時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月16日デイリーレポート

2007年10月16日 17時10分24秒 | デイリーレポート
10月16日(火)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンはユーロに対するドル安や石油、金の上昇などでインフレ懸念をはやしたファンドの買いなどで続伸した後、週間輸出検証高が事前予想の下限だったことと、小麦の急落を圧迫要因として下押ししたが、小麦とのスプレッド外し買いと投機筋の思惑買いに今日の高値圏で12限は362.00(+11.0)セントの大幅続伸で引けた。
シカゴ大豆は反発。原油高などでパーム油高や輸出検証が好調だったことと、降雨による産地の収穫遅れ観測などが地合いを強め11限98は7.00(+10.25)セントに反発した。
東京市場
シカゴの続伸に昨日期近2本がストップ高で未決済の買いが先行して寄り付き期近3本は大幅続伸し新補11限も堅調な地合いの30.940円で始まった、ただここに来て、売り方のポジションが大幅に整理されたことから、利食い売りに値を下げマイナスサイドに新補11限も軟調となり前引けは30.580円に値を切り下げた。後場になってから石油やゴム、金などの商品が反発していることで大衆筋の新規買いとファンドの買い増しに地合いを回復させて買い優勢に値を切り上げ.新補11限は31.210円で終え安値より720円戻して引けた。
NON-G大豆はシカゴが反発していたが、利食い売りなどが優勢しやや軟調の展開となり小幅安で始まった、その後は底堅さを見せ押し目買いに地合いを強め先限8限は61.930円に値を戻し(+230)で前引けた。後場はコーンが反発したことや.他商品高を好感した大衆の途転買いなどで地合い強くさせ.先限で前場2節の安値をつけてから一本調子に値を切り上げ8限は62.860円(+1.160円)まで大幅続伸させて引けた。
今日の.コーン、大豆が大幅に続伸したのは地合いの強さを好感したファンドの買いと大衆の途展買いに続伸した格好となったことを思えば.いったんは買い建て玉を手仕舞い様子見にしてから対処したい。
 石油市場
NY原油は大幅続伸。トルコとイラクの緊張がさらに高まるなか、ユーロに対するドル安が支援材料となり投機筋買いに11限は最高値を更新し86.13ドル(+2.44)で引けた。
東京市場
NY原油の急騰を受け、原油、製品ともに4桁超す大幅高先限4限ガソリンは69.450円(+1.350)灯油68.620円(+1.360)原油55.700円(+1.430)で始まった、その後は利食い売りに値を押すものの損切り覚悟の買戻しで売り買いが交錯し高値圏で前場を終えた。後場に入ってからは値幅小さい動きのなかで推移して今日の高値圏で引け、ガソリン4限は69.500円(+1.400)灯油68.900円(+1.640)原油55.850円(+1.580)
NY市場の期近が84.00ドルの新高値を更新させたことで.さらに相場は上昇していくものと考えられます、これからの高値ではある程度の高下は頻繁なると思いますが、今は押し目買いのままでいいですが噴いたら利食いも賢明です。