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うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

白花のブッドレア

2012年10月24日 15時40分28秒 | 個人の庭・エクステリア
暦の上では霜降、そのうちに立冬だ。
 この花は蝶々を呼び寄せることで知られるブッドレア(房藤空木・フサフジウツギ)、円錐花序、珍しい白花の品種です。花びらに鼻腔を接するとかすかに高級なパヒュームの香りがする。通常出回っている濃紫色(品種名:ブラックナイト)とは違う園芸品種 ホワイトプロヒュージョン、どこからか黄花と一緒に頂いた枝を挿し木して、鉢上げ後5,6年にはなるか、やっと花開いた。その辺の野山に見かける日本原産の フジウツギ になんとなく近いイメージだ。

 わたしは、庭には日に何度も出たり入ったりしているくせになかなか気付かない。ある日株分けしたギボウシの様子を眺めていて、雑多な庭の隅にひょいと目をあげたら西陽を受けひかえめに咲く花穂があった。ブッドレアは、今年の秋もたけなわ、そろそろ木枯らし一号が吹いて、小春日和の時節、楚々として清らかに咲いている。
       
         
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柿の紅葉と果実の話をしたい

2012年10月17日 00時54分34秒 | 個人の庭・エクステリア

 ここでは、柿の話をしたい。わたしは、今までなんどもブログで掲載してきたわが家の 甘百目柿 は今年は不作のようだ。今年は40個いくかどうか分からない。昨年は173個だったか、晩秋には思い切って上部の枝を芯止めし全体的に枝抜きをした。要するに樹形をコンパクトにしたせいなのか。根元周りにグリーンパイルもここ数年は打ち込んでいない。
 ただ、今年は遅くまで暖かったせいで紅葉はずれこみ葉はいまだ青々としていて、例年より果実も熟すのが遅れている。ということは、光合成生産量が増えて樹木自体は平年よりも養分をたくわえていることになりそうだ。このことは、栽培経験上感じて言うのだが。 
 ところで、食べる柿の話ではなくて、過去にガーデンデザイン的にきれいな葉の紅葉や果実の形状にこだわって調べたことがある。柿紅葉(カキモミジ)という観賞の面からも含めてだが。それからすると、品種的には 太秋 蜂屋 いさはや がいいなあと思い描いていたものである。

 次に、先日行った東金緑花木センターの柿の話。
 わたしには、柿はただ単に、赤い紅葉と果実の赤みを一緒につけているのが樹木が情景的に面白くて写真を撮ってみた。ということで、これは 西村早生(甘) という品種である。
     

     
 筆柿 は基本的には渋もあるが甘柿が多かった気がする。わが田舎では 妙丹 という渋い品種が多かった。干し柿として皮をむき、もっぱら軒先へ吊るしたものである。後方は次郎柿である。
 右側の 豆柿 は小粒な実で鈴なりになる。中国品種ではなくて日本古来のようでわたし個人は故郷を思い出す懐かしい柿だ。元々渋くて、柿の葉が落ち霜が降りる時期にしわがより果実は暗い赤から焦茶色になった頃合いが熟してきた証しで落下する。地面も凍り寒さに震え、凍てつく時節に食べる素朴な甘さは格別だった。
 ちなみに、以前は望郷にかられて(!)、入手したくて探したものだが、この接ぎ木苗で値札は3,000円とつけられていた。
      
             
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我が家の初秋の花々

2012年09月24日 06時06分30秒 | 個人の庭・エクステリア
秋のお彼岸も荒天のうちに過ぎた。やがて、紅葉になり稔りの秋がつづく。 
 ここで、我が家の初秋の花々を取り上げてみたい。ギボウシをのぞき、我が家の庭にはかれこれ80種ぐらいの草花や樹木があるだろうか。植栽密度は高い。おかげで、今も求愛し交尾を迎えた虫たちの音声もかまびすしい。この内容はわたしの性格を反映し(?)、変った株のも入っていて露地植えではなくてポリ鉢が多いのだ。そのなかに茗荷やにら、タラの芽、レモン、金柑が混じっている。庭は物干し台の用途以外は小道にしか地べたはないほどで雑多、乱脈としている。
 これからは、秋も深まり、遅れているらしい金木犀、紫苑、友禅菊、鞍馬菊、菊、ツワブキの花や柿、モミジ、ドウダンツツジ、ニシキギ、ロウバイ、イチョウ、ナツヅタの紅葉、風知草の草紅葉などの時候を迎えていく。そして、3種の椿が咲く。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

