時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月4日デイリーレポート

2007年10月04日 17時02分26秒 | デイリーレポート
10月4日(木)
穀物シカゴ市場
大豆は総じて反発。小麦相場が安寄りして9.00ドルを割れた後、急反転となり上伸したことと、連日の売りが途切れた後強気の需給見通しをはやしたファンドの買いに昨日の引け値を上回った、またブラジル産地の雨不足も支援材料となった、11月限951.00セント(+7.25)で終えた。
コーンは総じて続落。小麦や大豆が反発したことでプラスになったが収穫進展と高イールドの報告が圧迫されファンドの売りなどに値を沈ませた、12月限344.50セント(―4.25)で終えた。
シカゴの小麦が目先天井をつけたと判断したがすぐに反発したこと今日の夜間取引も急伸したことから、大豆、コーンの大幅な下落はしばらくは難しくなったと思います。
穀物東京市場
NON-G大豆はシカゴの反発や夜間取引高に押し目買いと売り方の買戻しなどで反発し期先8月限は58.890円(+370円)まで戻したが、その後は利食い売りに値を下げて期先8月限は58.720円(+200円)で前場を終えた。後場に入ってから納会にらんだ期近の上伸に期先が地合いを強くして10月限は59.180円(+660)の大幅高で終えた。
コーンはシカゴ安であったが夜間取引高や円安好感して期先3本は反発して始まった、その後ファンドが期先を中心に各節で手仕舞い売りが大量に出していたことで売り方の利食い買いと押し目買いが交錯しあって前場を終えた。期先11月限28.600円(+170円)後場は納会を控えた当限が売り方の買い戻しに急伸したものの、期先限月かは昨日までの地合いの悪さから人気がいまいち続かず、寄り付き値と変わらず近くで終えた11月28.640円(+210)
石油
原油は小幅続落。米エネルギー情報局(EIA)からの発表された週間在庫統計で、原油在庫が予想外に増加したことを嫌気した売りに大台の80.00ドル割り込んで切り下げたが下値では製油所の供給トラブルの不安があるため相場を押し上げる展開となり狭いレンジでもみ合いとなり11月限は79.94ドル(―0.11ドル)で終えた。
東京市場
外電は小幅安により寄り付きは製品のガソリン、灯油は続落して始まった、その後為替が円安に振れていることや昨日の強い基調を継続してファンド筋の買いが先行し下値から大幅に値を戻しガソリン4月限66.720円(+450円)灯油4月限64.530円(+530円)に地合いを強めて前場を終えた。後場に入ってからファンド筋と日計り商いの手仕舞い売りなどが優勢となりガソリン4月限66.210円(-60円)灯油4月限64.080円(+80円)と大幅に値を下げて終えた。