時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月23日デイリーレポート

2007年10月23日 16時53分37秒 | デイリーレポート
10月23日(火)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは続落。収穫進展観測を嫌気した売りに、地合いを弱め金曜の安値363.75セント割り込む359.00セントまで急落した、その後株価の反発や小麦の急伸に地合いを回復させたもののプラスサイドに届かず12限364.50セント(-5.75)で引けた
シカゴ大豆は続落。金、原油などの商品安とブラジル産地の降雨を嫌気した売りに11限が961.00まで急落したが、ドルが反落に転じたことや小麦の急伸したことで、安値より地合いを回復させ976.50セント(-6.75)まで戻して引けた。
東京市場
コーンはシカゴ安であったが売り方の買い戻しに期近は確りし期先2本は変わらずに寄り付いた、その後上げ止まったと思われた海上運賃が再度118円台に急騰したことを受け、期近が手仕舞い買いを先行させたこととテクニカルな買いに地合いを強め11限は31.070円(+180)に反発させて前場を終えた。後場に入ってからも夜間取引の堅調や円安に振れていることで、大衆の買いなどが先限11月に入り上げ幅を拡大させ31.270円(+380)で引けた。ただ国内定期もここからの上げる材料は不足の気がします、期先11限で31.000円からの戻り売りでいいと思います。
NON-G大豆はシカゴ安であったが、昨日の夜間取引の終値より始まり値が11セント戻したことと、納会を前にして期近に地場筋の思惑買いなどが入り、寄り付きから期近主導の反発となって始まり、その後も地合いは強くなり、期先8限は寄りから値を伸ばし61.110円(+600)の大幅高で前場を終えた。コーン同様に後場も地合い強め期央4本がさらに値を伸ばし4桁を超す大幅高に、期先8限は61.300円(+790)に今日の高値で引けた。大豆も新高値(62.860円)を超すには新規の材料不足であり、期先8限の61.000円からの戻り売りに対処したい。
石油市場
NY原油は続落。世界的な株安から、景気の先行き不安により需要減少の見通しが広がるなか11限は86.17ドル(-2.43)まで急落したが、イラク、トルコ間でクルド労働者党が17人のトルコ兵を死亡させたことで、中東情勢は緊張の度合いを一段と強めて下値を支え11限は87.56ドル(-1.04)まで戻して引けた。NY原油の調整売りでの下値は83.00ドルあたりと見ています。
東京市場
NY原油が続落したことを嫌気した売りなどに原油、製品が続落して始まった、その後も時間外取引の軟調にガソリン4限66.880円(-500)、灯油66.650円(-530)原油54.500円(-160)まで売られたが、円安などが下支え要因となり、強気の押し目買いなどに地合いを回復させプラスサイドまで値を戻しガソリン4限67.440円(+60)灯油67.320円(+140)原油54.790円(+130)で前場を終えた。後場から製品のガソリン売買が拮抗しもみ合う状態となり、前引けとほぼ変わらず4限は67.460円(+80)で引け、灯油、原油は値を伸ばし灯油4限は67.590円(+410)原油4限55.030円(+370)の堅調な地合いで引けた。