撮影日時:平成24年9月21日(金曜日)14:00頃

品種名は左→右の配列です。どうぞ、気ままな能書きとともにご覧ください。

 京風車草; 地元の緑化センターから購入の新来の草花、小花の色が変わっている。ネーミングほかの詳細は不明。
 花虎の尾; 角虎の尾。きれいな淡い桃色の総状の花を着ける。昔、ある家屋解体現場から色変わりの蛍袋とともに採取してきた。とても繁殖力が強くてわが家では持て余し気味。
 青(白)花藤袴; あの藤袴とは似ても似つかない。この恐るべき繁殖力、分けつしてどんどん増えていく。
           

 バーベナ・ボナリエンシス; 日本名は不詳。ライン(線)状のユニークな草姿、緑色の太い針金状の角ばった茎にボソボソとピンクの花(頭状花序)を着ける。挿し木もOKか。丈夫なようだが、時々植栽地が行方不明になる!  
 藤袴; おとなしく淡い紅紫の花をつけ、いつの間にか気付くという草姿は趣きのある存在感、古来から花鳥風月の世界、詩歌に謳われるのも諒とせざるをえない。
 百日紅; 実はこれはわが家ではいつの間にか実生で育った株、高さ1.2m 幅10m はある。鉢上げして既に7年ちかくになるか。新居を購入したときに植わっていたが樹齢は30年近くの親株は、鮮やかな赤紫色の花をたわわに着ける。観賞価値あり。品種名の特定に調査、思案中である? 
           

 斑入りやぶらん; 今ではやぶらんと言えばこれ、あちこちの緑地や花壇で植栽されている。青葉の原種より強健な園芸種。
 斑入りのしらん; Ophiopogon jaburan ‘Vittatus’ 常緑性多年草。秋にシルバーの花穂を着ける。これはめったに市場に出回らず、冬でも枯れず一年中この草姿を維持していて、都市緑地に最適の草花。わたしの推奨するグラウンドカバープランツだ。
 のしらん; 青葉の原種。
           
       
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アマリリスと初夏のガーデニング

2012年06月03日 05時19分16秒 | 個人の庭・エクステリア
今、わが家ではアマリリスが咲いていて、わたし自身もアマリリスを初めて育てたものだから不思議にふわふわした楽しい気分がする。厚ぼったい花弁と派手な色合い、個性的でありながら個性的でないような・・・。ヒガンバナ科の南アフリカ原産かと、妙に素早く得心がいく。
 この春に仕事先の団地入口改修工事にあたり、その現場の地面に剥きだしで放置されていたのを見てかわいそうに思った。それではと、玉ねぎよりも大きくてソフトボール大の球根を拾ってきて鉢植えしてみたもので、案外、うまく咲いてくれた。この花には家内も喜んでいる。
 そこで、どっかで聴いたアマリリスの歌を思い出した。シンプルな旋律で、木琴などの鍵盤楽器でよく演奏されるアレである。 
 
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「アマリリス」
岩佐東一郎作詞・ギース作曲

みんなで聞こう
楽しい オルゴールを
ラリラリラリラ
しらべは アマリリス

月の光
花園を あおく照らして
ああ 夢を見てる
花々の眠りよ

フランスみやげ
やさしい その音色(ねいろ)よ
ラリラリラリラ
しらべは アマリリス
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 アマリリスのほかにも、初夏のガーデニングとして、玄関やアプローチ周りのその光景を画像でアップしてみる。
  ≪撮影:平成12年 6月 2日午後2時頃≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
               

