時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月5日デイリーレポート

2007年10月05日 17時02分25秒 | デイリーレポート
穀物シカゴ市場
コーンは総じて小幅続落。小麦がここにきて乱高下しているなか、4日は上伸した後急落になったことや、収穫絡みのヘッジ売りなどで下値を切り下げたが、安値ではコーンに対する好調な需要が下値を支えていることで、12月限は342.25セント(―2.25)
大豆は総じて小幅続伸。小麦が反落し弱含みでいたが、ブラジルの乾燥懸念や大豆油の急伸にマイナスサイドからプラスに浮上し11月限は954.25セント(+3.25)で終えた。
東京市場
コーンはシカゴ安から小幅安で始まった、その後納会を15日に控えた当限11月限が海上運賃の再度上昇に渡し物不足との見通しに昨日より急伸を続けていることを受け、期先も地合いを強め先限9月は28.790円(+150円)で前場を終えた。後場になっても地合いは強く上げ幅を拡大させたが大引けでは3連休を前にした手仕舞い売りなどに上げ幅を削って期先9月限は前引けと同値の28.790円で終えた。2日前にシカゴの急落で全限がストップ安に張り付き目先の天井がついたと判断しましたが他商品の貴金属や石油が最高値圏近くにいることを見ますと穀物の下落は調整安であって上昇トレンドに変化なかった可能性が強いと思います、先限で28.000円以下の下げはなく、28.000円前半で押し目買いの方針です。
NON-G大豆は期近2本を除き小幅安に寄り付いたが、一般大豆が確りして寄り付いた後NON-G大豆は調整一巡して期近主導に地合いを強め先限は最高値に接近し前引けの8月限は59.580円(+400円)で終えた。後場からは3連休を前にした利食い売りになどに期先3本はマイナスサイドに沈み8月限59.160円(-20円)で終了。
NY原油市場
NY原油は急反発。原油在庫が増加したことや材料難だったことで11月限は78.91ドルまで急落したが、米経済指標の内容が悪化したことを受けユーロに対するドルが安くなったことと、石油製品相場の期近が切り上がったことを好感し値を大幅に上昇させ81.75ドルまで値を上げた、引けは81.44ドル(+1.50)
NY原油市場は騰勢が一服している状況であり現在は日柄調整だと思っています、今後は新規の強材料の出現に水準を切り上げる可能性が強いのではないでしょうか。
東京市場
NYの原油、石油製品ともに急伸を受けて買いや買戻しに、原油、製品ともに4桁上伸となる限月が相次ぐなど大幅続伸で始まった、その後もファンド筋などの買いなどに地合いを強め上げ幅を拡大させ、ガソリン先限で67.640円(+1430円)、灯油65.570円(+1.490)まで上伸した、その後、後半に3連休を前にした利食い売りに上げ幅を縮小させて、ガソリン先限67.060円(+850)灯油65.170円(1.090円)原油52.840円(1.280円)で終了した。国内の製品ガソリン、灯油もNY市場に追随することになると思い、売り新規は危険と判断します。