時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月15日デイリーレポート

2007年10月15日 17時40分08秒 | デイリーレポート
10月15(月)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは反発。需給報告がアナリストの予想平均生産高(135億bu)を下回ったことなどと、週間輸出成約の好調を受けたファンドの買いなどで12月限は358.00セントまで急反発したが、大豆の反落を嫌気した売りに上げ幅を削り351.00(+7.25)セントで引けた
大豆は小幅反落。生産高は事前予想を下回り地合いを強めて11限は993.25セントまで急伸したが、期末在庫が据え置かれたことから買い気を削ぎ、その後は利食い売りになどに値を切り下げ、ファンドの売りを誘い11限は976.75セント(-4.75)まで切り下げた。
東京穀物市場
コーンが納会日を迎え寄り付きより当限11限が爆騰となり34.670円で始まり1.3限がストップ高に鎖や寄せし、期先も買いや買い戻しが優勢となり急反発で始まり、先限の9限は継ぎ線で上場来の最高値(30.510円)を更新し30.530円で始まった、その後も当限11限が35.160円(+1.620)とさらに上伸して納会し、売り方の買い戻しが優勢となり前引けの9限は30.760円(+700)と上げ幅を拡大させて前場を終えた。 後場に入ってからも夜間取引が堅調したことで、損切り覚悟の買い手仕舞い買いなどがさらに先行し先限9限は30.810円(+750)の最高値で終わり活況な商いで引けた。
NON-G大豆はシカゴ安であったが、海上運賃が連日最高値を更新させていることから、コーン同様にIOM大豆の納会が61.800円(+2.900)の急騰納会したことで、大豆商品は地合いを強め買い方が優勢となり先限も急伸させNON-G大豆先限4本はストップ高を含む大幅高に8限は61.700円(+990円)で終えた。
国内の穀物は納会事情の内部要因などからコーン、大豆がともに期近主導で大幅急伸となり売り方大衆の買戻しが先行し上値を伸ばしたことから、明日以降に調整場面が出る可能性があると思います、しかしシカゴ高に続伸すれば、買い玉は利食いしたい。
石油市場
NY原油は続伸。原油の在庫が減少していたことを引き続き地合いを強め、その後もトルコ.イラクの緊張が高まった背景にファンドの買いが優勢となり11限は84.05ドルまで急伸し史上最高値(84.10)に迫った、その後は週末の手仕舞い売りに上げ幅を縮小させ83.69ドル(+0.61)で引けた。
東京市場
NY原油の続伸を好感した買いが先行し、買い優勢の展開となって始まり、原油.製品ともに
続伸し一代の高値を相次ぎ更新した後は時間外取引が軟調したことなどで、手仕舞い売りやファンドの売りが優勢となり上げ幅を削った、その後も後場に入ってからファンド売りに地合いを弱め、製品のガソリン、灯油がマイナスサイドに沈みガソリンは68.080円(-450)まで下げ灯油は67.260円(-40)まで下げ上げ幅を大幅に縮小させ大引けは安値圏で終了した。NY市場の地合いの強さから、高値圏での踏み上げはこれからが本番だと思います。