               
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キンランの花が咲く

2012年05月08日 04時30分18秒 | 個人の庭・エクステリア

 今、わが家では キンラン の花が咲いている。これは、一年前にたまたま入手したものですが、環境省の植物レッドデータブックでは絶滅危惧種Ⅱ類とされ、人為的な栽培は難しいとされる。植生的には木漏れ陽のとどく林床の自然環境下におかれていて、外性菌根と共生する多年生植物のようで、いずれ衰弱して消滅するかもしれない。今年はたしかに芽数は増えていない。鉢植えにして自生地の生育環境に似せたつもりではあるが、なんだか、わたし自身の栽培テクニックをためされるようで、面映ゆい心境である。ここでは、とりあえず、画像だけを披露することにしよう。
  ≪撮影:平成12年 5月 6日午前11時頃≫
          

          

 コメント、お問い合わせに際しての連絡は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォームにてのメール等でお願いいたします。必ず、返信をいたします。その際は、社会マナー上、最低限、必要な氏名と電話等を明記してください。提供された個人情報は守ることを確約します。
             
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椿4種の花

2012年04月11日 05時14分36秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 今年のお正月につづいて、手持ちの椿4種の花をアップする。いずれの椿も、ちいさくとも花が咲き、鉢植えで鑑賞できるので具合がいい。しかし、同じ椿でも特性が多種多様で品種数が多くて、同じ時期に咲きそろうことはない。椿の品種は千種と言われていたかな?
 この中で、一番上の左側の蕾の椿はわたしの実生である。旧蝋、新潟県内の北方博物館で採取したユキツバキ(雪椿)系とおもわれる1本である。推定品種では“衣雲(キヌグモ)”が近い。

 図鑑の解説では日本海沿いはヤブツバキ(藪椿)系と、ユキツバキ(雪椿)系は積雪地帯の山岳部に自生するとされていて、その選抜によるユキツバキ系の品種数は160種以上あるそうである。なかなか、奥深い。これから先は、わたしにとって、品種名の同定までは力不足である。
 左右上下の順序で掲載する。ほか3種は、茶花で言うところの侘助椿、侘介椿(ワビスケツバキ)である。

 紺侘助:花---春(2月~4月)。極小。やや赤みのある黒紅。五弁、一重、猪口(チョク)咲き。筒蕊。弁脈明白、花糸は紅。
     葉---長楕円、小、鋭尖頭鋭脚、先端反曲、葉脈明白、濃緑。 
     樹形樹勢---立性、並、伸長悪し。
     産地---愛知県、尾張地方に古木が多いと言われる。 
     備考---子房は無毛。葯の退化も見られない。着蕾多い。ヤブツバキ系品種。

 卜伴:花---春(3月~4月)。濃紅色の一重、唐子(カラコ)咲き、小輪。個体差あり。
     葉---長楕円、中型、葉脈顕著。 
     樹形樹勢---立性、弱。
     産地---関東。 
     備考---‘早く江戸期から知られた古典品種。関西地方では、本種を月光(ガッコウ)という。

覆輪侘助:花---冬~春(11月~3月)。中大。微香。淡桃地に白覆輪ぼかしが入る。一重、ラッパ咲き。筒蕊。
     葉---長楕円、中、平坦、鋭尖頭鋭脚、葉肉厚い。 
     樹形樹勢---立性、強、枝打ち後は樹形が粗くなる。
     産地---愛知県。 
     備考---‘初雁’の枝変わり。1960年に佐藤稔が命名、発表。‘初雁’からは桃花(桃色昭和侘助)も出る。

