どこがイイんですか?そんなに田村潔司の…
桜庭和志の方が全然、イイじゃないですか!
本当に良く聞かれる。
選手を好きになる最もストレートな理由は”強さ”
しかし、”強さ”と言っても、色々な種類がある。
出鱈目な強さ、規格外の強さ、底知れぬ強さ、
最近はそんな単純明快な”強さ”が持て囃される。
だけど、”ただ強い”だけでは僕は満たされない。
桜庭和志は、喩えるならばドラゴンボールの孫悟空
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ファンの数だけ”U”に対する思い入れがある。
U.W.F
現在の格闘技界でも事ある毎に出てくるワード。
元々はプロレスの団体名だった。
閃光の如く輝きを放ちながら、我々の前に絶対なる称号
”最強”というプロパガンダを掲げて突如出現した彼ら。
強烈なインパクトから、その時代を生きていた若者の
共鳴を呼び、長い年月をかけてアジテートされて、
今日のイデオロギー化にまで行き着いた。
当時、未熟なる . . . 本文を読む
タマに”男”を名乗ってるとメンドクサイ時がある。
人前では実力以上に見栄も虚勢も張らねばならない。
時に感情を露呈すると”子供”だと揶揄される。
時に拘りを通すと”くだらない”と詰られる。
年齢を重ねると職責も重くなる。
そして、諦める事に慣れていく。
調和の代償に、勘違いされ嫌われる時もある。
悔しくて憤り、誤解だと叫びたい悲しい日が増える。
それでも、他人からの視線なら堪えられる。
でも、自 . . . 本文を読む
”杜の都”仙台へ出張していた。
昼には”はらこめし”を頂き
夜は「牛たん炭焼・利久」にて牛たん”極-きわみ-”を頂き
名物??”牛タンから揚げ”も
色んな美味しいものを馳走になり、気分良く御礼を言って
ホテルに帰るつもりが、華やかなネオン街・国分町へ
半ば強引に連行された。
幸か不幸か、月曜の夜という事情が災いしてお店は激ヒマ。
オンリー客の僕らは恰好の餌食となり、1人のオッサンに
3名も . . . 本文を読む
どっちが勝つと思ってるんですか?と
多くの人に聞かれる。
勝たねばならないのは田村潔司だろう。
絶対に負けたくないのは桜庭和志だろう。
僕が勝って欲しいのは田村潔司だけど、
歴史に幕を下ろすなら桜庭和志が勝つべきだ。
実際の試合展開は、ノスタルジーに浸れるような
空気はなく、殺伐として残酷なものだろう。
桜庭、開始早々からパンチを出しながら前へ。
田村、サクのパンチに合わせてローを蹴りまくる。 . . . 本文を読む
田村潔司の闘いにはいつも、田村の中に秘めたる
テーマがあり、それを僕らファンに対し謎かけの様に
試合前と試合中に投げかける。後で正解を語って
くれる時もあれば、謎のままの時もある。
田村の試合を観ている時は、他の選手の試合を観戦
している時と明らかに違う。
試合中に声援を口にした事が殆ど無い。
いつも、心中で「頼む、頼むから、勝ってくれ!」と
祈っている。
何故だろう・・・安心して観た事が . . . 本文を読む
昨日、桜庭vs田村決定の速報を編集長にメールする。
武さんからもメールが来る。
銀次からもメールが来る。
昔のリングス観戦仲間からも続々と連絡が来る。
大晦日、家族を放っぽり出して独りで埼玉に向かう
決意をしているオッサンが複数いた。
熱いな、みんな。と嬉しくなる。
やっぱり、この一戦だけは、何を差し置いても自分の
眼で!とオールドファンが想いを募らせる。
そういう対峙なんだなぁと改めて思う。
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日々の中でUWFを感じることが少なくなった昨今、
夜な夜な過去の”U”の試合を見返している。
手元にない名勝負も有難いことにYouTubeや
ニコニコ動画などのサイトで手軽に視聴できる。
実に便利な時代になった。
プロレスって何だったんだろう。
UWFって何だったんだろう。
最強って何だったんだろう。
最近、チラホラと当時の真実が書籍となり当事者の
証言やタブーなどが文面などで耳に入ってくる。 . . . 本文を読む