歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

雑談です~

2008年08月27日 | ◆小ネタとか突っ込みとかつぶやきとか
えー・・・。下の記事、変な内容で、ごめんね。

大好きな原作ファンさんが、ブログで心情を吐露していて、ああ、この方はこれから、私が獣神で通ってきた道を、たどるんだなあ・・・と。
それは5年前に、純粋原作ファンさんが、アニ鋼に対して通ってきた道でもあると思うんだけど。

だから、1期アニメ化時のどうしようもない気持ちをどーにかして整理して今までファンやってきた人は、今回の再アニメ化を、素直に楽しみたい、って受け止めてる方が多いよーな気がします。(私がブログ巡って勝手に感じただけなんですが)
つまり、次作が原作準拠という噂だから原作ファンは概ね好意的、というんじゃなくて。
アニメにゲームに小説に劇場版に、それぞれに違う世界が描かれてきて・・・なんていうか、打たれ強くなってる?(笑)
楽しんだ者勝ち、と吹っ切っているとゆーか(笑)

うん。まあ、それぞれ、すっげー心配しては、いる。
「『二期アニメ』とは『黒歴史』と同義である」とか、誰か言ってたしねえ・・・(遠い目)。
いや、うん。

そうそう、キネマ旬報社「BSアニメ夜話 Vol.8 鋼の錬金術師」の、脚本家の會川さんの発言。

「僕自身は原作をそのままにアニメ化することには何の興味も無いですから。というよりは、そうした志向の人間が監督とか脚本家と名乗っていること自体、本当は許せないんです」

これ、この2期を知ってての、発言だよねえ!(笑)
インタビュアーが「そうなんですか?」と返すと、「それはともかく、そもそも・・・」と話題を仕切りなおしているあたり、これってば會川さんの本音なんだなあと改めて。

アニメファンさんが、二期アニメのニュースを聞いて悔しいような悲しいような気持ちがする、その何十倍も、俺が鋼を作ったんだ、俺たちが鋼をここまで押し上げたんだ、という自負を持つ(それはクリエイターとして正しい自信だと思う)製作陣は、もっと悔しい気持ちなんだろうなあ!
そんで、なのに二期のスタッフにも組み込まれちゃった人もいるんだろうな。気持ちの折り合いをつけるの、大変だろうなあ・・・・・・。

9月発売ガンガンでは、スタッフも発表になりますかね?
私は個人的に、音楽が大島ミチルさんという噂に期待大!
そして一番気になるのが脚本。ええ、シナリオには私、コダワリがあるんで(苦笑)。
あと演出?
スタッフ個人名でアニメ見る人じゃなかったのに、今回のでついに私も、そっちへ踏み込みそうですよ・・・!


えと、コメント下さってる方、ありがとーv レスはまた改めて!

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5 コメント

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Unknown (ともえあや)
2008-08-27 08:36:05
全ては楽しんだ者勝ちというのは、まさにその通りだと思います。

私はアニメファンですが、だからといって1期を全部認めているわけではなくて、あの部分はダメ、描かない方が良かった、蛇足だ~なんて思うところだって多々あります。でも、ところどころにある秀逸(だと私が勝手に思った部分)に魅かれて今数年たってもファンをやっていて。
そして自分の中で認めたくなかった部分でも鋼が好きだからこそ「きっとあの描写は○○のために必要だったに違いない」とか自分の中で租借して割切って無理やり納得してます。

やっぱり、好きな作品だからこそダメだとか思いたくないんですよね。でもつい見てしまう、その気持ちよく分かります。鋼ではない別の作品ですが、新作が出るたびについ昔のシリーズと比べて(これも原作どおりのアニメ化だったはずなのに)「こんなんじゃない!」と憤ってますから。もし鋼2期がそんな道をたどってしまったら~と見る前から考えてしまうと正直不安です。

でもそれよりも2期アニメ決定により1期はオリジナル展開で糞だったな、とか言われるのが今は何よりも辛いです(苦笑)自信満々に貶す記事を見ると、楽しめた自分がおかしかったのかな~とか。
黒歴史化するのは、制作あるいは製作側ではなくむしろファンのほうではないでしょうか。