【参考図鑑】
    ・[日本の椿花]平成元年2月10日初版発行
   --著者;横山三郎/桐野秋豊 --発行者;㈱淡光社
         

               
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庭仕事、昨日のカタクリ

2012年04月02日 08時15分08秒 | 個人の庭・エクステリア
昨夜の11時ころに地震、まだ東日本大震災の余震が続く。それはさておき、今日は爽やかな快晴になりそう。
 昨日は、朝、蕗の薹を探しに行ったら遅かった。めざす場所に向かうと数株はあったのだがすでに花を開かせていた。まだまだ、わたしは採れるポイント、時期をおぼえていない。にわか山菜フリークとしてはがっかりだ。

 それから、昼食をはさみ10時から午後の5時まで庭作業をする。先日は2,3時間、つづいてこんなに時間をかけるのは今年初めてである。
 まず、つち、鉢作り。発泡スチロールのかけらを作り、自家製堆肥、余剰の土を培養土替わりに用意する。21.0cmvpは余分に10ケほど、16穴育苗トレイ4ケをそれぞれ植え替えや播種床にする。
 ギボウシは10種、ほかにフェイジョア、柿や杏の種子を播く。ホームセンターで購入したばかりの フェイジョア「マンモス」 、 ぶどうの「デラウェア」 の根をほぐすと、案の定、根がルーピングを起こしていてこのままでは良くない。鉢土は赤土系単用のみで、腐食させた堆肥などの肥料分がない。あらたにやり直し、根を整理して植え込みをおこなう。その他の作業は、わずかばかりのコゴミ(クサソテツ)の収穫、実生株であるニラ栽培床の新設、砂上げ、鉢上げ作業、水やり、堆肥袋の整理、それに毎回おこなう雑草の手抜き。

 春の大仕事であるギボウシの株分けは、まだ時期は早い。ひととおり、終わるとまだ明るいので、わたしは市内自生地の カタクリ を見に行く。この時期は市の教育委員会とのかかわりもあり、なんとなくウォッチングする気分でいるのだ。
 場所は神社のある西側斜面。今年は個体数が少ない。葉と花びらが大きい気がする。葉が本来の二枚葉でなく一枚葉が多いのは栄養をためているせいだろう。生育の範囲は広がっていないように見受ける。参考のために画像をかかげる。付け加えると、カタクリ は夕方のために花びらはすぼみ、下を向いて咲いている。
  ≪撮影:平成12年 4月 1日午後 5時過ぎ≫
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

             
 
           

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植木を枯らすには・・・

2012年04月01日 07時14分23秒 | 個人の庭・エクステリア

 3月30日から31日の年度替り近くの日に南風が吹いた。今年は遅いのだが、どうやら、春の彼岸前であれば 「春一番」 に相当する気象現象らしい。しかし、生半可なものではなくて、それは風速20m以上の強力な風が吹き荒れた。同じ時節には、北の雪国では雪から雨に変わるきざしの 「雨一番」でもあったらしい。
 わたしは、昨日は近くの植木材料の卸し屋さんに打ち合わせに行ってきたが、車内を密封して運転していると、道路の前方は土埃で茶色く染まっている。まるで砂漠の中の砂嵐だ。フロントガラスにはときおり土が音を立てて降ってくる。

 ところで、参考になるかどうかわからないが、ここでは植木を枯らす方法を載せてみる。
  二週間前に、常緑樹 クロガネモチ 樹高3.0mをカットした。もとは、わが住宅地の街路樹に植えられていたが、赤い実を野鳥が方々にまきちらし発芽したものである。この地域では目を凝らし探すと目にするのだが、実生で育つ迷惑樹木(?)になり下がっている樹木だ。それを以前に道路側に目隠し用に移植したのだが、あまりにもワサワサ繁りはじめたので、とうとう、切ることにした。
 手軽なやりかたでは重油をかける、強力な除草剤を根元にまくことなども考えられるが、それでは後で少々厄介なことになる。
          
