歌猫Blog跡地

漫画「鋼の錬金術師」と荒川弘について語るブログ。更新終了しました。

鋼FA第7話感想~

2009年05月18日 | ◆アニメのこと
シェスカ、かわいいなぁ…。
や、シェスカはね、カットしても大丈夫なキャラだよなあ、とか思っていたんですよ。この先、原作でシェスカの能力を使うことがあっても、ファルマンで代用できるじゃないですか。
だからむしろ、出番まるまるカットして、その時間を別の場面に使った方がいいんじゃないかなーなんて、思ってたんですが。
アニメ見たら、違うや、って、思った。
小中学生の子ども達に元気を与えるアニメとして、彼女は必要なエピソードだ。うん。

シェスカが何で可愛いかって。
例えばブロッシュに「本当に重要資料なんですか?」とか言われたとき、ちょっとしょぼん、としてる表情。
それからアルに励まされた時、にこっと笑う前に、優しそうな表情を挟むじゃないですか。
原作だとコマでぱっと切り替わる表情の間に、アニメーターさんの解釈で、表情を足す。それでキャラの魅力がいっそう引き立つ。
いいなあ~v
シェスカのギャグは、元々ギャグちっくなキャラなんで、違和感無かったですねー。

あと、シェスカんちの本棚の隙間を、ロスとブロッシュがカニ歩きでどうにかこうにか通っていたのに、エドがふつーに歩けてる、その対比がツボでした!やん、エドちっちゃーい♪(笑)
エドもなんか、原作以上に可愛くなってません?ヒューズがスカーの件に触れて「お、悪い、思い出させちまった」のエドの表情。マンガと同じアングル・同じ顔のあと、ヒューズが椅子に腰掛ける時のしょんぼり顔が、可愛い…v ヒューズの腰のタガーナイフをさり気に映すアングルもよかった!

で、ほのぼのパートはすごい好みなんですが、シリアスになると。
やっぱりちょっぴり、物足りない…。
うーん。賢者の石の材料が人の命、ってとこは、視聴者が焦れるくらい、沈黙を落してほしかったなあ…。

エドが、ソファに寝転がって、機械鎧の右手を上げて、握って、「カミサマってやつは」のセリフんところ。
アニメーターさん、前アニメを意識しないようにするの、辛かったかもなあ。
水島版のあそこの場面、ぼんやり光る照明をに手をかざし、握って、届かない、って演出は素晴らしかった。それは最終回から劇場版で繰り返しモチーフにされてて。
だからもう、使えない。
照明を消してしまう、という描き方は、定番だけど上手いなと思いました。地図を持ってくる場面から照明がつくのもね。

7話まで見てきて。
最も全く違和感無く、アニメらしい動きもデフォルメも好ましく、すんなり楽しいキャラって。
アームストロングだな!!(笑)
いやあ。アニメーターの愛と、声優の力量が、見事に相乗効果を上げて、原作以上に素敵キャラになってるよ~。

それから、今回は初回はリアルタイムで見たんですよ…音無しで。
えっと、うん。丁度一人になれたんだけどイヤホン持ってなかったんで、で、こっそりと(苦笑)
それでね。
音無しで見ると、あらためて、釘宮さんってスゴイ!!と思った。
だってアルって口が動かないんだもん。当たり前だけど。
たまにセリフっぽい動作はある。でも、他のキャラと違い、どこにアルの音声が入るのか、無音だとほとんど分からない。
そこに声をあてて、命を吹き込んでいくんだ~、と。
釘宮さんじゃなくても、プロ声優さんなら誰でもできることなのかもしれないけど、私はアルが好きだから、アルに命を吹き込んでくれる、釘宮さんに感謝です。うん、アル、いいーv

さて!
次回は第五研究所です。これもきっと、描く側からすれば色々辛いところがあるでしょう…。
エドの猿のようなすばしっこさ、スライサーの鋭さ、無駄の無いアルの動きと無駄だらけのバリーの動き、4人の動作をがっつり対比して描いてもらえるでしょうか…!
心配しつつも、楽しみにしています!


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