メディア展開したものが「本当の鋼」かどうかは結局は主観でしかない。でもその主観こそが個人にとっては全て。人それぞれだと分かってはいても、どうにもならない憤りはなんなんでしょうね。2期ではアニメファンの立場も原作ファンの立場も経験することになるので複雑です。

ただ商品とは言っても相手にプレゼンする際には客の嗜好や趣味を知らなければならないし、前に売れていたものが今同じ条件で売れるとは限らない。だから「商品」とはいっても常に「今」満足されるものにしなければならない。ただ「これ作っとけば売れるだろww」的な考えは甘すぎるとしかいいようがないのです。「ガンダム」や「マクロス」といった特異な作品はあるにはありますが、2期や単純にアニメ化といったメディアミックスが黒歴史化してしまったのは製作側に奢りがあったと思います。ただ作っとけば売れる~だなんて商売なめてんなよ、と。
鋼の場合も、たぶんそんな部分がないとは全然言えないでしょう。だけど、ちょっとでも、制作はもちろん製作側にも「作品」として大切にしてくれるのであれば応援したいという気持ちが勝っていて。商売を悪と見られてしまうのもちょっと悲しいな~なんて。物を売るって、単純なようで全然簡単には行かないものなんです。商売で提供する場を与える土台がしっかりしていないと、どうしようもないのです。チャンスとタイミングも問題で、時期を逃せば本来売れるものだって売れない場合もあるんです。ここもしっかりしてほしい、という願望ではありますが>がんばれアニプレックス

今はただ、「信じてるよ」としか言えませんが。
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原作と映像 (sengen412)
2008-08-27 21:35:35
 ともえあやさんの切々と訴える力のこもった投稿、読ませていただきました(あ、まるでこのブログ主さまのような言い方をしてしまった。すみません歌猫さま)。

>制作はもちろん製作側にも「作品」として大切にしてくれるのであれば応援したいという気持ちが勝っていて。商売を悪と見られてしまうのもちょっと悲しいな~なんて

わかります。そのお気持ち。
そうですね。私も、2期アニメには、どうぞ「鋼」の世界をしっかり理解し大切にしてくださる方々に作ってほしいと願っています。確かに、アニメも漫画も「売れてこそナンボ」の部分は強いと思うし、水島アニメ「鋼」が終了して4年、劇場版から3年にして早くも再アニメ化の話が発表されたのは、「鋼」が売れる作品だと踏んだからだと思います。
 ただ、ものは考えようです。
 もともと原作ファンだった私は、少々恐れながら水島アニメを見始めたわけですが、最初のうちこそ感じた違和感は、アニメが進むにつれて消えていき、「原作は原作、アニメは別物、二次創作、でも実によく作ってある」と、両方楽しむようになりました。むしろ2つを比較して見ていくうちに、片方しか見ていなかったときには気付かなかった様々なことを深く掘り下げて考えることができ、ますます「鋼」が好きになりました。
 原作とそれをもとにした創作物の関係ですが、基本的には、原作だけが「本物」だと私は思います。
 アニメであれ映画であれ、実写版であれ、ひとたび原作以外の手に渡れば、どんなに忠実に作ろうとしても「別物」になります。
 脚本がどんなに原作通りのセリフであっても、場面のカットや色彩、声優(俳優)の演技、音楽、そして
演出編集によって、原作とは別なのもになります。
 会川氏の「こういう仕事の場合、原作通りしか作れないというのは考えられない」というような発言もわかります。原作があるかどうかによらず、ものを作る仕事をする人間は、必ずそこに自分たちの解釈を盛り込みます。一見事実そのものを撮影したかに見えるニュース映像すらも、カメラマンや編集者の意図によって全然違う印象・メッセージを与えるものになります。
 ましてや、「鋼」のような、さまざまな切り口から迫ることが可能な「懐の深い魅力的な作品」となると、どんな料理も可能でしょう。
 そう考える私にとっては、新アニメ化の話は、単純にうれしいことです。原作どおりであろうとなかろうと、エドたちが生き生きと動く新しいドラマがまた見られるのです。しかもそれによって、原作の注目度が再び高くなればこんなにうれしいことはありません。それによって、また「鋼」の魅力を認知する人がたくさん増えればいい、と思っています。
 ああ、もちろん、あまりにも「駄作」とならないように、とは願ってはおりますが。原作の世界観をしっかり踏まえて、きちんと作ってくださるのなら、多少設定が変わろうと人物像が変化しようと(エドは前アニメよりも「男前」に、大佐はより「有能」にと希望はしていますが・笑)、ついていこうとは思っています。
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素直にワクワクしてるだけの私って・・・ orz (柳楽)
2008-08-27 22:08:19
アニメ二期の話が正式に上がったとき
「白ブリ(※原作キンブリー)が動いて活躍してファンが増えて、この寒村に春が来るーーー!!」という喜びしか沸かなかった私は、ここにものを書く資格はあるのでしょうか・・・ |||orz
アニメ化というド級燃料もキンブリファンが増える口実にしか見えない段階で、異端もいいとこです。