 画像を見てもらえば分かるが、まず根元際で一気に鋸で切る。次にその切り際の幹の下部を数センチ巾で表皮をむく。そして切り株に、2cmの深さで鋸目を立て横に、縦横に切れ目を入れる。今の時期はこれで終わりだが、春先を別にすれば、この上に土をかぶせて上から足で踏みつけておくと効果がある。今回は切った断面から根の吸収した水分を蒸発させる。その後、ひこばえ(不定期な新芽)が出てきたらその都度むしり取る(多分、その年だけで済む)。クロガネモチの特性ではあまり不定芽が出てこないので、これで作業完了だ。(樹種にもよるが、落葉樹はあまりこれに該当しない。)
 本来、樹木という植物を除去する場合は、地上部の幹や枝のみではなく根も引き抜くのが完全だが、これはきわめて面倒な作業なので通常はこんな方法でおこなう。林業の世界でおこなわれている森林の‘巻き枯らし’(環状剥皮)の原理と同じだが、その場合は立木の状態でおこない、時間をかけて自然に倒木するのを待つことになる。遅くても2,3年以内には完全に枯れる。
 次の画像はコブシだ。3,4年前の春にカットした。その後の結果を写した。コブシはよく育つし、花つきもいい。コブシが当地では適地で、二階建ての家の高さまであり樹高が6.5mにもなったのだ。家族からは、日陰になる、洗濯物が乾かない、落ち葉が前の家の屋根に降り雨樋にたまるとの文句が出て、数年前に伐倒した。そのことは前の年の秋ごろから考えていて、せめて花が咲いてからということにしたのである。
 コブシの上部にロープを結わえて安全な方向に引っ張り、根元を切り、家族とともに二人がかりで倒して除去した。半日はかかったかな。そして、細かい枝は腐葉土に、刻んだ幹は花壇の縁止め杭に再利用する。
          
  写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

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柿の実と紅葉

2011年11月04日 06時24分17秒 | 個人の庭・エクステリア
 
 これは、秋の柿の実のなっている光景です。
 先週の前半に、樹の上部に熟れてひびが入り果肉が赤黒くなった一個を木守柿にするべく残しておいたら数日して、あわれにも落下してペースト状になった。わたしとしては、もったいないという思いだ。せっかくヒヨドリや雀など野鳥のためにと用意したのだが、どうしたものか。もっと、上手についばんでくれないか。柿の実はタンニンを含むせいか、アスファルトの路面もデッキブラシで水洗いでもしないと黒い染みがついたままだ。

 こちら関東の当地では、今年の気候は、早い梅雨明け、夏の多雨、9月の寒暖差の大きさにより、熟すのも早くて果実の糖度が高い。しかし、どういうわけか、一般的に果実に比し葉自体の紅葉が遅い気がする。どういう植物の生理にもとづく現象なのだろう。このことは、どうやら、柿などの果樹に限らないようだ。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
 ≪撮影:平成11年10月30日午前11時≫
           
かじってみるとこんな感じだ、淡い醒めた茶系の果肉で中にびっしり黒く細かい斑点が入り甘くて果汁に満ちている。
             
          
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堂々としたフイリノシランの草姿

2011年10月16日 05時48分36秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは、堂々とした フイリノシラン の草姿です。漢字名で、斑入り熨斗蘭。同じ仲間の緑一色の ノシラン よりも洗練されている印象を受ける。とりあえずウェブサイト情報では、植物分類上は最新のDNA解析によりユリ科からキジカクシ科のジャノヒゲ属へ修正されたそうだ。ついでに付け加えると市場には似た植物が間違えて大量に出回っているようだ。
 常緑性で立ち姿の草丈は20cm以上と大きい。強健で膨張型で地下茎が伸びて繁殖していく。経験してみたが、実生での発芽は難しい。
 ユニークなので、花壇や緑地では群植よりも単独で植えたほうがよさそうだ。グラウンドカバープランツよりもオーナメンタルグラスでの配植が鑑賞上映える。個人の庭よりも、むしろ公共の場にこそふさわしい大型の多年生草花だ。
 この植物は草花好きの人にも意外や意外に知られていないようだ。かつてわたしも草花材料屋から入手するときに見つからず苦労したもの。現在でも、造園の世界でもあまり利用されていない。流通面でも出回っていない。なぜだろうか、インパクトが強すぎるせいなのか、それともただ単に他の植物と勘違いして利用されているのか。
        


