U魂(ウコン)

◆『U.W.F』最強伝説を追い求める
36歳 おやじブログ

【闘議 PRIDE GP 2005開幕戦③】

2005-04-27 | コラム 闘議
前項でも少し触れたがレフリングに関する疑問点があった。
序盤の3試合以降、膠着に対するドントムーブとブレイクの
タイミングが早くなった。大会の長引き抑制か?当日放送で
編集時間への配慮か?事情は判らないが・・・。
VTRを持っている人は是非、確認して欲しい。
メインのシウバ×吉田戦になると、もっと不可解な
ジャッジになる。吉田がシウバをロープ際でテイクダウンした
途端にストップ・ドントムーブ・センターとなる。
膠着状態でも、双方ともリング外に体の一部が出た訳でも
ないのに。大した事は無いように思えるが、これは選手に
とって、勝負を分けるポイントになりうる重要な裁定である。
サッカーに例えると関節FKによるリスタートと同じ。
位置が変わったり、仕切り直されることにより、間が空き、
魔が差す事がある。選手にとって一瞬でも、試合を
止められる事は集中力が途切れ、勝敗を左右する危険を
含んでいる。膠着を誘発しているのと、守備を固めて
耐えているのでは、根本的に意味合いが違う。それを
見極めるのがレフリーで動いていればイイってな話ではないと
思うし、動きが止まって何秒経過した時点でブレイクにするのか?
毎回、問題になっているマストシステム以上に、ルール規定を
ここは、もっと明確にして欲しいところである。
兎にも角にも、第2ラウンドを6月に迎えるのだが、
ココで対戦カードを予想しておきたい。

ショーグン×桜庭
シウバ×ボブチャンチン
ホジェリオ×アリスター
アローナ×中村

まず、シウバは大会後の会見で次戦の相手として、
サクの名を挙げたが、DSEは4度目の対戦を回避する意向。
中村をシウバに当てプロテクトするのでは?という話もあるが
それより、シウバと噛み合うのは、ボブチャンチン。
GPで一度は2人を闘わせたい、ベストで望める次戦が有望で、
話題性も含め、シウバの相手としてサク以外では見劣りせず、
名勝負になると思う。残りはホジェリオがキーマンになる。
サクと中村はホジェリオと過去に対戦経験があり、且つ、
再戦しても膠着試合の上、判定での勝敗(ホジェの勝ち)が
予測されるので、ホジェリオはブラジル人以外でアリスターと
組むのが妥当だと思う。サクはアリスターかショーグンとの対戦を
大会の翌日の会見で口にしているので、希望通りにショーグンと
組まれると思う。最後はアローナと中村。この予測は、
ヒョードル×ミルコのタイトルマッチが同日に開催され、
ノゲ兄復帰戦、元柔道家・ナツラのデビュー戦、瀧本参戦など
客入りの心配が既に無用のDSEが本気になった場合で、
DSEが決勝を意識した時に組まれるカード(最悪編)は

アリスター×桜庭
シウバ×中村
アローナ×ボブチャンチン
ショ-グン×ホジェリオ

今回、幸運にもバックステージという選手の素顔が
垣間見える場所に入ることが許されたので、少し追記したい。
吉田は試合後、膝と頭をアイシングしながら、足を引きずり、
『痛ぁ~』とつぶやきながら、会場を後にしました。
対照的にシウバは普通。ほんとにフツウ。さっきまでの
死闘を微塵も感じさせない元気さで、試合前の様だった。
大会後の会見場に現れた榊原社長と抱擁し、フジマールと
3人で記念写真におさまり、周囲にも笑顔で答えていました。
あれだけ、吉田が攻めたのに…ノンダメージとは。
しかも、ブッカーの川崎氏によると、翌日に出国するとの事。
何というタフガイだ。もう、参戦当初のブラジルの
悪童のイメージはなく、堂々たるチャンプになっている。
シュートボクセの面々は、奇声を上げながら喜びを表現して、
一方のBTTは終始にこやか。家族旅行にでも訪れたかの様。
ブスタマンチは上機嫌で、ノゲ兄は退屈そう。アローナは
勝利者賞のトロフィーを握り締め、SEX WAXのロゴ入り
リュックを背負い、どう見てもサファーのお兄ちゃん。
一方、敗者のビクトーは俯き加減で落ち込んでいた。
挙句に引上げる時、案内係にリスターと間違えられ、
不機嫌そうに話していたのが印象的だった。

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