歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

ガンガンパワード「獣神演武」読みました

2008年04月26日 | ◆獣神演武
今月は46ページでした!
うわ、荒川先生、お元気になられたのは嬉しいですが、飛ばしすぎじゃないですか?!

ストーリーも飛ばしてました。わあ、この勢いと展開なら、私、文句言わないよ。
え、これホントに社綾さん1人でシナリオ書いた?<むっちゃ失礼な;
アニメのまんまダイジェストじゃなくて、要所を拾って組み合わせてます。緩急のつけ方も上手い。

相変わらずの説明台詞ではあるけど(笑)
例えば379ページの独白「親の心子知らずとは良く言ったもんだ」は、絵で表現できているから台詞は不要だと思う。
逆に、同ページの「最近は~ワシもなまったか」は、絵ではめっちゃ強いのに台詞はそれを否定することで更なる強さを示すし、タイトウへの信頼を感じさせる、必要な独白。
でもやっぱり一番上手いのは、その前のページの「めっちゃ強い」絵。「切りかかってきた敵の刀を左の刀で防ぎつつ右拳で倒す」を1コマで描いちゃえるなんて!(笑)

あと、あ、すごい。って思ったとこ。
後半のシメイの長台詞に、手前のタイトウパパの回想シーン3ページがすっごい効いてること。
この回想の361ページから364ページは、シナリオの指示というより、作画の判断のように感じました(台詞無いしね)。
そして、もしそうだとすれば、シナリオを絵にするだけでなく、絵でシナリオを補完する、そういう技術を、荒川弘先生が身に付けた・・・ていうか、もっと使えるようになった。そういうことなんだと思う。
あ、いいかも。
うん、そういうの、なんか嬉しい。

元アニメーターさんのブログ「風遊」の、この記事のこと思い出しました。
>動画でも、原画の動きを殺すことなく、個性は出せます。
職人技は、制約の中でこそ鍛えられ磨かれる。
(そうそう、風遊ではソウル・イーターのレビューやってますv ボンズファンさん必見♪)

あと、作者のひとことページ。
「前号の堀田先生のコメントで、うちの近所のスーパーの弊店を知った!ホント困る!」
え?「君と僕。」(大好きvvv)の堀田きいち先生とご近所なんですか??わ、前号のここのページ取っとけばよかった;

次回は6月。
ライラっちが即戻っちゃうよーな気抜けな展開にならず、このテンションが続きますよーに!


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