時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月18日デイリーレポート

2007年10月18日 17時02分18秒 | デイリーレポート
10月18日(木)
穀物シカゴ市場
シカゴコーンは小幅反落。生産高は過去最高の見通しや期末在庫も高水準が予想される中で下落し、12限は355.50(-5.00)セントまで下押しされたが、原油が最高値更新したことで値を戻したが、後半再び地合いを弱め358.00(-2.50)セントで引けた。
シカゴ大豆はブラジル産地の降雨を嫌気したファンドのテクニカルな売りなどに11限が967.50(-10.0)セントまで下落した、その後原油高や大豆油の上伸に値を回復させ988.0(+10.50)まで急伸させたが、原油が後半に反落したことや、ブラジル産地の降雨予報が圧迫しファンドの売りにマイナスサイドの974.25(-3.25)セントで引けた。
コーンにとって収穫作業はかなり進んで来ています、支援材料が薄い中でファンドが抱えている大量の買い建て玉をこの先も維持していくのか注目されます、ただこれからは農家筋の売りヘッジもでやすい時期で上値は限定されると思います。
東京市場
コーンはシカゴ安であったが寄り付きはまちまちで始まった、その後夜間取引が上昇したことや大豆の急伸を受けた押し目買いに値を伸ばし先限11月31.100円(+470)前場を終えた。後場からは支援材料不足から伸びきれず利食い売りに上げ幅を縮小させ11限は31000円(+370)で終了した。国内定期は高値圏いるもののシカゴの12限は350.00を一進一退しているわけで、国内に売り圧力がでやすい状態だと思います。31.000円以上の買いは控えたい。
NON-G大豆は押し目買い人気などでシカゴ安にもかかわらず、確りして始まりその後も夜間取引高に地合いを強め先限8月が62.470円(+710)まで反発して前場を終えた。ただ後場からは前場より商社が売りを這わせたことで、戻り売りと利食い売りが優勢となり期近は大幅安となり先限も上げ幅を削り先限のみ小幅高の61.930円(+70)で引けた。
石油市場
NY原油は反落。11限は引き続き地政学上のリスクや堅調な地合いを背景に史上最高値の89.0ドルをつけた、しかし、その後は買われ過ぎ感などから調整場面の売りに下押しされて87.40(-0.21)ドルで引けた。今現在の環境から天井を打ち急落する可能性は薄いと思われますが、ロングポジションを取っているファンドの動向を注視したほうが賢明です。
東京市場
寄り付きは昨日が下げ過ぎたことから買い方の押し目買いに反発し、ガソリン先限4月68.230円(+320)灯油68.250円(+500)原油55460円(+470)で始まり、3品とも値動きは荒っぽかったが、地合い堅調な商状で引け、先限ガソリン4限68.610円(+700)灯油68.200円(+450)原油55430円(+440)で引けた。今は値動き激しなってことから大きく突っ込んだら買いをいれていく方がいいと思います。