new エルミタージュ日記

横浜・関内のまつげパーマ専門店
エルミタージュのオーナー日記。

宿便という名の地獄

2014年05月14日 | 日々雑感

平安時代の人は、本当に地獄という場所の存在を信じていたそうです。

死後は、「天国」か「地獄」のどちらかに行き、

天国に行った人は、蓮の花咲くお花畑で心安らかに暮らし

地獄に行った人は、終わることのない苦しみを味わうんだそうな。

 

 

そんなアホな

「地獄」なんて、本当にそんな世界があって、自分が行く可能性があったら 

怖くて仕方ないじゃん

実際、平安時代の高貴な人々は地獄に行くことを恐れ

功徳を積み天国に行けるよう願ったのでした。

それにはかなりのお金と労力がかかったんだけど、それで地獄行きをまぬがれるなら

安いもんよ て感じですかね。

なんでそんな目に見えない、非現実的で人から聞いただけで

あるかどうかも分からない(本人たちはあると信じていたようだけど)

存在を信じたんでしょうか? 

昔の人はアホだったんでしょうか?

 

 

 

ですが、今でも同じような状況がありました

宿便というものの存在を信じて、小麦粉を食べないとか

サプリを買ったりする人がいるらしい

医療先進国・日本でそんなもんを信じている人がいるなんて・・・・・

宿便ってのは、下剤を売りたい業者が考え出した話だっつの。

人間の大腸は新陳代謝を繰り返して、古いウンコは大腸の古くなった壁ごと

はがれていくんだから、ウンコが何か月も体内に滞在することはできないっつの。

 

 

嘘だと思うなら、内視鏡でお腹の中を見て下さい。

美しいピンクの腸壁にあるヒダには、ウンコなんかはさまってないから。 

だいたい、そんなもんが腸壁に張り付いてたら、

ガンとか腫瘍とか、胃カメラで見つけられないじゃん。

 

 

 

 

実際には存在しない、見たこともないものにおびえて 労力やお金を使い、悩む。

そしてたまに「私は本当に見た」という人が現れるとますます深く信じる。

まさしく「地獄」におびえる平安貴族のよう。

いつの時代も人間は心に棲む地獄に脅かされて生きていくようであります。

 

 

 

 

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