心配はあると思いますが、私は大筋では大丈夫だと思います。というか大丈夫でなければアニメ化なんて自殺行為ですよコワイファンがいっぱいいるのに。
考え方の相違で合わない描写は出ると思いますが、製作者側は間違いなく魂を削って、技術と気合のすべてを投入するはずです。
そんな作品が根本的に駄目になるわけがない・・・と思うのは楽観的すぎるのかな・・・と若干心配になってきましたが、とにかく大丈夫だと思います。
これから関わる製作者の方すべてに、原作をリスペクトして良い作品を錬成されるように、と願っています。
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Unknown (nono)
2008-08-29 02:30:20
こんにちは。

鋼のアニメは、面白かった!
でも、原作派の私としては納得の行かないところも多くあり、でも面白かったのも事実で、私の中では「よくできたパラレルワールド」という位置づけで納得しています。
で、鋼に興味を持った人には「アニメもいいけどマンガがとにかく面白いから!!」って勧めています。

新アニメは原作準拠って事で私としてはとても嬉しいです。でもやっぱり、この新アニメが面白くても面白くなくても、やっぱり「マンガが最高!!」って勧めちゃうと思います。

そういう意味では、何と言うか、何があっても、ゆったり構えていたいなと。

あとは、最近良くあるセリフやカット割りさえピッタリ原作にあわせてアニメを作っちゃうやり方でも、映像にした時には作り手の意思が必ず入った結果であると思うので、作る側にはそんなに気張ることなく、愛情を持って誠実に作って下さればそれで十分だと思っています。

とにかく。どんな結果になろうと、鋼がもう一度盛り上がるのが嬉しい。長々と書いてしまいましたが、私はなによりそれが嬉しいです。
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コメントありがとうございます。 (歌猫)
2008-08-30 01:44:11
ともえあや様こんにちは!
記事上げて、2時間も経たないうちにコメくださってますのに(びっくり!)お返事遅れて申し訳ありません;
えー。
うん、なんか、コメレスうまく思い浮かばない(苦笑)。
そのね。ともえあや様の、おっしゃるとおりだなーって、しみじみ読んで。
えっと。ともえあや様にではなく、脚本會川氏に言いたいことなんだけどね。例えどんなに2期アニメが優れていて人気が出ても、決して會川&水島アニメがそれにかき消されることは無いですよ、って。道を切り開いたのは1期ですよ、テレビ放映できるかギリギリのところを貫いた勇気は、開拓の精神は、どんなに2期が頑張ったって、手に出来ないものなんですよ、って。だからそんな責めないでやって、2期を、って。
同時に言いたい。會川さんはオリジナルの決着をつけたし、アニ鋼成功の立役者ではあるけれど、アニ鋼が成功したのの、半分だけしか、あなたのものではないと思いますよ。
残り半分は、現場の、名も無い、アニメーターやスタッフの、一人ひとりの、鋼への愛なんですよ。それは貴方の鋼へではなくて、一人ひとりの抱く鋼への、愛なんですよ、って。
えー・・・ともえあや様に言ってもしょーがないんですが(苦笑)
鋼の幸いは、一人ひとりが抱く鋼への愛が、ほぼ同じ方向を向いたこと、なんじゃないのかな。(だから逆に、思いが多様すぎるガンダムでは水島さん苦労してそーな・・・)
そして原作ファンの私は、「同じ方向」の原因を、荒川弘の仕事人としての肝の座り方、そして読者と作品への愛、に、見てしまうのデス。
だからきっと。
二期もまた、優れた作品になると思う。脚本とか監督とかが根幹のとこさえ間違えなければ、一定ラインは超えると思う。(思いたい!)
それでも、二期に劇場版は無い。作品の延長として必然とする劇場版展開は、今見える戦略からすると、難しい。(番外モノはできるだろーけど)
だからオリジナル展開から劇場版まで持って行って成功させた1期アニメは、やっぱりすごいと思うんです。
・・・と、とりとめの無いレスでごめんなさい。思いのこもったコメント、何度も読み返しました。ありがとうございました!

