不可思議

何故だろう、刻、一刻とその時が迫るにつれ、
今までと真逆の感情が沸いてきた。

田村と桜庭の２人は本当に闘うべきなのか？
総合格闘技という舞台でやるべきなのか？
そう思ってしまう。
あの時、あの頃、あの場所では
可能性に満ちていた。
だけど、今、傷を負うが為に対峙すべきなのか？
昔話を懐かしんでノスタルジーに浸りたい
ファンなどいない。
みんな、本心では、酷だと感じているのに。

時代と闘い、貧しさと闘い、今日の礎を身をもって
築いた老兵同士が殴りあうことに何を求める
のだろう。後追いの人々の期待などに応えられる
ピークは当に過ぎている。先にリタイアした人に
詰られ、後から現れし人に見下げられ、それでも
リングに向う２人。

我、貴様だけには負けられぬ

２人にあるのは意地か？本能か？プライドか？
会場で知った顔して野次る者がいたら、片っ端から
殴ってやりたい。
そんな同じ思いをお持ちの”Ｕ志”の方々に呼びかけた
集合写真が大変なことになっております。
武さんのお陰で多くの”Ｕ志”が参加頂けるそうで、
当日、皆様にお会いできる事を楽しみにしております。

それにしても、この頃、寒すぎるやろ！-0.5℃って…