時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月3日デイリーレポート

2007年10月03日 16時15分15秒 | デイリーレポート
10月3日(水)
穀物シカゴ市場
大豆は急反落。小麦の急落や収穫進展を嫌気したことと、ユーロに対するドル高で商品全面安にファンドが大量の手仕舞い売りなどで値幅制限一杯のストップ安に張り付いた、ただ終盤には投機筋の安値拾いの買いが入り、ストップ安からは持ち直した。
コーンは急反落。
小麦、大豆の急落や収穫進展観測、ドル高による商品全面安にファンド筋の売りにストップ安についたあと、押し目買いに値を戻したが小麦がストップ安に張り付いたことから戻り売りが優勢となり、ストップ安に押し戻された。
小麦の急落をきっかけにファンドが大豆、コーンともにロングポジションの調整売りがはいったが、この先どこまでポジション整理するのかファンドの動きに注視したい。
穀物東京市場
大豆、コーンともにシカゴの急落に全面安となり寄り付きから売りが殺到となりストップ安に張り付いて始まり、その後も夜間取引が安く入ったことから市場に買いがほとんど見られず売り一色の状態となって前場を終えた。後場に入ってからも状況に変化はなくコーン、大豆ともにストップ安に張り付いて終了した。
内外の穀物相場感は今まで強気の姿勢でいましたがここにきてのコーンがこの三日間で先限9月限がー1760円の急落したことや夜間取引で小麦が大台の9.00ドル割れたで訂正せざるしかありません、ただコーンは急激な下げでこれからの下げはある程度限定されると思います、しかしNON-G大豆は昨日まで最高値圏にいたことからまだ下げ余地はあるとおもいます、しばらくはコーンの買いは維持しNON-G大豆をその分ヘッジ売りを建てて様子を見たほうがいいと思います。
石油
NY原油は小幅続落。
ドルの反発に80ドルを割れる一段の高値調整が進んだ後、明日の週間在庫統計の発表を控えることから、終盤には押し目買いに値を戻し80ドル台を維持して終えた。
原油は現在高値圏で推移していますが、穀物が調整売りなどで下げ始めたことで、短期的に大幅な調整があるかも知りません、しかし年内に向けての地合いは強いと思います。
東京市場
NY原油は安くなっていたが昨日が下げすぎたことや夜間取引が確りしていることで反発して始まった、その後も円安に振れていることを好感し地合いを強くして上げ幅を拡大して前場を終えた。後場になってからも堅調地合いは続き上げ幅拡大させて製品のガソリン、灯油は大幅反発して引けた。NY原油が80ドル台に戻したことや昨日の売り込み過ぎの買戻しが出たようだ、まだNY市場次第ですが強気のままでいいと思います