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紫苑の花も咲く

2011年10月04日 05時27分23秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは紫苑の花。わたしにとって、毎年、待ちに待ったわが家の花。去年に続いてブログに登場。
 なにがいいのか、立ち姿、淡い紫の花びら、この花のシンとした草姿がみちびく風情に魅かれるのかなあ。
 そういえば、この植物はまだ、わたしの俳句の題材にはなっていない気がする。紫苑は昔から日本にある多年草、既に季語になっているはずだが、結構、簡単なようで詠み込むのが難しい。
 写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。
≪撮影:平成11年10月 2日午後4時≫
              

 鑑賞的には無関係だが、web上の借りた知識でいえば、植物分類では次のようになるらしい。味気ないことであるが・・・。
 界:植物界 Plantae
 門:被子植物門 Magnoliophyta
 綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
 亜綱:キク亜綱 Asteridae
 目:キク目 Asterales
 科:キク科 Asteraceae
 亜科:キク亜科 Asteroideae
 属:シオン属 Aster
 種:シオン A. tataricus
            
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秋明菊の花も咲いた。

2011年09月26日 05時03分00秒 | 個人の庭・エクステリア
慌しい天気のなかでお彼岸も過ぎて、そろそろ、朝晩の冷え方に体の方がおどろいているような陽気になってきた。そんなこんなで、台風15号の跡を見ていると庭のテラスでヒメシュウメイギク(姫秋明菊)のピンクの花が咲いていた。分類上はキクではなくてアネモネと同じ仲間。
 たった一輪だが、楚々として可愛らしく、趣があってよろしい。 品種は Princes Diana だったかな。
          

 ところで、つけ足しだが、こんな画像はどうだろう。ちょっと、なんだか草花が錯綜していて、ワイルドな組み合わせになるか。それとも、煩雑なだけか。
          
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秋の小さな庭

2010年09月22日 04時27分00秒 | 個人の庭・エクステリア
 これはありふれた、秋の小さな庭。盛り上がって咲いていく 七変化(ランタナ)の遅い花々、おなじみの 斑入りぎぼうし(レボリューション・ナイトビファークリスマス)、可憐な小花の青花の 藤袴などでコーディネートする。
 もうすぐ十月だ。秋はますます深まる。
 もう少したつと、けなげな淡紫色の 団菊、壮大な草姿の 友禅菊や 紫苑が咲きだす。おっと、 食用菊、もだ。

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キンミズヒキの花が咲いている。

2010年09月03日 02時41分15秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは先日につづき、「キンミズヒキ(金水引)」である。その後の花が咲いた姿を再掲します。
 後部は、お気に入りのギボウシ・サンダーボルトの結実の姿です。
 「キンミズヒキ」は、黄金色の米粒ほどの花をつける。わたしは1.5mも丈が伸びて円錐状になるこの草の堂々とした立ち姿に惚れ込んで植えている。

          

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キンミズヒキを植える。

2010年08月18日 18時26分44秒 | 個人の庭・エクステリア

 これは雑草、キク科に見間違いやすいがバラ科の 「キンミズヒキ(金水引)」である。あのポピュラーで地味めの 「ミズヒキ」とは、およそ似ても似つかわしくない。「ミズヒキ」はタデ科でこれとは全く異なる、昨年、近在の山中から掘り上げて鉢に植えてみたらこぼれ種子で庭のあちこちに芽生えてきた。きわめて発芽がよさそうだ。
 一方、「キンミズヒキ」は、これから黄金色の米粒ほどの花をつけるのだが、わたしは1.5mも丈が伸びて円錐状になるこの草の堂々とした立ち姿に惚れ込んで植えている。

          

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