イタイ記事の見本のような内容です。
愛の反対語は、憎しみではありません。
無関心です。
という言葉が、すごく腑に落ちる今日この頃。
『獣神演武』が、動き出します。
荒川作品ではないのに、まるで荒川作品のように、売られだします。
アニメは、成功して欲しいと思います。
なぜ?
失敗したら、叩かれるからです。アニメは漫画よりはるかにメジャー。だから、より激しく。
いくらだって叩けます。
「鋼人気で調子に乗った漫画家が、シュミを持ち込みやがって」 「原作がどっかの同人小説?昔のよしみで?うわーサイテー」
私でさえ、書こうと思えばいくらでも書けます。
そこに事実は必要無く、ただ材料があればいいのです。私は覚悟しています。
当然来る事実に対しても、覚悟しています。
『鋼の錬金術師』の横に並べられ、「鋼の荒川弘の~」と謳われること。
書店にはPOPが並ぶでしょう。売るためならどうとでも書けます。
「連載開始・即・人気爆発!早くもアニメ化決定!」 「鋼の錬金術師を超える感動の物語が、今、始まる!」
私でさえ、書こうと思えばいくらでも書けます。
そこに事実は必要無く、ただ材料があればいいのです。
作品が面白いかどうかではなく、売れるかどうかが問題なのです。
それで、私はアニメ「ゲド戦記」を思い出しました。
同時期に公開の「時をかける少女」は、数多くの賞を獲得しました。
けれど、例えば日経エンタテインメントで、2006年夏映画として上がる固有名詞は、ゲド戦記なのです。
理由は、ゲド戦記のほうが売れたからです。
売れれば勝ちなのです。
枝葉をとっぱらって言ってしまえば、そういうことなのです。
だから、私は『獣神演武』を買いません。
荒川弘が大好きです。ガンガンをめくった拍子に岱燈が見えただけで、こんなにフクザツな思いをしてるマンガなのに、それでも荒川弘絵だというだけでドキドキしてしまって、自分でもあきれています。
でも、買いません。
売れれば勝ち。だから「売れる物は良い物」なのです。
良いマンガとは何か?
私の答えはこうです。「面白いこと」
この「面白い」はおもしろおかしい、の意味だけでなく、興味深い、魅力のある、そっちの面白い、です。絵もキャラも台詞も構成もコマ割りも個人的社会的影響も、全部ひっくるめて、ただ、私が面白いと思うこと!
『獣神演武』を、私は面白いと思う?いいえ。
だから、買わない。
面白く無いなら、買わなければいいなんて、ものすごーく当たり前のことなのに。
ここまで考えてようやく、妙なこだわりが抜けました。
あー疲れた(笑)
あ、でもね。そんなダメな作品ってことは無いのよ?
私には、合わなかっただけ。シナリオ社綾氏の、話運びの下手さがどうしても。
この話を好きな人だっていると思うし、そういう人はこの話を愛してあげてほしい。
『獣神演武』に関する記事は、これが最後になります。
今後はおそらく、単なる固有名詞以上には、この作品に触れないでしょう(今のままならね)。
こんな自己満足記事に、ここまでお付き合いくださって、ありがとうございました。
愛の反対語は、憎しみではありません。
無関心です。
という言葉が、すごく腑に落ちる今日この頃。
『獣神演武』が、動き出します。
荒川作品ではないのに、まるで荒川作品のように、売られだします。
アニメは、成功して欲しいと思います。
なぜ?
失敗したら、叩かれるからです。アニメは漫画よりはるかにメジャー。だから、より激しく。
いくらだって叩けます。
「鋼人気で調子に乗った漫画家が、シュミを持ち込みやがって」 「原作がどっかの同人小説?昔のよしみで?うわーサイテー」
私でさえ、書こうと思えばいくらでも書けます。
そこに事実は必要無く、ただ材料があればいいのです。私は覚悟しています。
当然来る事実に対しても、覚悟しています。
『鋼の錬金術師』の横に並べられ、「鋼の荒川弘の~」と謳われること。
書店にはPOPが並ぶでしょう。売るためならどうとでも書けます。
「連載開始・即・人気爆発!早くもアニメ化決定!」 「鋼の錬金術師を超える感動の物語が、今、始まる!」
私でさえ、書こうと思えばいくらでも書けます。
そこに事実は必要無く、ただ材料があればいいのです。
作品が面白いかどうかではなく、売れるかどうかが問題なのです。
それで、私はアニメ「ゲド戦記」を思い出しました。
同時期に公開の「時をかける少女」は、数多くの賞を獲得しました。
けれど、例えば日経エンタテインメントで、2006年夏映画として上がる固有名詞は、ゲド戦記なのです。
理由は、ゲド戦記のほうが売れたからです。
売れれば勝ちなのです。
枝葉をとっぱらって言ってしまえば、そういうことなのです。
だから、私は『獣神演武』を買いません。
荒川弘が大好きです。ガンガンをめくった拍子に岱燈が見えただけで、こんなにフクザツな思いをしてるマンガなのに、それでも荒川弘絵だというだけでドキドキしてしまって、自分でもあきれています。
でも、買いません。
売れれば勝ち。だから「売れる物は良い物」なのです。
良いマンガとは何か?
