け、思い切って東京駅前の八重
 洲ブックセンターで買い求めておいたもの。アメリカ海軍省の従軍カメラマンの
 実写フィルムによる記録映画‘硫黄島’と、昨年にNHKテレビで放映された‘硫
 黄島玉砕戦’のドキュメンタリーものである、共に¥3,990.である。
  何を好んでと言われそうだが、悲痛な出来事の集積もの(!)は割りと好んで
 受け入れるほうだ。連続殺人とか民の差別問題とか、再審請求の裁判物とか
 もそうである。
  11,12月に公開された映画「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」は、ロ
 ードショーにすぐに見に行った。世間の評価は「硫黄島からの手紙」が高いそう
 であるがわたしはにとってSFXという特殊撮影がしらじらしくて良くない。本 
 国、アメリカでの「父親たちの星条旗」はあまりヒットしなかったようだが、む
 しろこちらの方が良かったと思う。
  余計なことだが、アカデミー賞は無理ではないか。
  毎度お馴染み、マスコミは軽薄にも持ち上げ過ぎる。その背景に不勉強ではな
 いのか。

  数年前から、戦争物に興味がひかれている。なぜなら、これほどのノンフィク
 ションノベルはないと思うからだ。この‘硫黄島’は5,6冊の本を読んだ筈だ 
 し、日ごろからDVDを探していた。
 
  ところで、感想は一言では言えないのだが、映画自体はここ数年の間では出
 来映えがいい。円熟の境地に至ったであろうクリント・イーストウッド監督の技
 量はすぐれている。
  内容については、殺し合いという惨鼻な人間の性(さが)に直視し個人として
 は哀悼と祈りの心を持ち続けたいと思うばかりだ。



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