時鳥れぽーと

このレポートは情報提供の一環であり、投資勧誘を目的に作成していません。最終的な投資判断は、ご自身の判断でお願いします。

10月11日デイリーレポート

2007年10月11日 16時58分07秒 | デイリーレポート
10月11日(木)
穀物シカゴ市場
シカゴ大豆は大幅続伸。収穫面積の引き下げ予想やパーム油高などをはやした投機買いに上伸した、その後もブラジル産地の土壌水分不足をはやした買いと、需給報告が強気になるとの思惑なので売り方の買戻しに続伸して引けた。11月限968.25セント(+18.00)
シカゴコーンは大豆、小麦高を好感したことと需給報告を金曜に控え、売り方の買い戻しに地合いを強め12月限は347.25セント(+4.75)で引けた。
東京穀物市場
NON-G大豆はシカゴの急伸を受けた買いや買戻しが優勢となり期近から続伸となり期先8月限は60.200円(+610円)と大台に乗せたことで、先限での高値(59.680円)を更新し大商いとなって寄り付いた、その後はやや利食い売りが先行したが地合い強基調のままで前場を終えた。後場になっても基調は強く新規の材料はなかったが、利食い売りや新規売りを売り方の踏みと買い方の追撃買いが優勢となり上昇し先限などが新高値を更新させて先限8月限は60.560円(+970円)の大幅高で終了した。
コーンはここに来て期近の騰勢が継続し寄り付きより買いや買戻しが優勢となり続伸し期近1限が連続ストップ高の30.740円に張り付き、期先までが全限大台の30.000円を超え地合いを強めた商状で寄り付いた、その後も商いは活況となり堅調地合いに推移し先限9月は30.110円(+400円)で前場を終えた。後場にはいっても当限11限がさらに上昇を続け32. 770円(+1.080円)まで急騰したことで、期近より鎖や寄せする格好となり前2本がストップ高に期先3本も大幅高となり先限9月限は高値を(30.280円)更新させ30.290円で終了した。10月9日現在で海上フレートは109.18ドルと最高値を更新させていた。
石油市場
NY原油は前日に80ドルを回復したこなどで、底堅さなどを背景にしたテクニカルな買いや週間在庫統計を前にした売り方の買戻しなどとファンド筋の買いに11月限が81.30ドル(+1.04)まで続伸して終えた。NY原油市場は先行きの供給不安があることやドル安傾向になっていることを踏まえますと、近い時期に84ドルを超える最高値の出現する可能性が強まっていると判断します。
東京市場
NY原油の続伸を受けた買いや買戻しに、原油、製品ともに軒並み続伸して始まった。その後は期先を中心にファンドの買いなどがガソリン、灯油に先行させ上げ幅を拡大させて先限4月ガソリンは68.470円(+1.010円)灯油66.600円(+1.440円)で前場を終えた。
後場になっても高値に推移していることから、売り方の踏み玉などがでやすくなり、かなりの買いが出た模様で利食い売りになど売り買いが交錯し出来高も増えて高値圏で引け原油先限4月53.720円(+820円)、ガソリン68.610円(+1.150円)、灯油引66.690円(+1.530)で終了した。