私の答えはこうです。「面白いこと」
この「面白い」はおもしろおかしい、の意味だけでなく、興味深い、魅力のある、そっちの面白い、です。絵もキャラも台詞も構成もコマ割りも個人的社会的影響も、全部ひっくるめて、ただ、私が面白いと思うこと!
『獣神演武』を、私は面白いと思う?いいえ。
だから、買わない。
面白く無いなら、買わなければいいなんて、ものすごーく当たり前のことなのに。
ここまで考えてようやく、妙なこだわりが抜けました。
あー疲れた(笑)
あ、でもね。そんなダメな作品ってことは無いのよ?
私には、合わなかっただけ。シナリオ社綾氏の、話運びの下手さがどうしても。
この話を好きな人だっていると思うし、そういう人はこの話を愛してあげてほしい。
『獣神演武』に関する記事は、これが最後になります。
今後はおそらく、単なる固有名詞以上には、この作品に触れないでしょう(今のままならね)。
こんな自己満足記事に、ここまでお付き合いくださって、ありがとうございました。
>良いマンガとは何か?
>私の答えはこうです。「面白いこと」
中略
>ただ、私が面白いと思うこと!
>『獣神演武』を、私は面白いと思う?いいえ。
>だから、買わない。
これを読んだ時、もうずいぶん前に亡くなった某有名漫画家の『読者は漫画家のネームバリューで漫画を読んだりはしない…』という言葉を思い出しました。
まさに歌猫さまのおっしゃるとおりですね。
自分がおもしろいと思うか、どうか…ここに作家(漫画家)が誰かというのは、本来は関係ないのでしょう。
そして、読者がそういう風に完成したマンガでのみ評価する…そう考えることで漫画家も「今、ペンを入れているマンガを自分の最高傑作にする!」という気持ちで作品に取り組むのでしょうね。
それにしても、「フィクション…」の記事を読んで思ったのですが、以前はあんまり読者が触れることのなかった作品の舞台裏が…それも作者の交友関係から会社の内部事情まで判ってしまうのには驚きました。
一昔前なら、舞台裏をいろいろと想像することはあっても、ここまでは…
う~ん、いろんな裏情報?を知って作品を読むのと、作者の名前さえ気にせずに読むのと、どちらが作者、読者、作品にとって良いことなのか…
歌猫さまの「獣神演武」に関する一連の記事は、マンガについてあらためていろいろと考えさせられました。
とりあえず単行本は…私は購入します。
鋼のように「すごいっ!おもしろい!」ほどではないけれど「うん、おもしろい」と、私は感じていますから…
コメントありがとうございます。
すみません、こんな偏った記事で…。
私も「獣神演武」で、マンガの面白さって何だろう、私は荒川弘の何が好きなんだろう、と色々考えることができました。
いろんな情報を知っていても、マンガを読む時は、まずはマンガの世界なのだと思います。それは作者のネームバリューで読まないのと同じに。
ただ、マンガを手に取るときは、ネームバリューや色々な情報がきっかけになっていて、そこが「商品」と「作品」の境界なのかなあ、などと思いました。
「獣神~」も、まだほんの1巻ですものね。これから変わっていくことに、少しだけ期待しています。
丁寧なコメント、嬉しかったです…。ありがとうございました!
やはり無関心にはなれなかったのですか?
っていうのをわざわざ書かなくてもいいと思います。。。
ちなみに私も見ました、カスタマーレビュー。
無関心ってのは難しいんですね…(´Д`;)
あのレビューは以前に書きあげてあったものです。
やはり無関心にはなれません。
なれるはずが、ありません。
けれど、口を開くとあんな風なことしか言えないし、例えば今月号だってオリヴィエの絵の崩れとか、ああ、仕事きついんだなあ獣神のせいで・・・と思ってしまう。
自分でも辛いし読む人にも嫌な気持ちにさせてしまうので、もう記事には書かないと決めました。
書いて嬉しい読んで楽しい記事が、いつか書ける日がきたらいいのに、と思っています。
みお様こんにちは。
本当に、そうですよね。わざわざ書かなくてもいいのに。
あのレビューは以前に書きあげてあったものです。
自分でも嫌になります。どうしてこんな、嫌な気持ちにさせるような物言いしてるんだろう、って。
ずっとずっと、何でこんな駄作を描いてるの?他にましな脚本家はいないの?これを荒川弘で売り出すなんて許せない、それでも荒川先生のやることを批判したくない、そして獣神を責めたせいで荒川先生が責任を感じて絵描きだけでなくストーリーにまで注力して、そのせいで鋼が疎かになったらどうしよう、と、そんなことばかり、考えていたんです。
たかが一読者が、何もそんなところまで、考えなくたっていいのにね。
マンガは、作品であり、商品であると思います。
鋼も商品としてすごく上手い売り方をしましたが、それは作品としても最高品質だったから、とても良い方向へ働いたんだと思います。
獣神は、作品の中身が薄いのに、荒川弘ブランドの商品として売り出そうとしている。
商品に対して、たかが一消費者ができることは何か?
買うか、買わないか。
獣神は、商品なんだ、と、そう割り切ってようやく、自分で息がつけたんです。
でも、本当にこの記事は、自己完結のためだけの記事です。読み手の気持ちをこれっぽっちも考えていません。
嫌な気持ちにさせて、ごめんなさい。
コメント、ありがとうございました。