これは、秋の柿の実のなっている光景です。
先週の前半に、樹の上部に熟れてひびが入り果肉が赤黒くなった一個を木守柿にするべく残しておいたら数日して、あわれにも落下してペースト状になった。わたしとしては、もったいないという思いだ。せっかくヒヨドリや雀など野鳥のためにと用意したのだが、どうしたものか。もっと、上手についばんでくれないか。柿の実はタンニンを含むせいか、アスファルトの路面もデッキブラシで水洗いでもしないと黒い染みがついたままだ。
こちら関東の当地では、今年の気候は、早い梅雨明け、夏の多雨、9月の寒暖差の大きさにより、熟すのも早くて果実の糖度が高い。しかし、どういうわけか、一般的に果実に比し葉自体の紅葉が遅い気がする。どういう植物の生理にもとづく現象なのだろう。このことは、どうやら、柿などの果樹に限らないようだ。
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≪撮影:平成11年10月30日午前11時≫
かじってみるとこんな感じだ、淡い醒めた茶系の果肉で中にびっしり黒く細かい斑点が入り甘くて果汁に満ちている。
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