時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月22日デイリーレポート

2007年10月22日 16時45分47秒 | デイリーレポート
10月22日(月)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは小幅続伸。コーンが10月需給報告でのイールド引き下げや輸出需要の好調と小麦の急伸受けたファンドの買いなどで12限は370.25(+3.00)セントで引けた。
シカゴ大豆は反落。原油安や大豆安を嫌気した投機筋の手仕舞い売りに生産者のヘッジ売りに11限は975.50(-12.75)セントまで反落した後、小麦高をはやして地合いを回復させたが、プラスに浮上する勢いなく983.25(-8.25)セントで引けた。
東京市場
コーンの寄り付きは113.円前半の急激な円高に振れていることや夜間取引が下落したことを嫌気した、売りと手仕舞い売りが優勢となり期近2本はストップ安に張り付き、5限以降も大幅反落し11限は30.790円(-470)で始まった、その後もIOM、NON―G大豆の期先がストップ安に張り付いたことなどで地合いを悪くさせ、下げ幅を拡大させ11限30.630円(-630)で前場を終えた。後場に入ってから為替の円が114円台に戻したことや石油が戻り期調になったことで、買い方の押し目買いに値を回復させ下げ幅を縮小させて11限は30.890円(-370)まで戻して大引けた。
NON-G大豆はシカゴ安、大幅な円高と夜間取引が大幅に下落したことで、期先4本が手仕舞い売りや、売り方の追撃売りに制限幅一杯のストップ安に寄り付き、そのまま売り一色となって前場を終え期先8限60.510円(-1.000)で終えた。
後場に入って為替が円安に戻していたものの、期先3本は夜間取引が軟調のままに推移していることや、高値での調整売りが継続となりストップ安のまま引けた。
国内のコーン、大豆ともに大衆の買い増しにシカゴに比べて上げ過ぎの気がします、コーン期先11限の31.320円、NON-G大豆8限62.860円は目先天井と見ています、
石油市場
NY原油は反落。ドル安や中東情勢の緊迫続いていることから11限は90.07ドルと高値を更新した後、ここに来ての上げ過ぎ感や、週末を前にした利食い売りなどに下押しされ11限は88.60(-0.87)ドルまで大幅に下落して引けた。目先の目標90ドル達成が見られたが原油を取り巻く要因の大きな変化はしていない、またファンド筋の大型資金がさらに商品市場にシフトされる見通しは強く上げ期調は継続していると思われます、ただ大きな調整は何時でても何らおかしくはありません。
東京市場
NY原油の調整安に反落したこに加え、為替が急騰していることを嫌気した手仕舞い売りなどが優勢となり、原油、製品ともに4桁下落する急反落して始まった。その後も時間外取引が大幅に下落していることで、下げ幅を拡大しガソリン4限66.680円(-2.000)灯油66.660円(-1.440)原油54.220円(-1360)で前場を終えた。
後場からは、ファンドの押し目買いにテクニカルな日計りを中心したディ-リングの買いが先行させ買い玉を回転させ、地合いを強めて大幅下げ幅を縮小させガソリン4限67.380円(-1300)灯油67.180円(-920)原油54.660円(-920)まで値を戻して終えた。