歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

とっても今更。先月のPASH!

2009年05月07日 | ◆小ネタとか突っ込みとかつぶやきとか

PASH!は友人に見せてもらいました。<ありがとーv
マスタング役三木さんとヒューズ役藤原さんの対談がメイン。
あとはキャラ設定画と、すでに他アニメ誌にも出てるキャスト陣からのメッセージ。

三木さんと藤原さんは、仲良しですね~。
ていうか、藤原さんの発言は鋼関係しか読んだこと無いんですが、どの人と対談しててもフランクな印象♪

ロイはどういうキャラか、という問いにお二人とも答えているんだけど、うん、ロイって一言で言い表しにくいキャラだよね~。
藤原さん「ジレンマを抱えた男だよね」
三木さん「その意味で、ロイは『あがく人』ですね」

ヒューズについては、もちろん良き大人、バランスの取れた人、という話があって、そこに添えて藤原さんが「「大物の器」では無いよね」っておっしゃってて。
これ、いいなあ!
他にも
「人に愛されることと、カリスマであることは別物ですしね」
とか。
うん、ヒューズというキャラを、1人の人物としてだけでなく、作品内のキャラの立ち位置としても、よく捉えてらっしゃるなあ!と思いました。

三木さん「ヒューズの気の遣いかたについては、『これ、画面で表現するのは難しいのでは?』と思うこともあるんですよ」
これって、原作のこと話してらっしゃる?(だって、アニメなら、すでに画面で表現された状態、に声を当てるでしょう?)
原作かな~とか思うだけで、うふうふ(笑)

ロイとヒューズはエルリック兄弟をどう見ているか、という問いに、
ヒューズは「子ども」として見ている、と藤原さん。
これはとっても当然。漫画でもアニメでも、わかりやすく描かれているしね。
ロイは「ひそかにイライラしてるんじゃないかな。子どもであることに甘えてないで、(中略)『早くここまで来いよ』と思ってる気がします」と、三木さん。
これは4話ニーナの回を踏まえての発言かな?
ロイが、エドをどう見ているか、そしてアルをどう見ているか、って、私そういえば、ぐぐっと考えたこと、無かったなあ。
うん、今度考えてみよう。

鋼のアフレコ現場はキャストの年齢層が幅広くて勉強になる、という話のあとに
藤原「でも現場によっては僕らが最年長の場合もあって、それはそれで実は寂しいものだったりする」
これは鋼以外の作品のことを語っているんだけど。

出演料って人気以上にキャリアで決まるから若手で固めて安上がり、とか、再利用時の権利云々を言うキャリア持ちはよほどの実力者でないと干されちゃうとか、そういう噂話を聞いてるから。
なんか、しみじみ読んじゃいました。(インタビューは笑いでオチにしてるけどね)

鋼FAは、前人気のお陰でお金が集めやすく、オヤジキャラが多いから(笑)、声優さんにとって「刺激的で幸せな現場」を提供できる。
鋼が、ファンにとって幸せであるのと同時に、関わるスタッフにとっても幸せな、そういう作品だったら、嬉しいな。


と、言う訳で、先月アニメ誌の感想でした~v
「買い」はやっぱり、荒川弘インタビューが充実の「アニメディア」でしょう!!(って今ごろ言っても)

今月のアニメ誌も楽しみですーv って、もう今週末じゃん!!


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2 コメント

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Unknown (dogpow)
2009-05-08 22:30:38
歌猫様、こんにちは。
アニメ誌は全く読まないので、こちらでいろいろ読めておもしろいです。

三木さんと藤原さんは仲良しなんですね。
ガンダム00でも共演してたからでしょうか。(役は敵同士だったけど)

ロイが兄弟をどう見ているかなんですが、水島版を最初に見た私は、原作版を読んで戸惑ったことの1つがロイのエドに対する態度の違いでした。

水島版ロイは常にエドを庇護しようとしてた。
第5研究所の入院の後、”兄弟はどこに行った?”とアームスロトングに問い詰めたり、リザにも”大佐は兄弟のことになると冷静さを失います”って言われてるし、リオールでもエドが勝手な行動しようとして怒ってるし、エルリック兄弟が捕まったっていう噂が流れた時には軍部に助けに行こうとしてた。
常に兄弟を自分の保護下におこうとするんですよね。
部下よりもエドアルの方を気にかけているような感じでした。

原作版ロイは、エドアルを同格として扱っているような気がします。
ヒューズの死について調べてるときも、アームストロングからエルリック兄弟の話をされるまでは、彼らの存在を思い出しもしなかった。
ロイにとって守るべきものは自分の部下(=国民?)で、エドアルは同志というか、放っておいても大丈夫というか・・・。

ロイの登場時のセリフ”鋼の錬金術師が乗っている”にも、それがよく表れているような・・・。

援護はするけど、守るべき相手ではないというような・・・。
(エドがグラトニーに飲まれちゃう直前では、逆に足手まといって追い返されちゃってるし)

なんだかうまく言えませんが・・・。
うーん・・。さっぱりまとまりません。

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コメントありがとうございます。 (歌猫)
2009-05-11 07:09:29
dogpow様こんにちは!
水島版ロイは、兄弟を見守る大人、という面が強調されていましたよね。それは初期原作から受け取った水島監督のイメージでもあり、また、會川氏の作戦でもあったのかも?とか思います。女性視聴者を掴む有効な手段を知っている人ですから(笑)
原作ロイは兄弟を同格。はい、私もそう思います。
すごく、不思議な関係ですよね。原作のロイとエドアル。水島版のパターンのがむしろ、自然かも、とも思います。大人の部下より、子ども主人公を心配するっていいう
原作のロイらと兄弟の関係を、入江版で描けるかしら?今はまだ、ロイを若く描くことでエドらに近づけている印象があるけど、本当はそうじゃないから、たぶんちゃんと、あの独特な関係がだんだん立ち現れてくると期待しています。
レス遅くなってごめんなさい。コメントありがとうございました!
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