PRIDE ヘビー級 2004GP
”完全なるマウントポジション”でシュルトを殴りつけ、
血だるまにしている姿に観客はおろか、控え室でモニターを
見ていた他の出場選手をも驚愕させていたファイターがいた。
”セルゲイ・ハリトーノフ”彼は”ロシア空挺部隊出身”の
”コマンドサンボ”の使い手。しかし、既に13年も以前に、
同じ”コマンドサンボ”の使い手である”魔人”に出会っていた
僕にとっては、充分と言 . . . 本文を読む
それは、以前、K-1MAXで魔裟斗がムエタイ選手対策としてみせた
『アッパー』と、その魔裟斗を打ち破った、ムエタイ戦士のブアカーオが
みせた『前蹴り』この2つである。
実は、両方とも先に述べた直線系の攻撃で、勝機は自ずと見えてくる。
この2つを実戦で用いるのに、最も重要な点は”間合い”である。
アッパーの場合、相手の顎を標的とするため、繰り出すには
通常の”間合い”よりも、半~1歩前に出る必要があ . . . 本文を読む
残念な事に、最近のシウバは王者としての自覚からか?
参戦当初の”ブラジルの悪童”というイメージからは程遠い、
”クレイジー”から”クレイバー”な選手へと進化している。
向かうところ敵なしのシウバに、当分、勝てる選手いないだろ。と
最近では、半ば諦めの空気が漂っているが…本当にそうだろうか?
以前、シウバの試合を分析していた、佐山聡氏が興味深い話をしていた。
『彼はワキがあまい。その為に過去の試合を . . . 本文を読む
ヴァンダレイ・シウバ。PRIDE参戦後、未だ無敗。
肉食恐竜似の怖い顔に、ボディービルダーと見間違うかの様な、
筋肉太りした、おおよそミドル級とは言い難い体格。
(個人的にはナチュラルトレーニングの賜物とは思えないが。)
しかし、シウバはPRIDEで、最も気の毒な外国人選手でもある。
”ヒーロー桜庭和志”を倒した偉大なるファイターなのに、
日本人ばかりと対戦させられた挙句に、”日本人の仇”と言われ . . . 本文を読む