昨日の文教委員会

２２日の文教委員会は、保育園・学童クラブの応募状況について、
教育委員会のフィンランド研修視察の報告、
スポーツ団体協議会への補助金についての審議が行われました。
学童クラブについては、今後放課後クラブに移行されることとなり、
学童クラブ存続の要望もありますので、今後慎重に検討する必要があると指摘しました。
フィンランド研修については、ある団体の調査で学力が世界一のフィンランドの取組を、
視察してきた結果の報告で、特に日本がフィンランドに比べ語学力が低く、
フィンランドでの発想力の強化プログラム等を、今後取り入れていくようです。
スポーツ団体協議会については、平成９年に立ち上がった段階から、
本来個々のスポーツ団体の合宿費用に使われるはずのお金が、
会費に充当されるなど、会の経費に充てられていたという事実が判明しました。
私が調査した内容では、スポーツ団体協議会は、
流用の報告を教育委員会にしていると言っており、
教育委員会側はその事実をを認めず、事実関係の解明が出来ず、
今回も流会となってしまいました。
教育委員会としては、今後このようなことのないように努めるとのことですが、
そもそも平成９年当時の区長決済では、流用を認めておらず、
それに反して公金が支出されてきたにも関わらず、
「規定どおり支出をした」の一点張りで、チェックの甘さを反省するというだけの対応で、
誰も何も責任を取らないまま進めようとしているとしか考えられません。
私としては、一定のけじめをつけなければ、常識的には考えられないことだと思います。
３月の予算議会において、更にこの問題について追求していきたいと思います。