sengen412様こんにちは!
あのね、すっげ失礼なこと、言っていい?
コメント読んでびっくりしたの。うわーすごく考えて、書いてらっしゃる、って。
えっと、あのほら、普段はとっても気軽におしゃべりカキコしてくださるじゃない?けどこのコメは、きっちり考えて、それから書き出してらっしゃるなあって。それだけ、すごく深い思いがあるんだなあ、って。
あっ、普段の気軽なおしゃべりも大好きよ~。最近ヤフー掲示板も読んでます♪あと知恵袋に粘着のよーに回答投下してたり(苦笑) だって不正確な回答に「よくわかりましたありがとう!」とか言って締め切ってんの、我慢なんないんだもん~!
あ、話題が逸れた。
>どんなに忠実に作ろうとしても「別物」
うん。そうなんだよね。
でもホラ、そういうのってある程度、色々な作品に触れてからでないとわかんないじゃない?アニメ夜話で森さんがおっしゃるように、ドキュメンタリーだって創作だ、と、割り切って観れるようになるには、年齢つか経験が必要だと思う。
だからハイティーンの視聴者がもしかして一番その辺り厳しいかもしれないですね。2期のスタッフさんは1期以上に大変だろうなって思います。プレッシャーに負けないで頑張ってほしい!
>そう考える私にとっては、新アニメ化の話は、単純にうれしいことです。
うん。私も♪
多くの人に知られている鋼だけど、それでもマンガってアニメに比べるとずっとマイナー。だからこれを機会にもっともっと原作鋼の読者が増えるといいなvって思います。
それから、前アニメからたった5年だけど、1年生が5年生に、小学生が高校生になる、それだけの時間でもあるんですよね。アニメが原作と同じに、子供たちのために(も)(そりゃ、商売上は大きいお姉さんをターゲットにせにゃならんだろーが(笑))作られるのなら、今のタイミングでも早すぎることは無いのかも?とか思います。
いい方にいい方に考えたいのさ~(笑)
コメントありがとうございました!

柳楽様こんにちは!
いや、素直にワクワクが一番ですよ!もーねー、オタクは面倒臭いことをぐちぐちぐちぐち言いますからねー(苦笑)
コワイファン(笑) ええもう、怖くてタチの悪いファンでござーます~。んが!熱くて熱くて熱いファンなんだもんしょーがないじゃんかっ!(<開き直り)
>製作者側は間違いなく魂を削って
うん。私もそう思います。てか、例え望まぬ降って来た仕事であろーと、原作は誰でも面白く読めるし、前アニメがあれだけの人気で、全国放送夕方枠となれば、気合入れるっきゃないと思いますよ!
やっぱり、仕事はそれを「好き」になれるかどーか、が一番だと思うので、鋼の万人受け性(なんだそりゃ)は、メディアミックスのすごい力になってると思うのよ~。
あと、柳楽様おめでとう!スカー兄が全裸刺青イっちゃってるアレから、真面目ないい人に生まれ変わりますよっv や、それだけでもワクワクですよねー♪
コメントありがとうございました!

nono様こんにちは!
アニメもいいけど原作はとにかく面白い。
はい、全く持って私も同じ意見です!
>作る側にはそんなに気張ることなく、愛情を持って誠実に作って下さればそれで十分
うんうん。本当にその通りだと思います。
あのコマ配置、ページめくりを使った驚きの演出、そういったのはどうしたってアニメにはできない。逆にマンガはどうしたってアニメのような影響力は持てない(例えば海外市場に対して)
だから、どうせ原作の劣化コピーだろ、などと罵られようと、アニメにしかできないことを見据えて、誇りを持って作ってほしいな、って思います。
そしてやっぱり、鋼がもう一度盛り上がるの、嬉しいですよね!私もすっかり盛り上がって舞い踊ってます~(笑)
コメントありがとうございました!
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